親も子も孫も
安心して集える癒しの場
佐賀県のほぼ中央に位置するへその街、江北町に素敵なスポットが出来たことをご存知ですか? 元々この場所はイオン江北店の駐車場だった場所で、一言で言うと〝街中のオアシス〟。この公園全体が江北町の縮図になっている「箱庭」なのです!
敷地の外から見るとただのコンクリートの大きな壁ですが、一歩足を踏み入れるとその印象はガラリと変わります!
見てください! なんという開放感でしょう! 青空の下に広がるハート型の芝生とその周りを囲む草花が目に飛び込んできます。さらに奥には木の温かみを感じられる建物があります。建物内にはカフェ、フリースペース、幼児もゆっくり過ごすことのできる「こどものへや」があり、小さなすべり台や絵本が置いてあります。
芝生を囲むようにある遊歩道のそばには滑り台やブランコ、ジャングルジムが設置してあり、その足元にはウッドチップが敷き詰められています。
※新型コロナウイルス感染症対策のため、現在はぶらんこ、すべり台、ジャングルジムの利用が禁止されています。
オープン以来、芝の生育のため立ち入り禁止となっていた園庭の芝生は2020年4月29日に解禁されるそうです。
園庭には覗き穴が設置されています。今季の春夏で木が生い茂ると、さらに多くの緑に囲まれます。とっても楽しみですね~♪
公園利用のルールとして、火の使用と自転車の乗り入れは禁止です。ペットは芝生や建物に入らないこと、リードをきちんとつけてフンの後始末をすることをお願いされています。
建物の入り口には、以前ひふみ通り振興会と佐賀大学が、地域活性化事業の一環で作成された屋台があります。週末になると地元の生産者さんが作った採れたて野菜が並び、無人販売所になるそうですよ。
屋外のテラスや敷地内にレジャーシートを敷いて持参したお弁当を食べる人もいらっしゃるそうです。
心地よい風を感じながら素敵なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
こちらは屋外に設置されている公衆トイレ。
車椅子を利用されている方でも安心してご利用いただける広い多目的トイレもあります。
手すりや小さなお子さんのおむつ替えシートも完備されています。
37Caféのおすすめメニュー
建物内にある37Caféさんのお食事はどれも絶品です! 料理を担当するシェフの黒岩さんは、福岡で11年働いたのちに地元・江北町にUターンされました。江北町の農家・ベリーボタンさんの野菜をはじめ、できるだけ地元産のものを使用されています。月替わりの生パスタや季節替わりの本格スイーツなど来店するお客様を飽きさせない工夫も盛りだくさん♪ 癒しの空間で親子で心から安心して楽しめる、そんな場所にしたいと語ってくれました。
※表記はすべて税込み価格ですのでご注意ください。
スパイスチキンカレー 980円
ありたどりや季節の野菜がふんだんに使われています。約10種類のスパイスを独自で調合された、至極の逸品です。スパイシーがクセになる、カレー好きにはたまらない美味しさですよ!
今月のパスタ 1,100円
月替わりのメニューで4月はナポリタン。モチモチの生パスタの食感とコクのあるトマトソースに思わず酔いしれる…
「とっても美味しいのでこれは是非、たくさんの方に味わってほしいです♡」
季節替わりの本格スイーツと水出しコーヒー。本日のスイーツは桜あんのホイップが乗った 「抹茶タルト」。桜パウダーの塩気と抹茶の苦味、クリームの甘み、全てが口の中で一つにまとまった時、思わず感動を覚える素晴らしいスイーツです。
レモンスカッシュ 450円(季節限定メニュー)
国産のレモンを使用した自家製のシロップを使ったレモンスカッシュです。
※夏季にはほかの炭酸系ドリンクをご準備します。
箱庭を眺められる素敵なテラス席も完備されています。
その他ランチメニューには、キッズプレート(550円)やクロックマダプレート(950円)もあります。ドリンクセットは+200円、デザートセットは+350円です。
交流棟の様子
こちらはフリースペースです。Wi-fiも完備されているためこの場所で仕事をしたり、勉強したりする方もいらっしゃるそうですよ♪
国産の杉の間伐材やポプラ材、オーク材など色々な種類の木材で作らたチェアです。
こどものへやには幼児向けのジャングルジムと滑り台があります。
読みやすい本や絵本がたくさんあります。
文字や絵に触れて、たくさん感性を養ってね♡
※ 新型コロナウイルス感染症対策のため、現在交流棟は臨時閉館しています。
みんなでつくる公園
2018年1月に行われた住民説明会をきっかけに始動した「みんなの公園」プロジェクト。2019年11月にオープンして以降、スタッフさんはもちろんのこと、地域の方々のアイデアも取り入れたイベントなどが開催されており、その名の通り「みんなの公園」としてたくさんの人たちの憩いの場となっている。
この辺りは新興住宅地で、近くに公園がなかったことから町が主導となって公園建設を企画。当時、せっかく公園を作るなら町のシンボルとなって町民のだれもが利用したくなるような公園にしたいと町長さんがおっしゃっていたそうだ。街中のオアシスを目指して作られた公園は四方を木々に囲まれた「箱庭」になっており、この公園全体が江北町の縮図になっているのもまた面白い。
しかし、他の公園と比較して遊具が少ないと感じる。そこには、子どもがメインの公園ではなく、幅広い年代の憩いの場であって欲しいという願いが込められているのだった。建物内ではWi-fiも完備されているため仕事をしたり、勉強したり、園庭を散歩をしたりと活用方法は人それぞれ。夜になれば美しい照明に照らされた「おたけの丘」を眺めることができ、ゆっくりとくつろげる癒しの空間になっている。
訪れる人はお子さま連れはもちろん、ご年配の方、町民だけでなく町外からのお客様も多いそうだ。授乳室やおむつ替えシート、多目的トイレなどが完備されていて、至る所にやさしさのカタチが見て取れる。
取材に際してお話を伺った公園ディレクターさんは、公園の管理の他にイベントの企画や運用、それに伴うチラシやみんなの公園通信の作製などを担当されている。
みんなの公園通信とは、公園で行われたイベントの様子や園内の出来事を町民にお知らせする配布物で、地域の回覧板などで配られている。「若い人たちは私たちが発信する情報をSNSでキャッチしてくれますが、SNSを利用されてない方やご年配の方にもみんなの公園のことを知って欲しいと思って通信の作成を始めました。この場所が〝自宅のリビングの延長のような、誰にとっても居心地のいい場所〟になってほしいです。」と話してくれた。町内、町外、大人、子ども。分け隔てなくヒト・コト・モノを結び付ける素敵なスポットが、たくさんの人たちに愛される場所になってほしいと願っている。
名称 | みんなの公園 |
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住所 | 杵島郡江北町大字佐留志1380番地1 |
営業時間 | ※新型コロナウイルス感染症対策のため、現在交流棟は臨時閉館、屋外遊具は使用禁止となっておりますのでご注意ください。37Cafeのみ営業しております。 ※以下は通常時の営業時間です。詳しくはみんなの公園・37Cafeの公式SNSをご確認ください。 ■みんなの公園 6:00~21:00 ■交流館 9:00〜21:00 ※12/28〜1/3は休館。 ■37Café 11:00~18:00 ランチタイム 11:00~14:30 カフェタイム 14:30~18:00 ※Café定休日は木曜 ※12/28〜1/3は休み |
TEL | 0952-86-5625 |
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駐車場 | 25台 |
アクセス | 有明沿岸道路 芦刈ICより車で約9分 JR肥前山口駅より徒歩約7分 |