1日分の野菜が一食で摂れるカレーランチをはじめ、佐賀ではまだ馴染みの薄い「ロースイーツ」なるものも…。まずはお食事メニューから紹介していきます！※表記は全て税込み価格です。

【人気No.1】1日分のお野菜カレーランチ　1,210円

　▪ご飯の大盛りは100gにつき＋100円
　▪ミニカレーの佐賀牛＆伊万里牛すじカレーへのアップグレードは＋200円

こちらはお野菜プレート。こんなにたくさんの野菜を美味しくいただけるプレートは嬉しすぎます！ 特に感動したのはいちじくと茄子の田楽👀 ぜひ召し上がっていただきたい一品です！ 取材日のプレート内容は、メインの豚肉のソテー、副菜の豆乳とくず粉で作った豆腐、レンコンのグラタン、サラダ、鶏ささみときゅうりの和え物、いちじくと茄子の田楽、モッツァレラチーズとトマトのバジルソース和え、コラーゲンゼリーでした。コラーゲンゼリーはそのまま食べてもよし、サラダに入れるもよし、カレーに入れてもよし。メインは週替わり、副菜とデザートは日替わりです。

佐賀牛＆伊万里牛すじカレーライス　1,210円

内容：カレーライス（ご飯300g）＋サラダ＋副菜2種＋週替わりメイン
こちらの「佐賀牛＆伊万里牛すじカレーライス」は移動販売を初めた当時からずっと変わらない味なのだそうです！ 油を一切使用せず、佐賀牛＆伊万里牛のすじと10種類のお野菜、果物を使用し、形がなくなる極限まで煮込むカレーは完成までに丸3日かかるとのこと。柔らかい牛すじがゴロゴロと入っていて、カレーライスの上には週替わりのメインもトッピングされているのでボリューム満点！ 口に入れた瞬間に感じる野菜と果物の甘みと、後から来るスパイシーさがクセになること間違いないしです！
　▪ご飯の大盛りは100gにつき＋100円
　▪本日のプチデザート追加は＋100円

テイクアウトメニューもあります！
カレー付 お野菜ランチ　850円 

砂糖、乳製品、卵、小麦粉を一切使用せず、フルーツ、野菜、生ナッツ、天然甘味を使用して作られる「ロースイーツ」は〝ヘルシースイーツは美味しくない〟という概念を吹き飛ばすほどの美味しさです！

ロースイーツを提供するにあたり、たくさんのロースイーツを取り寄せて、味も見た目も一番だと思う先生から技術を学んだという店主。ケーキのクリームには、なんとペースト状にしたアボカドを使用することもあるらしく、オーダーに合わせてカカオパウダーや抹茶パウダーなどを混ぜ込むのだそうです。ロースイーツはランチのセットメニューであるミニロースイーツの他、ホールのみ、フルオーダーの完全予約制にて提供されています。大変好評のため、ロースイーツのスタンダードメニューを作成中とのこと。また、今後ロースイーツのアソートセットがお得にお取り寄せできる「定期便」も登場するそうなのでぜひお楽しみに✨

美容関係の仕事で10年以上働いた経歴を持つ、代表の峯裕子さん。当時は海外出張も頻繁に行かなければならず、2人のお子さまと過ごす時間が取れない日々が続いたという。お子さまたちとの時間を確保するために好きだった美容関係の仕事を辞めることを決意。自分で働き方を決められるような仕事はないかと周囲に相談し、出会ったのがキッチンカーだった。今でこそイベントなどでキッチンカーを見かけることは増えたが、当時の佐賀にはキッチンカーの文化はまだ根付いていなかったという。せっかく佐賀でやるのだから、地の物を使った商品を提供したいと「佐賀牛＆伊万里牛のすじカレー」を考案。2014年にスタートしたカレーのキッチンカーはイベント毎に盛況を収めている。

そこで考え出したのが〝店を構えること〟。守らなければいけない店舗があることで、その時が来たら、キッチンカーの現場仕事をスタッフにお願いするという〝自らの引き際〟を気持ちよく作り出せるのではないかと考え、2020年5月、実店舗を出店したのだった。店名の由来になった言葉は「暖心（のんご）」。これは峯さんがつくった造語で、提供する側も受け取る側もいつもあたたかい気持ちで居られる場所になってほしいという想いで名付けたそうだ。

コンセプトは〝私、今身体にいいことしてる〟

「全国チェーン店のようなカレー屋さんでも良かったのですが、きっとどこかでまだ美容の仕事を続けたかったという想いがあるんですよね。前職の経験で、身体の中から体質を変えることがどれだけ重要で、難しいことを知っているからこそ、そのお手伝いがしたいなと思い、1日分の野菜が摂れる身体にいいカレーランチを提供することにしたんです。だから、ここで食事をする時に『今日は食べすぎちゃった💦』とか『ダイエットは明日から』ではなく、『身体にいいことしてるな～❤』と言ってほしいです☻」と話してくれた。

エステサロンで施術を終えたあと、コーヒーや紅茶と一緒に提供されるスイーツは体にいいものであってほしいと、確かに思う。それを考えるとロースイーツの需要はさらに増していくのではないだろうか。「ロースイーツを知れば知るほど面白いし、作れば作るほど楽しいです。『スイーツを我慢しなきゃだけど食べたい。疲れたら甘いものを食べたい。ダメだってわかってるけど甘いものを食べてしまう。』 そんな人たちに『どうぞどうぞ、甘いもの食べてください！』と胸を張って言いたいんです。〝食べることで身体にいいことをする〟という私の神髄がロースイーツに詰まっているからこそ、もっと広めたいと思っています。ただ、現状では普通のケーキよりも値が張るので、今後はnongo kitchenを、ロースイーツに気軽に手が伸ばせる場所にしていきたいと思っています。」と、キラキラとした眼差しでこれからの未来を語る峯さんだった。