2019.8月号
ナビゲーター/MAKI & WAKANA

ORIGIN COFFEE☕



皆さんコーヒーはよく飲みます? 私は、毎朝コンビニで150円のアイスコーヒーを買ってます。なぜかって? ん~、そうですね~。ドリッパーを買ったところで、上手に淹れられる自信もないし、手間もかかりそうだなっていうイメージがあって、お手軽コーヒーに手を出してしまっていますね。さてさて、そんな私と同じように感じている方に教えたいお店が佐賀市にあるのです!

それがこちら、「オリジンコーヒー」さん。スペシャルティコーヒーのお店なんですよ。もちろん店内でいただくこともできますが、基本的にはコーヒー豆を販売しているお店なのです! 煎りたて、挽きたての豆で淹れるコーヒーの美味しさや楽しさを、もっと広めたいという想いを持つオーナーさんが経営されています。店内にはドリッパーやポットなど、自宅でコーヒーを淹れるのに必要な道具も販売してあって、購入したお客様にはオーナーさんが自らコーヒーの淹れ方をレクチャーしてくれるんですよ!


入口横には、最小100gから最大1kgが焙煎できる業務用の焙煎機があります。この焙煎機はお店をオープンする前に福岡で見つけたんだそうです!

店内には焙煎前の生のコーヒー豆が並んでいて、自分の好みの豆を注文するとその場で焙煎してくれるんですよ! コーヒー豆の焙煎はお電話で予約をすると待ち時間なく受け取ることも可能です。

深煎りが好き、浅煎り好き、など要望に合わせて焙煎してくれて、かかる時間は約10分。焙煎する際の香りが楽しめるのもコーヒー好きにはたまりません。

今日お願いしたのはブラジル産のフルッタ・メルカドン(100g 800円)。ポルトガル語で“フルーツマーケット”を意味する。その名の通り、他のコーヒーにはないフルーツの香りを求めて、発酵段階で天然酵母を使用する独自の製法で作られているそうです。

淹れた直後から温度の低下とともに様々なフルーツが顔を出すかのように味わいが変化する面白いコーヒーなのです。

焙煎している間、店内でコーヒーを飲みながら待つお客さんも多いそうですよ。

コーヒーの味は豆の種類はもちろん、焙煎の度合い、焙煎からの経過時間、お湯の温度、挽き方で全く違ってくるんですって。

カフェメニューの紹介



店内でいただけるコーヒーは400円~500円とリーズナブル。

アイスクリームやパンナコッタなどのデザートもあって、ドリンクと一緒に注文する場合、100円引きになるそうですよ!

豆の違いでこんなに香りが変わるなんてビックリだね~! とお互いに香りを楽しむMAKI&WAKANA姉妹でした♡

夏にぴったりだけどとっても珍しいものを見つけました! それはコーヒージュレです!

コーヒージュレ 1000ml 900円 
  • お店で焙煎したてのコーヒー豆を使用しています。紙パックに入った状態で販売されていて、飲むときはシェイクしてジュレにしてね♪ 牛乳をかけたり、バニラアイスと合わせたら絶対に美味しいはずです!

お店の様子



店内には所狭しと世界各国のコーヒー豆が並んでいます!

ブラジル産だけでも7種類。店頭に並んでいるものだけではなくてバックヤードにもたくさんの種類があるそうです。

焙煎されていない生のコーヒー豆はこんな色をしてるんだね~!

様々な種類のコーヒー豆が並んでいます。お土産にピッタリのギフトボックスもありますよ。

ポットやミル(豆を挽く機械)も販売しています。

数量限定で販売されている最高級のスペイン産の「マルコナアーモンド」。コーヒー豆と同様に注文を受けてから焙煎するそうですよ♪

自然光が差し込む明るい店内です。

オーナー 下永吉さん



働いていた会社を辞め、好きだったコーヒーを生業にした下永吉さんは現在62歳。美味しいコーヒーを普及したい、みんなに知ってもらいたいという目的からコーヒー豆専門店をオープンさせた。美味しいコーヒー豆を求めて遠方から来られるお客さんも非常に多いそうだ。また、スイーツと一緒にコーヒーが楽しめる数量限定のお茶会は、すぐに完売になってしまうほど大人気なのだ。

