2019.2月号
ナビゲーター/RIE
美味しいパンと陶芸品
我楽房
お!こんなところに大きな一軒家が。
自然に囲まれた通路を歩くと…
そこには石窯でパンを焼く「我楽房」というパン屋さんがあった! でも看板には陶芸、珈琲、燻製の文字。んん! どういうことなんだろう?
お店の周りにある森の中でマイナスイオン浴びちゃったりして。
え! なにこれ! お店の裏に大きな穴を発見!!
これ、実はご主人お手製のスピーカーなんだって! 木製だからこそ感じられる重低音の響きにRIEちゃんも興味津々♪
オーナー 藤田さん
人の世話も陶器もパンも焼くという「焼きもの」やさんの藤田さん。38年目を迎え、ここに移転して17年目だそう。「竜童窯我楽房」として旦那様が陶芸を作り始め、その窯を利用してパンを作るようになったのだ。旦那様が家族のおやつとして焼いてくれたのがきっかけで、当時はコタツの中でパンを発酵させ、焼き物を焼く窯の余熱でパンを焼いた。
ここでは石窯の余熱・輻射熱を利用して焼くため、1日にワンサイクルしか稼働しないのが特徴。窯の温度に合わせて11種類のパンを焼き上げるのだ。今では我楽房のパンを求めて、厳木駅から歩いて坂を登り、背負ってきたリュックの中にパンを詰めて帰っていくファンもいるという。前佐賀県知事の古川さんもよくご来店されていたそうだ。その人気は佐賀県内にとどまらず、全国各地からお取り寄せ・問い合わせの連絡があるという。一時期は輻射熱で焼き上げる製造方法を学ぶために日本中から視察に来たそうだが、非効率的な作業であるため断念する人が多かったよう。製造方法もさることながら、その味は他に類を見ない美味しさだ。まさに佐賀、日本が誇るべき文化だと言えよう。
美味しいパンの紹介
さてさて、ここからはパンの紹介! この我楽房のパンは「石窯の輻射熱」で焼き上げるというとっても珍しい作り方をしてるんだよ♪ でもでも、この作り方では手間も時間もかかるから、1日1回しか焼かない。だから売り切れごめんなんだって。
お買い上げの袋には筆文字で商品名を書いてくれるよ♪
あらまん(アラマンサスと食物繊維)1,620円/スモーク・ド・パン(蕎麦粉・全粒粉を桜燻製)1,620円
じゃぱん(完全無油脂のお米と五穀のパン)1,080円
ずっしりと重たい! 全国発送もしてくれるんだって♪
しんぼう(無農薬野菜)1,080円
常連のお客様もいらっしゃってたよ♪
珈琲と陶芸品
石窯の余熱で焙煎した自家製のブレンド珈琲。豆を購入することも出来るし、お店で飲むこともできるよ。
酸味を抑えたほのかな甘さと清々しい苦みが特徴。
そんな美味しい珈琲が入った器は旦那様が作っている陶芸品。旦那様は以前は、近所の分校(現在は廃校)に通っていた子供たちや保育園の子供たちと一緒に野焼きで縄文土器を作ったりして、焼き物の楽しさを子供たちに教えていたそう。
味わい深いお猪口。
土の風合いがとてもいい。
これでぜひ熱燗をいただきたいね。
お店の様子
お店の入り口。
店内に入ると陶芸品がズラリ!
壁には野鳥の写真や植物。
自然光が差し込む店内。
珈琲が楽しめる喫茶コーナー。
名称 | 我楽房 |
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住所 | 唐津市相知町楠175 |
TEL | |
営業時間 | 10:00 ~ 18:00 店舗:金・土・日・祝祭日 通信販売受付:水~日曜日 |
定休日 | 月曜、火曜 |
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駐車場 | 20台 |
HP | |
アクセス | 多久ICより車で約10分 厳木駅より車で約5分、徒歩約20分 |