VinoBar TOCCO
代表 髙平 登志子さん
もともと福岡のイタリアンレストラン「Cantina GASHIYO(カンティーナ ガシーヨ)」で働いていた髙平さん。地元佐賀でイタリアワインが飲める店を開きたいとの思いで、ホールや仕入れ担当をしながら接客やワインについて勉強。その後独立して「VinoBar TOCCO(ヴィノバル トッコ)」をオープンさせた。
店は老舗が連なる狭い路地裏にあり、昼間は大きな窓からあたたかな陽が差し込む。店内で存在感を放つ、常に16℃~18℃に管理されたワインセラーには、約100種類ほどのイタリアワインが並ぶ。ワインに詳しくなくても、客の好みや料理に合わせて髙平さんが選んでくれるので安心だ。店のオープンは15時と早く、夜と同じメニューが提供されている。もともとはカフェタイムとしての開店時間だったが、客の多くが酒を頼むため、時間の区別がなくなった。そのため、今では年配客をはじめ多くの人が、昼飲みの場に利用している。
常に温度を管理されたワインセラー

自慢の生ハムとイタリア野菜

店の売りは、切りたての生ハムと県産のイタリア野菜。特に「どうしてもみんなに食べて欲しかった」という生ハムは、イタリア直送のブロック状のものを、注文を受けてからスライスして出している。スーパーなどでよく見る、スライス状で売られているものと違い、程よい塩分でジューシーさも感じられる。この出し方は、もともと髙平さんが働いていた「カンティーナ ガシーヨ」がやっていた方法だ。

髙平さんは、自身が感動したこの味をたくさんの人に食べてもらいたいと、自分の店でも絶対に出すと決めていた。実際、初めて来店した客が、勧められた生ハムを半信半疑で食べ、その美味しさに驚くこともしばしばあるそうだ。

もうひとつの売りであるイタリア野菜は、吉野ヶ里町にある「あいちゃん農園」から仕入れている。こちらでは様々なイタリア野菜を生産しているため、珍しいビーツやトレビスなども新鮮なうちに手に入る。おすすめのバーニャカウダでは季節ごとに旬の野菜を使っており、イタリア野菜本来の味が楽しめる。


メニューにはこのほか、イタリア野菜を使った料理や、ワインに合うおつまみが並ぶ。現在は髙平さん一人で店を営んでいるため、フードメニューに力を入れられないそうだが、スタッフが増えれば料理を増やし、将来的にはパスタやジェラートなどイタリアの食べ物を中心とした店も開きたいそうだ。ソムリエの資格についても勉強中で、いつかワイン生産者を佐賀に呼びたいとも語ってくれた。

おすすめメニュー

 
3種盛り合わせ 860円
切りたての生ハムやサラミの盛り合わせ。普段とは一味違う、ジューシーな生ハムを味わって。
バーニャカウダ 430円 ※写真は2人前
県産の新鮮なイタリア野菜を使ったバーニャカウダ。野菜本来の美味しさを楽しめる。
 
本日のオススメ 430円
写真はキビナゴのマリネ ヴェネツィア風。他にもサラダやピクルスなど日替わりメニュー多数。

店内の様子
店はアーケードから1本脇の路地裏にある。
カウンターでは女子トークが弾みそう♪
赤いイスがお洒落なテーブル席。
店名

Vino Bar TOCCO

(ヴィノバル トッコ)

住所

佐賀市白山2-4-4 2F

TEL

0952-37-1027

営業時間

15:00~0:00

定休日

火曜日

駐車場

無(付近に有料駐車場有り)

席数

カウンター 7席

テーブル席 約6席

アクセス

佐賀駅より徒歩15分

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