取材日時/2020年8月12日
ナビゲーター/YUKINA & YURIE
地域に愛されるパン屋さんを目指して
~ 2020.4.18 OPEN ~
ぼくがパンに出会って10年
ずっと自分のお店を持つことを
目指してきました。
素材はなるべく顔の見える人から
作り方はパンに無理をさせずに
正直で素直なパンを焼きます。
右往左往はするかもしれないけれど
笑いながら、なんとかなるさと言いながら
前だけを向いてまっすぐ
これからに歩みを進めます。
いろんなつながりがあって
ぼくらがいまここにいることができています。
ありがとうございます。
と感謝をしながら
いまここ、ぼくらがはじめるパン屋から
またやさしいつながりが
作っていけたらと思います。
毎朝パンを焼いてお待ちしています。
NANAROKU pain 店主
オリジナリティ―溢れるパンの紹介
佐賀市唐人に2020年4月にOPENしたNANAROKU pain(ナナロクパン)。営業を開始して半年も経っていないとは思えないほどの人気ぶりです。取材中も客足が一向に途絶えず、パンはどんどんなくなってしまい、写真を撮ることに苦労するほど。今日は数ある種類の中から一部をご紹介します✨
抹茶あんバター240円/あんバター200円
- 抹茶を練り込んだ生地につぶあんと有塩バターをサンドした「抹茶あんバター」と、リュスティックというパンにつぶあんと有塩バターをサンドした「あんバター」です。
クロワッサン160円
- こちらは発酵バターを使用しています。
シナモンロール200円
- 大人気のシナモンロール。中には「くるみ」が入っていてカリカリ、サクサクっとした食感がクセになります!
カプレーゼ 170円
- 生ハム、クリームチーズ、トマトとバジルがサンドされたパンです✨
明太フランス270円
- こちらは蔵出しめんたい(鳥栖市)の明太子を使用。できるだけ佐賀県産の食材を使ったパンを作りたいそうです。
柚子胡椒フランス250円
- 川原食品(佐賀市川副町)さんの柚子胡椒を使用したフランスパン。トースターで軽く焼くと香ばしさが増し、白ワインやシャンパンにも合うおつまみになります‼ 他にはない、感動の逸品ですよ☺️
てりやきチキンサンド 370円
- 自家製のタルタルソースと季節の野菜、てりやきチキンが入った、とってもボリューミーなサンドです!
「てりやきチキンサンドを試食させていただきましたが、お肉もお野菜もとってもジューシーで食べ応えがありました✨ 満足感&満腹感が味わえるのでお昼ごはんにピッタリだと思います🥰」とYURIE。
カンパーニュ420円/ハーフ210円
- ライ麦を使用したちょっぴり酸味のある食事向けのパンです。
リュスティック90円
- 前田農産(北海道)の小麦粉「キタノカオリ」を100%使用したパン。モチモチした食感でお子さまにもおススメです!
クランベリーレーズン180円
- ライ麦を使用した生地にクランベリーとレーズンを練り込んだ、果実味たっぷりの食事向けパンです。
また、スパイスカレーで有名な「旅するクーネル」さん監修のカリーを使ったカリーパンや、Lift coffeeさんのエスプレッソを使ったパンもありますよ🎵
たまごサンド280円
- こちらは自家製マヨネーズで和えたタマゴサラダのサンドイッチ。
フルーツサンド420円
- 季節のフルーツを使ったサンドイッチはおやつにもピッタリですね✨
パンドミ 一本640円/一斤320円
- 生地にヨーグルトとはちみつを練り込んだ食パンでさっぱりとした味わいです!
店主 堀川成正さん
佐賀市出身の店主・堀川さん。以前は吉野ヶ里町にある吉野麦米のパン屋さんに勤務しており、今年の4月、念願だった自身のお店をオープンした。奥様との出会いもパン屋さん。当時、堀川さんはパン職人、奥様は販売員で、職場恋愛の末にご結婚された。そんなお二人のお付き合いが始まったころから「いつか独立したいね」と話していたそうだ。
「僕はパンを作れるけど嫁は作れない。でも、販売やお店作りに関しては嫁の方が長けています。そうやってお互いが、お互いにないものを持っているので本当にいいパートナーだと思います。好みも似ているし、喧嘩も言い合いもしないですね。」と堀川さん。人と関わることが大好きだったことから、人で賑わっている街中でお店がしたいと佐賀市唐人に出店したそうだ。同店の特徴といえばスタイリッシュでお洒落な店構え。職人さんと話し合いを重ねて作り上げたお店には「アマムダコタン(福岡市中央区六本松/ベーカリー)」のオーナーさんが取り扱うドライフラワーがたくさん飾られている。
同店のパンは、長時間熟成で発酵させた高加水の生地を使用している。また、使用する小麦は国産のみ、ショートニングやマーガリンは一切使わずバターを使うこだわりだ。「昔と比較すると今、パンを食べる人は非常に増えたと思います。と同時に、体調を崩す人も増えてきました。その原因は外国産の材料や残留農薬、強いグルテンの影響が考えられると思っています。パンを食べることで身体を壊している人がいるなんて、嫌じゃないですか。
だから僕たちは、できるだけ体に負担のない、むしろ体に良くて美味しい〝いいパン〟を作りたいと思い、できるだけ既製品ではなく手作りのものを使用したパンを焼いています。」と堀川さん。ご自身はカンパーニュやバケットなどハード系のパンがお好きだそうだ。
店主からのMESSEGE
「僕たちは〝地域密着型〟を目指して、『川原食品(佐賀市川副町)』の柚子胡椒や、『Lift coffee(佐賀市呉服元町)』さんのエスプレッソ、『旅するクーネル』さん監修のカリースパイスなどを使用したパンも販売しています。今後も、佐賀で頑張っている方々とのコラボ商品を打ち出して、地元の皆さんに愛されるパンを作りたいと思っています! もちろんまだまだコロナは油断できませんが、少しずつ終息に向かっていって、たくさんのお客様に足を運んでいただけたら嬉しいです。ぜひパンを買いに来てください!」
店内の様子
大きな窓から陽の光が差し込む明るい店内。
インテリアも可愛らしく温かみを感じます。
ドライフラワーの装飾がなんともお洒落な雰囲気を醸し出しています。
こちらはNANAROKU painオリジナルのサコッシュです。トートバックなども販売されていますので、ぜひ手に取ってみてください🎵
オープンから常に客足が途絶えず、並んでいるパンはすぐになくなってしまいますが、随時追加で焼き上げられていますので安心してご来店ください✨
名称 | NANAROKU pain(ナナロクパン) |
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住所 | 佐賀市唐人2丁目2-14 |
TEL | |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 月曜、第2・4日曜 |
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駐車場 | 近隣の無料駐車場をご利用ください。 |
アクセス | JR佐賀駅より徒歩約11分 佐賀大和ICより車で約16分 |