取材日時/2021月5月12日
ナビゲーター/CHIE & NARUMI

一度食べたら病みつきに!?
至極の逸品「えびフライ」


三養基郡上峰町坊所

一般的なえびフライを食べた時、「半分以上が衣じゃん…」という経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか? しかし!! こちらの「EBI研究所」さんが作るえびフライは一味も二味も違うんです!まず、同店のえびフライは〝衣率20%の超薄衣〟 なので海老本来の美味しさがダイレクトに感じられます✨ そしてこだわりは衣だけではありません!

海老のブリブリっとした食感を残すために、引っ張ったり、伸ばしたり、叩いたりせず、〝あえて曲がったまま〟なのも同店のえびフライの特徴。組織が壊れていないのでブリブリとした食感が存分に味わえるのです!「ここのエビフライ以外食べられなくなりそう…。」とぼやくお客様も多いとか。実際に私もモデルたちも口を揃えてぼやきました(笑)
全て手作業での製造なので大量生産ができないうえ、注文が殺到しているため常時品薄状態とのこと。ふるさと納税や百貨店のお中元・お歳暮ギフトでも取り扱いされているため、繁忙期になると3~4ヶ月待ちになることもあるそうです! 本日は、そんな人気のえびフライの真相に迫ります!


大人気の絶品えびフライ
試食させてもらいました!!


神ってる! 神えびフライ(無頭)揚げ 100g 600円/冷凍 100g 550円
※1尾約220円~となります。ご注文はグラムではなく本数でお願いします。

 

見てください!! この立派なえびフライ!! なんと1尾約40gもあるブラックタイガーが使用されていて、中でも形・大きさ・良質なものだけを選別して提供しているそうです✨ そして何と言っても驚きなのがその味!! 口に運んだ瞬間、こんなに美味しいえびフライを食べたのは初めてかもしれない…と衝撃が走ります。海老の背中の模様が浮き出るほど〝超薄衣〟なのが見ただけで分かりますね!


おどるえびフライ えび姫(有頭)揚げ 1尾 270円/冷凍 1尾 240円
 
「無頭と有頭、どちらも食べさせてもらいましたが、全く臭みを感じなくて本当に驚きました! 選別や下処理から調理まで、愛情込めて丁寧にされているのが食べると分かります☻ 下味はこだわりの沖縄県産の塩だけらしいのですが、こんなに海老の旨みを感じるえびフライは初めてです。何もつけなくてもそのままで美味しい、ボリューム感満点の逸品です✨」とCHIE。

同店の商品はすべて、保存料や添加物は一切使われていないのですが、冷凍の場合、特殊な方法で急速冷凍されているので、約1年間の長期保存ができるのも嬉しいポイント。1つ1つ丁寧に手作りされた〝安心安全〟のエビフライですよ!

その他取り扱い商品の紹介



海老の神開き5尾入り 1,100円
※こちらは店頭でも冷凍のみの販売となります。
揚げるだけの冷凍えびフライよりも、もっと簡単な調理で海老を美味しくを食べたいとの要望に応えた商品がこちら。下味には岩塩ベースのハーブ塩が使用されています。お酒のおつまみとしてはもちろん、BBQ、お弁当のおかずとしてもGOODです! その他、ぷりぷりのむきえび(500g1,550円)や、フィッシュ棒(白身フライ:揚げ 100g200円/冷凍 100g170円※1枚約85円~)などがあります。

EBI塩セット 300円
何もつけなくても美味しい同店のえびフライですが、味変を楽しめる「塩セット」もあります! 味はカレー塩、レモン塩、抹茶塩、セロリ塩の全4種類。実際に食べてみましたが、中でもセロリ塩の美味しさには痺れました!! えびフライだけではなく、どんな料理にも使えるので食卓に常備しておきたい調味料です。その他、自家製のタルタルソース(1カップ100円)も販売されています。

オリジナルギフトBOX 

こちらは贈り物として喜ばれるEBIのオリジナルギフトセットです。おうち時間が増えている今、ちょっとユニークなお中元・お歳暮を贈ってみてはいかがでしょうか☻


海老セットMサイズ 4,000円
【内容】えび姫・神えびフライ・海老の神開き(各5尾)※未加熱冷凍加工

海老セットLサイズ 8,000円
内容:えび姫・神えびフライ・海老の神開き(各10尾)※未加熱冷凍加工

敷地内にある自動販売機


店舗敷地内に設置してある自動販売機には、無頭の神えびフライ5尾・11~12尾、有頭のえび姫8尾、海老の神開き5尾、フィッシュ棒410g約8枚が 冷凍の状態で販売されています!

