芸術一家が作り上げた、まるでハリーポッターの世界に飛び込んだようアートな喫茶店
オーナーの新里眞紗生さんの奥様、多加子さんに伺った。
ご主人の新里眞紗生さんは、陶芸、木版画、漢詩など幅広く活躍するアーティスト。以前は、佐賀を代表する民芸品(杵島山一刀彫)を創作するクラフトデザイナーでした。特にカチカチ車は世界クラフトデザイングランプリに輝き、昭和天皇自らお買い上げ頂いたり、ミロのアトリエにも飾られていて話題になりました。
長男のたけるさんは画家、長女の李紗さんは波佐見マルヒロ社内デザイナー、次女の恵さんはグラフィックデザイナー、フリーデザイナーで、まさに芸術一家です。
ご主人は、当時関連倒産して無一文から古材を集め、自力でこの家を建てられました。店内の目に入るテーブル、椅子などの家具から、小物までこだわりを持って作られています。たまたま友人の薦めで喫茶店を始める事になって、今年は35年になります。
昔は小学校の窓、昔は床下の柱、昔は大甕の蓋、、それぞれの古材にもストーリーがあって、話を聞くのも楽しいですね。
お店の様子
昔ながらの喫茶店というコンセプトが看板にも表れている。
白熱灯の明かりが懐かしさや温かさを演出していて心地良い。
昭和天皇が自らお買い求めになられた作品がこれだ。
メニューのご紹介
黒糖きな粉カフェオレ 550円 (税込 )
手をあっためながら飲める器で、冬は嬉しい。
鶏モモ肉のハニーマスタード (サラダ付 ) 950円 (税込 )
マスタード香る。お肉が柔らかい
※期間限定 12月~ 2月
バジルとぷりぷり海老のジェノベーゼスパゲティ (サラダ付 ) 950円 (税込 )
名前の通りエビがぷりぷり、バジルの香りがたまらない一品。
●店名の由来
山で長閑にこころを休める場所、と言う意味を込めてあり、アートな空間だけでなく、ひとつひとつ集めた食器やカップも店に合うものをセレクトしてあり、手作りのケーキや、一杯点ての珈琲を片手にのんびりした時間を過ごして頂きたいそうです。
山で長閑にこころを休める場所、と言う意味を込めてあり、アートな空間だけでなく、ひとつひとつ集めた食器やカップも店に合うものをセレクトしてあり、手作りのケーキや、一杯点ての珈琲を片手にのんびりした時間を過ごして頂きたいそうです。
ご主人の新里眞紗生さん
多加子さんは10年前にほぼ失聴して、聞き取りが不自由ですが、少しだけ覚えた手話で、ろうあの方の対応も出来るそうですので、是非どうぞ。
使用している器は、娘さんが作ったものや、海外のお土産など。器や皿もデザインにこだわり。息子のたけるさんは、メインが画家。大丸でも個展を開いたりされている。この雰囲気を気に入ってもらえて、タイのドラマ撮影での舞台にもなったりもした。
バジルのタバスコ。絶品だ。
ラベルデザインは次女の恵さん
特製のフレンチトースト。程よい甘さで美味しい。
店名 | 喫茶 山閑人 |
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住所 | 武雄市朝日町中野7992 |
連絡先 | FAX:0954-26-2877 Mail:sankanjin@gmail.com Facebookメッセンジャーでも連絡可 |
営業時間 | 12:00~22:30 (L.O.10:00) |
定休日 | 火曜日、12/31~1/2 |
席数 | 20席 |
駐車場 | 7台 |
HP | |
アクセス | 【車】武雄北方ICから唐津、伊万里方面に約10分 |