コーヒー豆は「コーヒーベルト」と呼ばれる昼は暑くて夜はグッと冷える、標高が高い場所で生産されている。その寒暖差によって実が締まる。また、火山土壌で生産された豆は、土壌の水はけもよく、非常に美味しい豆に仕上がるのだそうだ。


コーヒー豆を選ぶとき注目してほしいポイントは「焙煎日」。 焙煎した直後から酸化が始まるため、日が経つごとに香りも味も変化していくからだ。焙煎したてのコーヒーは、少し軽く感じるかもしれないが、コーヒー豆が持つ成分を一番多く体に取り入れることができる。香り、味ともにピークを迎えるのが焙煎から3日後と言われていて、それからは徐々に落ちていく。美味しく飲むためには、豆の場合約1ヶ月、粉(挽き豆)の場合、約2週間を目安にすると良いそうだ。


 

下永吉さん曰く、コーヒーのはじまりには色々な説があるそう。例えば、囲炉裏のなかに放り込んでみたら香ばしい匂いがしてきて、お湯をかけて飲んでみたのが始まりと言う「囲炉裏説」。コーヒー豆の木があるところで山火事があり、地面に落ちていたものを拾い集めて食べてみたのが始まりと言う「山火事説」。下永吉さんは、「本当かどうか定かではないが、こういったことをお客さんに話したら楽しんでくれるのが嬉しい。」と笑顔を見せた。「自宅で美味しいコーヒーを飲んでほしいというのが一番の想いです。家で淹れれば1杯40円ほどで済むし、煎りたて、挽きたてで体にも良いし。もし自分で美味しく淹れる自信がない人は教えてあげるからお店に聞きに来てほしい。」と話してくれた。

週末限定!お茶会のお知らせ

旅するお茶会と題した、コーヒーと洋菓子を楽しむお茶会が週末開催されています。今回の洋菓子は以前サガリッチでも特集させていただきました、佐賀市のスイーツ店「ヒデシマ」さんのスイーツです。洋菓子店(ケーキ屋さん)は、数カ月ごとに変わっていくそうです♪
 
・ケーキセット(ケーキプレート、お好きなコーヒー(お代わり付き))1,000円
・ケーキプレート 700円
・ケーキのみ 500円

おかわりコーヒーは、なんとも可愛らしい南部鉄器で出していただけます♪ 南部鉄器の色は6種類あって眺めているだけでも可愛い! 南部鉄器のイメージも変わりますね!


こちらはケーキセット。ボリュームたっぷりのメロンのケーキに合わせるコーヒーはケニア産のレッドマウンテンです!
  • ケニアの首都ナイロビから車でおよそ30分、レッドマウンテンの栽培が行われているキアンブなどの地域は、ケニアの中でも高品質なコーヒーが生産されることで有名です。レッドマウンテンの名は、この地域の土壌が肥沃な赤土であることに由来しており、その実には赤い大地の恵みをたっぷりと詰め込んでいます。 

メロンの果肉たっぷりなのが嬉しいね~!

パンナコッタとベリーのケーキに合わせるのはブラジル産さくらブルボンです。

  • さくらブルボンは年に一度の厳選された完熟ブルボン種を丁寧に手摘みし、精製処理した後に新鮮なまま日本に送られます。

鮮やかなピンク色の南部鉄器にお代わりのコーヒーを入れてくれます。


香りも味わいも全然違う!と驚くMAKI。ここに来たら自分の好みの豆を見つけられるかも知れません♪
名称

ORIGIN COFFEE(オリジンコーヒー)

住所

佐賀市兵庫南4-12-10(TSUTAYA佐賀兵庫店東隣)

TEL

0952-37-9188

営業時間

11:00~19:00

席数

12席

定休日

火、水曜

駐車場

4台

Fb

オリジンコーヒーFacebookページ

アクセス

JR佐賀駅より車で約10分