お肉は添えられた岩塩、もしくはわさび、島根産醤油、九州産醤油の薬味でどうぞ。中央の島根産醤油「出雲むらさき（井上醤油店）」は、昔ながらの製法で2年もの長い年月をかけて作られる希少な醤油。天皇陛下御用達の逸品なのだそうです。

お酒が飲めない人にも嬉しいのが、ノンアルコールメニューが充実していること！　ご来店してくださった皆さまに楽しんでもらいたいという想いから多種多様なドリンクが用意されています。美味しさもさることながら、見た目にも楽しいドリンクに大盛り上がりすること間違いなしです！

店内には福岡市在住のイラストレーター作のアートが飾られています。モチーフは牛や豚。それぞれにストーリー性があってとても可愛らしい作品ばかりです。

安心・安全な無農薬の野菜や果物、地産地消にこだわりながらも、全国各地で素晴らしい食材を作る生産者の想いも乗せた料理を提供されている。この5年を振り返ってみて、たくさんの出会いがあったと馬場さん。全国各地の生産者や飲食店、お客様との繋がりから、新たな生産者や食材と出会うこともできたと話してくれた。また、店休日を利用して生産者の元へ直接足を運ぶことも多い馬場さん。「生産者さんが長い年月をかけて研究し、育ててこられたものをパパっと調理させていただいている身なので、生産者さんの苦労や想いを知る必要があると思っています。と同時に、その食材が育った土地の美味しいものや文化を体感することで、色んなヒントをいただいているのも事実ですね。」と話してくれた。

また、飲食店の改革にも積極的に力を入れたいと語気を強めた馬場さん。同店は週休2日制を採用し、自分時間や家族と過ごす時間を大切にしている。「飲食業って過酷な労働環境というイメージがあると思うのですが、何のために働くのかといえば〝人間らしく生きていくため〟だと思うんです。お金を生み出すことももちろん必要ですが、人間らしく生きるためには〝幸せ〟を感じるられる時間を持たなければいけません。過労で体を壊したら元も子もないし、仕事のせいで子どもの学校行事や部活動の試合を見に行けないなんて、幸せじゃないですよね。過ぎていく時間は取り戻せないので、自分だけでなく、共に働くスタッフの幸せも考えてあげられる経営者でありたいと思っています。」と馬場さん。一概には言えないが、飲食業界に、少しでも働きやすく公平な労働環境で、人間らしい生活が送れる風潮が広がっていってほしいと願っている。

読者の皆様へメッセージ
「安いものには訳がある。高いものには物語がある。」

最後に読者の方々に伝えたいことは？と聞くと、「添加物や農薬を使用した食べ物を食べ続けると、身体を壊してしまう可能性が高くなります。私たちができることは、来店してくださったお客様にできるだけ安全安心で、なおかつ美味しいものを提供することです。医食同源（＝日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方／Wikipediaより引用）と言いますが、食事は体を作る源であり、人と人を繋げるものです。〝食〟がただ単純に空腹を満たすものではなく、家族や友人、友達や恋人と、同じものを食べて、美味しさも共有して、心を繋げ、絆を深める存在であってほしいと思います。そして、色んなことには裏があります。安いからという理由で手に取るのではなく、なぜ安いんだろうと考え、気が付き、読み解くことが出来る女性が素敵だなと私は思います。」とメッセージをくれた。

※写真はイメージです

ご紹介致しました唐津 孤高の肉バル カルネスタ様より、抽選で合計21名様に読者プレゼントをいただきました。こちらはランチでもディナーでもご利用が可能です。ぜひご応募いただき、大切な方と至福のひとときをお過ごしください！