芸術にルールはない

今回の「イオン佐賀大和美術館」は「みんなのアトリエ」をテーマに観客参加型のイベントを常時展開しています。誰もが参加でき、誰もが楽しめる、〝自己〟を表現するという一点で誰とでも繋がれる。芸術というコミュニケーションツールを使って自分に何が出来るのか是非試して頂きたいです。
作家にとってアトリエは自分を解放する場所です。この「みんなのアトリエ」に来てくださった方々が少しでも自分を解放出来たら幸いです。芸術にルールはありません。自分という芸術を是非この場に残して行ってください。これから12月14日までの期間で「みんなのアトリエ」内でゆっくりと作品を作っていきます。もし近くをお通りの際はちょっとだけ気にかけて見に来て頂けたら嬉しいです。

落描き・楽描きで心を解放

「イオン佐賀大和美術館」の第二弾の準備を進めています。アートに対しても、当然色んな考え方があります。例えば作品づくりのコンセプトも異なります。
・純粋に自己表現としての作品
・権力者や教会・寺社、企業などを含むパトロンの要求に従って描く作品
・画家が食べていくための商品として描く作品
・「ゲルニカ」や「原爆の図」のような反戦や社会問題を提起するための作品
・ウォールアートのように環境を変化させるための作品…等々。
アーティストと呼ばれる人たちも千差万別。みんな違っていいとは思うのですが、自画自賛・唯我独尊で他をけなすといったアーティストはいかがなものかと…。
今回の取り組みは「エンターテインメント（人々を楽しませる娯楽）」に徹したアート・イベントを考えています。老若男女、年齢や性別、国籍に関係なくグローバルに作品作りを楽しむ場をイオンモールの一角に提供する。楽しそうだと思いませんか？　「私は絵が苦手」「私は素人だから。」そんなの関係ねぇ！！　みんな幼い頃に落書きを楽しんだことあるはずですもん。そうでしょ？　ここでは「落描き・楽描き」して心を解放して欲しいと願っています。来週の日曜日には、地元の大和中学校の美術部の皆さんとコラボしてデモンストレーション制作をする予定です。イオン鯨の回りを、たくさんのハートの浪が囲むはずです。