2018.11月号
ナビゲーター/MAKI & HONAMI
伊万里饅頭老舗菓子店
エトワール・ホリエ
伊万里にエトワール・ホリエあり。創業から118年。明治38年に「ホリエ菓子舗」として始まったお店は昭和50年、道路拡張を機に移転し、「エトワール・ホリエ」に改名した。「エトワール広場」のように人がたくさん集まる場所になってほしいという想いからそう名付けたそうだ。今となっては昔のお菓子、というイメージをもつ「煎餅」。
しかしこちらのお店では、初代・先代から受け継いできた伝統を忘れないようにと年に1度、7月~8月の期間限定で「しょうが煎餅」を“手焼き”で作っているという。地元のお客様をはじめ、常連のお客様は7月になるとホリエの煎餅の季節だな~、と感じるそうだ。この店の主力商品である「伊万里焼饅頭」は売り出しから今年で67年を迎える。戦後、高度経済成長期を経て色んな物資が入ってくるようになった時、東京の製菓学校で学んだ先々代が、和洋折衷の素材を使ったこの饅頭を作ったそう。「よかバターば使わんば、よか材料ば使わんば」と、美味しさを追求する先々代だったと現社長が教えてくれた。
この商品の変わらない味は、67年の年月の中で“だんだん”愛されてきた。まるで子供のような、どこか親のような、そんな存在だろうか。 今日はエトワール・ホリエを詳しくご紹介する。
この商品の変わらない味は、67年の年月の中で“だんだん”愛されてきた。まるで子供のような、どこか親のような、そんな存在だろうか。 今日はエトワール・ホリエを詳しくご紹介する。
受け継がれて67年
銘菓 伊万里焼饅頭
先日、マツコの知らない世界でも紹介された「伊万里焼饅頭」。67年間変わらぬ味で地元の方にはもちろん全国各地の皆様に愛される商品なんです! 和洋折衷の材料を用いた饅頭で、今年3月には伊万里産のお茶を使った緑茶味が新登場!
伊万里焼饅頭 108円/緑茶 130円
「和」と「洋」両方の味が見事に調和してて美味しいね♪
オーナー 堀江社長
今は亡き夫である前社長の後を引き継いだあさこ夫人が、この家に嫁がれたのは38年前のこと。旦那様とは、お見合いをされ21歳の時に結婚なさった。お菓子屋さんに嫁ぐと聞いて、楽しく綺麗なイメージを持っていた。旦那様は、柔らかい空気を持った優しい方でした。そんな想い出話を懐かしそうに聞かせてくれたあさこ夫人だが、昨年、急逝された旦那様の後を引き継ぐことには大いに不安もあったことであろうと察した。
しかし、芯の強そうな目力から発せられる強い志と、持ち前の人徳により周囲の皆さんの力添えも多く集まり、このお店の人気は遠くに及ぶほど高く評価されている。
写真奥に見える煌びやかな壺は、なんとお菓子で出来ている!
お菓子を入れるために作られた伊万里焼の数々。
商品の紹介
蒸し窯とろ~りご褒美プリン 226円
キャラメルソースをかけて召し上がれ。
このプリンを作ったスタッフさんにお話を伺いながら、MAKIとHONAMIも試食させていただきました!なめらかな舌触りで、忙しい日々を忘れちゃいそうなくらい美味しい~♪
ココナッツマンゴー 335円/ティベール 335円
メイゾン 280円/レアチーズ 310円
コンベルサシオン 335円
アップルパイ 280円/クッキーシュー 150円
キラキラ輝くスイーツは見てるだけでワクワクするよね!
フルーツタルト 1,800円
モカロール 1,500円
アントルメ・ショコラ 2,050円
ザッハ 2,050円
古伊万里セット 2,473円
日本茶と一緒にいただきたいあられや煎餅。
美味しそうな焼き菓子もいっぱいあるよ。
季節限定で登場する水まんじゅうの種類も豊富。
伊万里焼饅頭5個入り 595円
ハロウィン仕様の可愛い焼き菓子詰め合わせ♡
店内の様子
こちらが店内の様子。
素敵なスタッフさんたちが元気にお出迎えしてくれます。
こちらはエトワールホリエ南支店。広々とした店内。
古伊万里洋式お菓子の大壺! 見事な作品に驚いた!
名称 | エトワールホリエ 本店 |
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住所 | 伊万里市伊万里町甲585 |
TEL | |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 1月1日のみ |
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駐車場 | 3台 |
HP | |
アクセス | JR伊万里駅より徒歩約7分 伊万里信用金庫前バス停より徒歩約2分 |