価格は店内と同じ、もしくは自販機の方がお得になっているそうです!

売切れの場合は自販機の画面に表示が出ます。商品補充の際にはInstagramにて情報を発信されていますのでそちらでご確認ください。

可愛いバッジを発見!


店頭販売所でエビフライを模したバッジを見つけました☻価格表示が〝賞味期限〟のシールに記載されているのがなんとも粋ですよね✨

【…ちょっと裏話】実はこれまで海老が苦手だったNARUMI。それをすっかり失念して取材に同行させてしまった私は申し訳なさでいっぱいだったのですが…。同店のえびフライを恐る恐る一口食べて、「え、美味しい…。うん、美味しい! 私、ここのえびフライなら食べられる!」と、パクパク完食してしまいました👏 えびが苦手な方もぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?^^

江口 紘基 さん
EBI江口魚株式会社 社長



「〝えびフライといえばEBI〟って言われるようなお店になりたいですね。」と語るのは、社長の江口さん。プリンで言うところのプッチンプリンのような位置づけになりたいという野望をお持ちだ。全て手作りでありながら品質を落とすことなく安定した供給を提供していきたいと話してくれた。そんな江口さんは、この仕事を始める前は半導体メーカーに勤務。数年前にガンを患い、1年半の闘病生活を送った過去がある。

「当時を振り返ってみると、私もきつかったですけど、それよりも妻の方がしんどかったと思います。私ががんを患った1ヶ月後に義母もがんを患い、2人の看病と家事育児をたった1人でやってくれていたので。私が死ぬかもしれないという不安の中、体力的にも精神的にもきつかったと思います。」と江口さん。ご自身のことより奥様のことを気遣う優しさに、思わず胸を打たれた。そんな奥様とは高校時代からのお付き合いで21歳の時にご結婚。「長いこと一緒なので、それが当たり前という感じですね。サラリーマン時代は県外や海外を飛び回っていて家に帰れないことがほとんどでしたが、この仕事を始めてからは職場でも家でも一緒に居れています。」と、仲睦まじい様子が印象的だった。


がんを克服し、一度は熊本で職場復帰を果たした江口さんだったが、熊本地震の影響を受け、工場内の機械が全滅。それを機に10年以上勤めた半導体の仕事を辞め、ご実家である鮮魚店(神埼市)の手伝いを始めたのだが、江口さんには 〝家業が魚屋なのに生魚が食べられない〟というウイークポイントがあった。それを強みに変えたのが〝えびフライ〟だったのだ。
「生魚が苦手な自分が自信をもってお客様に提供できるものは何かと考えた時、目についたのがショーケース内にあった〝えびフライ〟だったんです。生臭さに敏感で生ものが食べられない人は私だけではないだろうとの思いから、生ものが苦手な人でも食べられるものを作りたいと思って。それから数ヶ月は21時に魚屋の仕事を終えた後、夜中の3時近くまで毎日エビフライの研究や開業準備をしました。」と江口さん。そうして「EBI研究所」が誕生。必要最低限の広さしかない小さなコンテナからスタートし、2020年2月に現在の場所に移転した。

「創業当初から宣伝広告を出していないのに、お客様に求めていただけたり、色んな媒体様から取材していただけているのは、きっとお客様の口コミ効果なんだと思います。使用する素材、下処理、下味、衣、揚げ方。すべてにこだわりを持って作っているので、反響が大きいのはやっぱり嬉しいですね。全国発送もやっているので、佐賀県内にお住まいの方はもちろん県外の方でも公式HPからご購入いただけます。」と江口さん。コロナ禍において自粛ムードがスタンダード化している今、同店の絶品えびフライで〝おうちごはん=楽しい時間〟になればと思う。
名称

EBI(イービーアイ)研究所

住所

三養基郡上峰町坊所3028-1

TEL

☞ 0952-48-0343

営業時間

11:00~18:00

定休日

日曜

駐車場

10台

Instagram

☞ EBI研究所 Instagramページ

アクセス

JR吉野ヶ里公園駅より車で約6分