佐賀出身の人気ソムリエが教えてくれるワイン講座

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簡単に楽しむワインあれこれ講座

佐賀出身のソムリエが教えてくれる意外と知らないワインのあれこれ

Domaine Bouchon  ドメーヌ ブション 代表 浦川 哲矢

ワイン情報 : ソムリン  

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 1、 「ワインの開け方」

ワインをかっこよく開けたい!開けるのが難しい!色々とお話を聞きますが、一番大切なのは、ちゃんとコルクが抜けること。
ワインの中にコルクが落ちたりしないように綺麗に抜くことが何よりも大切になってきます!
そのためには多少かっこ悪くてもいいじゃないか!と私は思うのですが、やはりみなさん少しでもかっこよく開けたいらしいです。
そりゃそうですよね。ダサいよりかっこいい方がいいに決まってますから。
ではどうやってかっこよくみせるか。やはり使うのはソムリエナイフ!
ソムリエがいつも使っているオープナーがこのソムリエナイフです。これを使えるようになったらかっこいいですよ!

キャップシールは力強く切る!
まずはナイフを出しましょう。
ワインのネックの下に刃を入れて力強くキャップシールを切ります。力が入ってないとなんども刃を入れなければいけません。
1回で切ったらかっこいいですよね。あと、キャップシールの切り方も色々あります。
初心者の方への私のおすすめは、「縦に裂く!」
横に刃を入れて回して切るのは難しいと思うので、縦に思いっきり刃を入れて切って、キャップシールを全て取り除いてしまいましょう!
私もプライベートではたまにやります笑

コルクにスクリューを刺すときも力強く!
スクリューは強く刺さないと抜けますwそりゃそうですよね。
力強く!コルクの真ん中に刺しましょう!
刺さったらあとは軽く回すだけで簡単に奥に入っていきます。
 
ポイント
1ノック式
1回目は5mm〜1cmほど余裕を開けて少しコルクを出し、2回目で奥まで刺す
2ノック式
1回目から奥まで刺してしまう。

コルクを抜くときは真上に!
失敗が多い箇所です。みなさん力任せにやっちゃうからコルクが折れます。
確かにテコの原理を使ってコルクを抜くんですが、やり方に工夫が必要です!

ポイント

フック(支えの金具)をしっかり支える
フックを左手で支えてあげることで、コルクが前に倒れて折れることも少なくなります!
支えると言っても、やってることは簡単です。しっかり握ってあげるただそれだけです。
しっかり握ったらレバーをゆっくり真上にあげるつもりでコルクを抜きましょう。
最後、抜けそうになったらコルクもフックも一緒に持って、優しく回して抜いてあげましょう。

このポイントたちをおさえてもらえばコルクを綺麗に抜くことができます!
でも、一番大切なのは「練習」です。
何度も何度もワインを開けることが上達のコツです!
我々ソムリエも最初は何度も開ける練習を行います。抜いたコルクを詰め直したりしてw

あと大切なのは徹底的に真似することです。
この文章では詳細までは分かりませんので是非動画をご覧ください。
是非、ワインを準備してもらって、動画を見ながら一緒に栓を抜く練習をしてもらえるとより上達も早いですよ!


2、お料理の合うワインの紹介!ソムリエがワイン1本1本についてじっくり説明します! 

 

 
ポイント
鶏肉ロールの鹿島みかん煮に
合うワインを選びました♪


次回はワインの注ぎ方です。お楽しみに!