鳥飼善治さん
株式会社きやまファーム　代表取締役

とにかく基山町を活性化させたい、盛り上げたいと若い頃から思っていた鳥飼社長は、もともと先祖代々営んでこられた農業を基軸に色々と思案を重ねて来られた。しかし何だかんだでなかなか順調なスタートにまでは至らなかった。そんな想いとは裏腹に、先代から引き継がれた建設業のほうは順調に推移して発展を続けてきた。それでも町に対する熱い気持ちが消えることはなかった。ある日、日本エコシステム（株）さんより、エミューの養殖の話を持ち掛けられた。自身のお名前が鳥飼であることからもあって、これはオモシロいかも・・・と感じたという。しかも、日本でもエミューを手掛けているところはほぼ無い。誰もやっていないからこそ商機が見えた。そして、ついに商品化に成功。いよいよ本格的にエミュー計画を始動させたのであった。社長の温和な物腰の奥底にある情熱があってこそなのだろうと強く感じた。