実はご近所さんでよく家族や友人と利用しています。多い時は月に4回ほど(笑)小さい頃から「中央」の美味しいお酒のあてを食べていたので、いつかここでお酒を飲みたいなと憧れに近いものを感じていました♪
料理人さんの想いや技術の素晴らしさを堪能できるお料理の数々にびっくりしました! お座敷があるので子どもを連れてきても安心だし、アットホームな雰囲気なのでゆっくりとくつろぐことができました♡
地元民のソウルフード
いつもいつでも安心するその秘密
肥前鹿島駅から徒歩約10分、創業から93年続く老舗の割烹料理店だ。この地に住む子どもたちは、物心つくころにはここの味を知り、大きくなって結婚し子どもが生まれると、自分たちもまた同じように一緒に店を訪れる。老若男女を問わず、地元民に愛されるお店なのだ。
やっぱ中央といえば〝ちゃんぽん〟でしょ!
創業当時から提供されているちゃんぽん。野菜たっぷりでヘルシーだし、なんといってもこのスープが抜群に美味しい!(名代中央ちゃんぽん 並800円)
並だけでなく大盛りや玉子入り、半ちゃん(麺の量が半分)などもあります。半ちゃんは飲みの〆にもピッタリの量です✨
睦月のおまかせ会席 2,600円
お品書き
祝肴 五色なます/数の子/蕪/松葉黒豆/白味噌
造里 本日の鮮魚
焼物 さわら蜜柑漬け焼(菊花蕪/祇園坊)
鍋 黒豚バラしゃぶみぞれ仕立て(白菜/榎木/占地/水菜/打葱/豆腐)
洋趣 かきソテー サフランソース掛け(里芋/梅人参/菜の花)
揚物 モッツァレラチーズのフライ(ブロッコリー)
食事 白ご飯/止椀/香の物
食後 本日のデザート
特筆すべきは、感動を覚えるほどに魅了された「牡蠣のソテー」。食欲をそそる繊細な味わいのサフランソースと、バターでソテーされた牡蠣が口の中で絡まる感覚に思わず酔いしれてしまった。
かきソテー サフランソース掛け(里芋/梅人参/菜の花)
本日の鮮魚のお造り
※仕入れの状況で内容は変わりますのでご注意ください。
五色なます/数の子/蕪/松葉黒豆/白味噌
- 蕪を割ると中からなますが顔を出す。この繊細な技術こそ和食だ。
黒豚バラしゃぶみぞれ仕立て
- 火が通りにくい物から順に鍋へ投入。あっさりとポン酢でどうぞ。
さわら蜜柑漬け焼(菊花蕪/祇園坊)
- ふんわりと甘みを感じられる焼き魚。添えてある干し柿に季節を感じられる。
モッツァレラチーズのフライ
- 和だけでなく洋の要素が取り入れてあるのも面白い。
本日のデザート
- この日は自家製の羊羹とフルーツ。
3月(弥生)の会席コース
おまかせ会席のメニューは月替わりです。旬な食材やその時期ならではの季節感が味わえる贅沢な会席ですよ。3月の「弥生おまかせ会席」はなんとも春らしい会席となっています。〝1日10食限定〟ですので前日までのご予約をおすすめします。
お子さまランチ 1,100円
大きいエビフライに思わずビックリ!! 衣が薄くてサックサク! デザートのプリンやペロペロキャンディー、フルーツに子どもも大喜び間違いなしだ!
3代目社長 亀本有祐さん
地元、鹿島高校を卒業後慶應義塾大学に進学し、大阪・ホテルニューオータニでウエイターとして勤務したという3代目社長の亀本有祐さん(55)。当初はそこで修業を積んでから家を継ごうという計画だった。しかし、お父様である2代目が急逝。亀本さんが23歳の時だったという。あまりに急な出来事に、心の準備もないまま3代目となった。料理に関しては素人同然。当時の板長に習いながら社長業を兼務し、激動の日々を送ってきた32年。毎日カウンターに立ち続け、今でも愛され続ける店として君臨し続けている。「親父が亡くなった時、色んな人たちから『あそこは潰れるばい』と言われてましたよ。」と目を細めながら語る姿には、長年店を守り続けてきた自負が強く漲っていた。
32年間カウンターに立ち続けてきた亀本さん。病気で休んだのはギックリ腰になった時にたった1日だけだそうだ。年末年始のお休みはお節作りで大忙し。ゆっくりと休みが取れることはないそうだ。「ここまでお店をやって来られたのは従業員をはじめ、来てくださるお客様のお陰だと思っています。」と腰の低さに脱帽だった。創業当時からあるちゃんぽんは長年老若男女に愛され続けていて、ランチにも飲み会の〆にもピッタリの逸品。また地酒に合うおつまみも絶品で、その日の仕入れの状況によって日々おすすめも変わる。
「うちは居酒屋ではないので比較的お客様の年齢層は高いと思います。今後、若い世代や新しいお客様にも来てもらえるような仕掛けをしていくことが今後の課題です。」と亀本さん。足が悪い方や高齢の方への配慮でお座敷に椅子席を設けたり、子ども用の椅子も用意されているのでゆっくりとファミリーで訪れるのにもGOOD。また、貸し切りも可能なので宴会やご供養、お祝い事、法事、接待などにもご利用していただける。
大人になった証「カウンターにどうぞ」
亀本さん曰く、カウンターはお客様の食事の好みに合わせて「勝負する場所」。一枚の木板を挟んで対峙するお客様と取るコミュニケーションは楽しいそうだ。そしてカウンターに座ったお客様も同じ気持ちになる宵はきっと、さぞいい酒が楽しめた日であろう。その中で亀本さんが最も大事にしたいのは、お客様が一緒に連れてきた方なのだという。〝Same time Same service(同じ時間に同じサービスを)〟を心掛け、できるだけお食事を提供するタイミングを合わせるようにし、同席している方々が〝一緒に〟楽しむことが重要なのだと語る。ランチタイムに来店するお客様は仕事の昼休みを利用して来られることも多いからとできるだけ早く提供するように心掛けているそう。これからもこの街に愛され続ける店として在り続けてほしいと心から願っている。
店内の様子
開放的で温かみのある店内。こちらは靴を脱がずに食事ができるテーブル席。
カウンター席はこちら。
お座敷には椅子席もある。
店名 | 割烹 中央 |
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住所 | 鹿島市大字高津原新町3923 |
TEL | 0954-62-2125 |
営業時間 | 11:00~14:30(14:00L.O.) 17:30~22:00(21:15L.O.) |
席数 | 70席(カウンター席、座敷席、椅子席、個室) ※離れ個室は4室(24席、12席/イス席、10席、6席) |
定休日 | 水曜 |
駐車場 | 20台 |
HP | |
アクセス | 武雄北方ICより車で約25分 JR長崎本線 肥前鹿島駅より徒歩約5分 |
備考 | 貸し切り可 ※ただし貸し切りの場合、総額の10%の料金がプラスになりますのでご注意ください。 |