美容コラム

紫外線からお肌を守る
知っておきたい
日焼け止めコスメの選び方

 

その日のシーンに合わせて
UVケアを選んで陽射しに負けないお肌へ

 

 
 
 

日焼け止めの正しい使い方を知っていますか?

(1)いつ付けるのが効果的なの?
日焼け止めを塗る前に化粧水乳液等でお肌を整えましょう。外出する20分~30分前に塗ることをお勧めします。
 
(2)時間が経ったら塗り直す?
日焼け止めにはSPFやPAに20~50の数値と+の記号で表記されています。
数値の大小に関わらずしっかりブロックするにはこまめな塗り直しが必要です。
その際、十分な量を肌にムラなくのばすことや、少なくとも2~3時間おきを目安に状況を見て塗り直すことが日焼け止め効果が高くお肌にも優しいです。
 
(3)日焼け止めの選び方は??
SPF、PAの数値が高ければ高いほど効果はありますが、その分肌への負担大きく肌荒れの原因になります。
長時間、紫外線を浴びたりしないのであればSPF30もあれば十分です。
デリケートなヒフやお子様などは大人より肌が薄く、外からの刺激にとても弱いため、
外出時は日傘や帽子、衣類などで直射日光をさえぎることも大切ですね。
 
では、いつから日焼け止めを使えばいいの?
紫外線量は3月から急上昇!年間の紫外線量が高くなるのは3月からってご存知でしたか?ということは、日焼け止めクリームなどは夏だけ塗ればいい訳ではないのです。
紫外線は3月頃から増え始め、6、7、8月でピークを迎えます。
 

より詳しく↓

 

ご存知でしたか? 日焼け止めの数値の意味・SPF、PAのそれぞれの意味

【SPF】
紫外線B波といって シミ・ソバカスの原因を作る短い波長です。
主に皮膚表面に強く作用して、日ざしを浴びた数時間後に肌に赤く炎症を起します。
その炎症をどの程度抑えられるかの時間と防御効果の高さを表す 最高は50+までです。
SPF1に対して約20分の効果、 SPF20→約6時間、 SPF25→約8時間、 SPF30→約10時間とも言われています。
しかしこの数値には個人差があります。
 
【PA】
紫外線A波といって 肌の奥深く真皮まで届き、 シワやタルミなど肌の光老化を促す原因を作る長い波長です。
PAは雲や窓ガラスなども通過し、日ざしを浴びた後に肌をすぐ黒くするのが特徴です。
皮膚が黒くなる反応の防御効果を表している数値が多いほど、防止効果が高いとも言われています。
日常生活範囲の紫外線防止の目安としては、SPFは20、PA++が平均的な数値でしょう。
 
ジリジリと気になるB波に対して肌を気にされる方が多いですが実は、ジワジワと黒くなるA波が紫外線量の占める割合が多いというのが実態です。
B波はチリホコリに吸収されやすいという特徴もあり、雨上がりの晴れや、リゾート地はチリホコリも少ないため、焼けやすいのも特徴の一つですね。
 
日焼け止めに含まれる紫外線吸収剤と散乱剤はどう違うの?

「紫外線吸収剤」
吸収剤そのものが紫外線を吸収します。
薬品ですから化学変化を起こしながら紫外線を吸収します。
その際に熱エネルギーに変化させて放出します。
肌が敏感な方には刺激になるのでご注意を。
 
「紫外線散乱剤」
主に粉体で、肌表面に受ける紫外線を鏡のように乱反射させます。
天然の岩石がA波B波とも乱反射させるのでお肌に優しいし白い粉体のため白浮きしやすいのも特徴の一つです。