編集長KENTOの対談コラム


次世代のリーダー


青木 理奈さん
マルチタレント・ラジオパーソナリティー・イベントMC etc


うら若き22歳の誕生日にフリータレントとしての活動を開始した青木さん。以来、セルフマネジメントを貫き28歳の今日までたくましく業界を生き抜いてきた彼女の生き様には、信念を貫く強い女性の一面も垣間見える。一方、テレビや雑誌を通じて可憐に見えるルックスからは想像できなかった彼女のキャラクターのオモシロさにも少なからず驚いた。今回は、各方面でマルチに活躍するタレント・青木理奈という女性を紹介する。
人物紹介
青木 理奈
メディア(TV・ラジオ・WEB)にて活躍中のマルチタレント「青木理奈」。
佐賀県生まれ、佐賀県育ち、佐賀県を中心に、地元に密着したスタイルでマルチに活躍している。(2011年~)司会やイベントMC等では、外見だけでは想像もつかない対応力にて、共感を得やすいトークスタイルで会場の雰囲気を作り上げることが出来る。声質は、印象に残りやすく、耳障りのいい声で、状況や作品に合わせ様々な状況に応じてアレンジでき、ニュース読み、式典から、子ども向けや、ライブイベントまで対応可能。
現在は佐賀県を中心に活動中。2013年度より九州、関東でのメディア、イベント露出も定期的に行っている。
(現在では、ステージパフォーマンスの中に歌を取り入れ、少しでも多くの人に幸せを感じてもらえるよう邁進中。※オリジナル楽曲有り)

プロフィール 
・2012年
 氷結クラブとしてデビュー 
・2013年~現在
 フリータレントとしてスタート
(ラジオ、TVのレギュラー出演、CM、ナレーター、MC、モデル、講師として多方面で活動中)


幼稚園のころの夢はケーキ屋さん、パン屋さん。その後はバレリーナになりたかったという青木さんだが、小学校の頃にはキャスターになりたいと言い出していたそうで、夢多き乙女だったようだ。そんな彼女は大学2年生の頃、このままでは芸能人やアナウンサーになれないのではないか?と考えるようになったそう。そして、オーディションを受け始めた。思い返せば、受けたオーデションの数は90にも上る。
その中でももちろんいくつかは合格をもらうことができたそうだが、今すぐに東京に行かなきゃいけないという条件などもあり対応の難しいものが多かった。

なぜなら青木さんは一人っ子。佐賀を離れたくない気持ちが強かったし、また、東京に行って知らない人の中でやるよりも、どうせなら自分が知ってる人たちに自分がやっていることを知ってもらいたいと思い、東京進出はしないという選択をした。

さりとて、福岡に居ながらにしてなかなか受からず98社目でようやく希望に叶うオーデション2つに受かった。大手アニメのゲームキャラクターとキリンビール主催の氷結をPRするユニットの佐賀代表に選ばれたのだ。そして、大学3年の時に「キリン九州氷結クラブ」になったことがきっかけで、青木さんの芸能活動がスタートしたのである。

タレント生命の続く限り青木理奈でがんばります!

「この道で行くと決めた 22歳の誕生日、 よく決断したなと今になって改めて思う。」と笑顔を見せる青木さん。
お話を伺っていると、怖いもの知らずな感じだから、自ら未来を切り開いていてどんどん突き進んでいるようにも見える。でも本人曰く、世の中優しい世界だと思って生きてきたけど、 26歳ぐらいにそうじゃないことに気づいたそうだ。

 目指すところはエンターテインメント

青木さんは、続けて以下のように語ってくれた。
~「将来は東京行ってね。」とか「歌うたってね。」とかよくファンの方からも言われるけど、でも佐賀でまだまだ、いろいろな挑戦したいと思っています。そう、自分はまるで「ディズニーランドみたいな人間」になりたいんです! だから自分の肩書を1つに絞ることも嫌だし、マルチタレントという肩書すらも言葉的にもボヤっとさせたいんですよね。ただの「青木理奈」というオモシロい人間でいたいし、いろんな人からもその部分で必要とされたいんです。
女性としては、ちょっと前までは結婚してママタレもいいかなと思ったけど。例えば、結婚して子供もいる大多数のリスナーさんと同じ感覚を持っていたいという気持ちもあれば、ずっと結婚しないことで見えてくる世界もあるのかもしれないなんて考える自分がいるんですよね。

結婚も出産も含めて、それも仕事なんだと思ってもいますね。この2、3年、なぜだか、人生を仕事として扱っちゃえばいいかな?とか考えるようになったんです。
自分のライフステージごとに仕事にしちゃわなくてどうする?って、一大イベントなのにもったいない!と思うんですよ。

各方面で大活躍中の青木さん



フォーラムやシンポジウムでMCを務める様子。

肥前さが幕末維新博覧会でも大活躍だった。

時にはライヴアーティストとして熱唱。

舞台役者として演じることもある。

実は白いTシャツが好きで、自分でTシャツを作ってしまう青木さん。インタビュー時のTシャツはBLUE(青)と黄色で「あおき」と読むデザイン。可愛いな~。

KENTO編集長の所感


佐賀県内の各イベントで青木さんがMCをされている姿を見ることはよくありましたが、本格的にお話を伺うのは今回が初めて。良い意味で、青木さんのイメージが180度変わりました。
どちらかといえば、アイドルユニットにいそうな雰囲気なので、柔らかいイメージが先行していましたが、お話を伺うとさすが22歳からフリーで活動されているということで、幅広い分野にも精通されていて、聡明な方だなという印象を受けました。また、根底に人を笑顔にさせたいというエンターテイメントの精神をお持ちなので、インタビュー中も…笑わせようとマシンガントークのように喋り続けてくださいました(笑)。
私がインタビューしているのに、次々と逆インタビューされてしまう始末。引き出すのが上手ということは守備範囲が広く、話しやすい雰囲気を作るのがとても上手なんですよね。また楽しいお話を聞かせてください。
今後も佐賀の顔として頑張っていただけたらと応援しています!