ナビゲーター/FUMIKA & MOMIJI

ここは自然の尊さや心地よさ、不思議さなど、ゆったりとした時間の中で小さな発見がある“豊かな空間”。しかしながら最近では四季折々の美しさから“フォトスポット”としても人気を博している 。漆の机に逆さに映る緑の濃淡のリアルさは圧巻で、まるで自分たちも自然の中にいるような錯覚を覚える。ここに来ると眼に映る緑豊かな景色を、皆カメラに収めたくなるようだ。

自分自身がフレームインするのも良さそうだね。あなたも自分の好きな構図を探してみてはいかが?

環境芸術の森



環境芸術の森は約40年前、館長鶴田さんの手で植えられた1本の木から始まった。現在も整備がされており、豊かな自然が保存されている。

この日あいにくの雨ではあったが多くのお客さんの姿が見られた。

大きな木戸の向こうには鮮やかな緑が覗く。足を踏み入れると自然に溶け込み、雨の音や水滴の輝きに心地よさを感じる。ここは自然あふれる厳木町の作礼山の麓に位置し、秋には赤や黄色に色づいた紅葉を眺めながら散策ができる。

風遊山荘の様子



「風情があるな…。」とつい声を漏らしてしまうほどの光景が二人の眼前に広がる。こちらの「風遊山荘」の2階からじっくりと眺めることができる。

窓の向こうに広がる景色が机に反射する様子はまるで水面のよう。なんて幻想的なんだ。

FUMIKAとMOMIJIもナイスポジションを狙って撮影したよ。

眼下に広がる木々は1万本を超えるそうだ。紅葉の時期が待ち遠しい。

ここにいると穏やかな時間が流れていく。

芝居小屋を連想させる立派な天井や重厚な品々が味わえる館内。昔、唐津・佐志には数多くの遊郭が並んでいて、その中でも2本の指に入るほど豪華な遊郭を50年前にばらして移築したのがこちらの建物なのだそう。お座敷でついリラックスしたくなる。

館長 鶴田正明さん



鶴田さん(84)の息子さんは高校球児だった。練習中に倒れ、40度の熱が1年以上続き、その後お亡くなりになったそう。息子さんの病気治療中、たくさんの方々に献血していただいたことへの感謝の気持ちをどうにか形にしたい、恩返しをしたいという想いから、人が生きるために必要なきれいな空気を生み出すための木を植え始めたのだという。それから約50年。今では1万本を優に超え、見る人の心までも癒してくれる森になった。

写真好きで知らない人はいないであろう環境芸術の森。秋には紅葉やイチョウが美しく色付き、その景色が机に逆さに映る光景は圧巻だ。造園業を生業にしていた鶴田さん。だからといってこの庭は造っているわけではなく自然の形態で組み合わせた美しさだと語る。
ここには木々だけではなく池や滝もあって、庭園内にある遊歩道の散策も可能だ。眼に映るこの景色は「美しさとは何か」を私たちに問いかける。ぜひ一度あなたにも自然のアートを体感してほしい。

芸術品の数々



つい触れたくなる堂々たる工芸品の数々。お座敷部屋の下の1階は喫茶スペースとなっており、ここでお茶を楽しめる。

凛々しい雄鶏があしらわれた屏風を背景にMOMIJIも一際美しく映えている。

大きく文字が彫り込んである木の一枚板はとても印象的だ。

歴史を物語る一角。

協会主催の庭造り競技大会で表彰されたこともあるそうだ。

まるで本物! 一本の木から姿を現した木彫りの熊。北海道土産として広く知られる民芸品だ。ここまで立派なものは現在大変貴重なんだそう。

階段状収納棚には骨董品が並ぶ。

玄関には丸い形をした昭和初期の石炭ストーブ。

この古い書の中には一体何が書かれているのだろうか…。
名称

環境芸術の森

住所

唐津市厳木町平之667

TEL

0955ー63ー2433

営業時間

9:00~16:00

定休日

なし

駐車場

普通車 50台/大型バス 20台 

HP

環境芸術の森 ホームページ

アクセス

西九州自動車道 唐津ICより車で約30分

長崎自動車道 多久ICより車で約20分

料金

高校生・大人 500円(団体20名様以上400円)

小中学生 200円

幼児 無料