EBISUステーキ

こちらは1階。窓から差し込む自然光で明るい店内。カウンター席とテーブル席があります。

焼肉笑屋で18年勤務した店主の松尾さんは、独立に向けて1年以上の準備期間を経てオープンの日を迎えた。

そんな松尾さん、実はコロナ禍での独立への不安もあり、準備期間が長くなったという。そして、その背中を押したのは一番近くで支えてくれた奥様だったそうだ。「『やってみてダメだったら店も家も全部売って、実家のうどん屋さんで働けばいいじゃん^^』という嫁の言葉で、抱え込んでいたものがスッと楽になりましたね。それに加えて周りの仲間の後押しや支えがあってオープンの日を迎えることができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。」と松尾さん。そう語る眼差しに、3人の小さなお子様を育てるパパの覚悟を感じた。

目指すお店は〝お客様が居心地良く過ごせる空間〟。提供する料理が美味しいと感じるか否かはそれぞれだが、対価をいただいている以上、接客を含めてお客様に気持ちよく過ごしていただくことが一番大事だと話してくれた。そして、市議会議員だったお父様から受け継いだ〝佐賀市を良くしたい〟という想いも忘れてはいない。まだオープンしたばかりだが、今後イベントや企画などで街に賑わいを取り戻し、佐賀市や呉服元町に少しでも貢献できたらと、明るい未来を見据える松尾さんだった。