2019.3月号
ナビゲーター/MAKI & MAYUMI
目の前には美しい田園風景が
美味しいビストロ見つけたよ!
カフェやビストロと聞くと「若い人が行くところやろ~?」と思ってしまう人も少なくないかも。しかし「カフェモンティ」はフランスの片田舎にあるような食堂をイメージさせる、日本でいうファミレスのような、居心地が良く、気取らなくていい空間を提供しているんです。だから子供からご年配の方まで、気軽に足を運んでほしいのです!
でもこんなにお洒落な空間が、武雄の中でも東川登という、周りを山と川と田んぼに囲まれたエリアにあるなんてと、驚いてしまうと同時に、やはり佐賀は奥深いな~、と改めて感じました。「カフェモンティ」は2017年12月にOPEN。メニューは聞きなれないものばかりかもしれないが、食材は近隣の農家さんが持ってきてくれた野菜や、普段皆さんが食べているものと同じ物を使用。でも、皆さんが味わったことのない料理を提供することで新鮮さや魅力などのプラスアルファを積み上げられればと語ってくれたのは気さくで明るいオーナーの松崎さん。
孫や子供が帰ってきたからとファミリーで来てくれたり、ご年配のご夫婦が月に1回、家を飛び出してご飯を食べに来てくれるそうです。まずは一度足を運んでみて♪ リピータ―になっちゃうこと間違いなしですよ!
孫や子供が帰ってきたからとファミリーで来てくれたり、ご年配のご夫婦が月に1回、家を飛び出してご飯を食べに来てくれるそうです。まずは一度足を運んでみて♪ リピータ―になっちゃうこと間違いなしですよ!
絶品お料理の紹介
※表記は全て税込み価格です。
プロバンス風ブイヤベース・バターライスとともに(ランチメニュー)1,100円
- ブイヤベースってパンを付けて食べるものなんだけど、地域の人たちの「ご飯が欲しい」という要望に応えて「バターライス」を提供しています。スープカレーみたいな感覚で食べられるので、ブイヤベースを身近に感じられると思いますよ♪
国産マッシュルーム・芽キャベツのブルーチーズ風味のキッシュ(ランチメニュー)950円
- キッシュは定番のランチメニュー。自家製パン・スープ・ドリンクがついてリーズナブルなお値段。近所の農家さんからもらったという「バターナッツかぼちゃ」を使ったスープはたまらない絶品でした!
サクサクのパイと具だくさんのしっとり生地の相性が絶妙!
美味すぎるお料理の数々に思わず見つめ合う2人♡ 話も弾みますね♪
牛サガリのステーキフリット(赤身150g/フライドポテト付)1,400円
パテドカンパーニュ 750円
こちらはディナーメニュー。ワインと合わせて楽しみたい一品。
お好みでマスタードソースを付けて召し上がれ♪
お料理に合わせたワインもたくさん♪
親切で話しやすい優しいオーナーさんでしたよ。
フルーツのカクテルも豊富です!
お食事のメニューはこちら。
デザートとワインのメニューはこちら。
カフェメニューも♪
お店が開いている間、ランチタイム・カフェタイムなどの区切りがないこともカフェモンティの特徴。いつでも好きな時に好きなタイミングでお店を使ってほしいというオーナーさんの想いの表れです。
フランスのクレープ・オレンジピールとチョコソース 400円
ガトー・オ・フロマージュ 500円
オーナー 松崎さんご夫妻
自分たちの好きなフランス、料理、雰囲気、いろんなディテールが合わさって出来上がったのがここ、「Cafe de montee」。近所に住むおじちゃんたちがコーヒーのみに来たり、ふらっと立ち寄れたり、そういう場所でありたいと松崎さんご夫妻は語る。 使い方は自由。テイクアウトのドリンクも用意しており、来てくれるお客様のニーズに寄り添ったサービスを提供している。
それは予約を取る時から始まる。何を求めてここを使うのか、どういう集まりなのか、などお客様の負担にならない程度に伺うそうだ。女性だけの集まりであれば料理も女性好みにしたり、デートであればBGMや席のレイアウトを変える。一人一人のお客様が気持ちよく時間を過ごし、満足して帰ってもらえるように最大限の配慮を心掛けているのだ。なぜここ、川登にお店を構えたのか、という疑問をぶつけてみた。「周りに観光施設があるわけでもないですけど、直感ですね。武雄市内とは違う、御船山からこっちに入った瞬間の空気感が僕たちに合っていると感じたんです。」と松崎さん。
そんな松崎さんは低コストを重視する現代の食文化や食物商戦を疑問視している。しかし、「今自分たちがやれることは、地元の人と仲良くやっていくこと。野菜の生産者の方に『あの野菜美味しかったですよ! 今度こういうの作ってもらえませんか?』という会話によって、〝食べること〟をツールとしたコミュニティーを創り上げることができたらと思っています。しかし、地域のみなさんに貢献しているではなく、僕たちはあくまでも生かされている立場なので大きいことは言えませんけどね。」と非常に謙虚だ。
松崎さんとお店を支えているのは奥様。もちろん奥様も料理の勉強してきた。現地・パリへ赴き、ホームスティをしたり、話を聞いたり。それは修業というよりも、ただ知りたいという探求心だったと奥様は語る。こちらで提供しているのは、日本でいう肉じゃがのような、フランスのごく普通の家庭料理。気取らず、ありのままで立ち寄れる、居心地のいい場所であり、ワンランク上の愛情たっぷりおうちごはんが楽しめるビストロ・カフェなのだ。
お店の様子
窓から陽光が店内に差し込み明るい雰囲気。
木を基調にしたインテリアでまとめられています。
通路も広々としていて開放的ですね♪
ワインのコルクも素敵なインテリアに。
ドリンクのテイクアウトも出来ます。(メニュー金額から50円引き)
雑誌を広げてゆっくり自分の時間を過ごしてもOK!
名称 | Cafe de montee(カフェ・モンティ) |
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住所 | 武雄市東川登町永野900-5 |
TEL | |
営業時間 | 平日 11:30~22:00 土・日・祝 10:00~21:00 |
定休日 | 水曜 |
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駐車場 | 10台以上 |
アクセス | JR武雄温泉駅より車で約15分 武雄北方ICより車で約7分 |