取材日/2020年10月26日
ナビゲーター/MAKI&YURIE
岩屋美咲(オフィスカラー所属)

さて、今回は女子旅企画をお届けします! 肥前鹿島干潟のある鹿島市をSAGARICHモデルのMAKIとYURIEに散策してもらいました☺️ 基本的に移動は車が多い2人が、学生時代を彷彿とさせる時間を過ごした様子をリポートします✨ これは必見ですよ🤣


私たちの街歩き


佐賀県鹿島市高津原

ムツゴロウがすごく近くで見れるという「新籠海岸」に行こうと意気込んで、肥前鹿島駅に降り立った2人🎵

肥前鹿島駅前にあるバスセンター1階の観光案内所でレンタルできる「電動アシスト機能付き自転車」に乗って目的地を目指すようです✨

貸し出し状況によってレンタルできない場合もございますので事前予約をおすすめします☝

スタッフさんから電動アシストの使い方を教えていただき、いざしゅっぱーつ!!🚲

肥前鹿島駅をスタートして走ること10分、目の前には黄金色に輝く〝稲穂の絨毯〟が広がっていました😲

日常の喧騒から離れて、自然に囲まれることで心も体もリフレッシュ。こんな時間の過ごし方もたまにはいいかも🥳

すれ違う車も少ない川沿いの土手を自転車で走る開放感といったら、最高以外の何物でもありません!! 自転車は電動アシスト機能付きなのでスイスイ&ラクラク進んでいきます🎵

「友達と自転車で並走して走るなんて学校からの帰り道みた~い!🥰」と昔を懐かしむMAKIとYURIEでした🏫✨

肥前鹿島干潟・新籠海岸に到着!


他愛もない話をしながら自転車を走らせていると、あっという間に目的地に到着しました‼ ここまでの所要時間は約20分🚲✨ 

青い空と一面に広がる干潟。柔らかい風が頬をかすめ、鳥の鳴き声だけが心地よく耳に届く。心が落ち着く、そんな時間を過ごすことができます。

YURIE:「こんなに間近で、こんなにたくさんのムツゴロウを見たのは初めて👀‼ 今度は子どもを連れて来たいな~❤」

MAKI:「あ!今ムツゴロウが跳ねたよ!」
YURIE:「え!どこどこー!?」
と、まるで少女のように時間を忘れてはしゃぐ2人でした(^^)💕

こちらの海岸では、大空を舞う天使のような美しい写真を撮ることができます‼ 1人で来るもよし、友だちや恋人、家族やペットと来るもよし🥰 「こんなに素敵なスポットで映える写真が撮れるなんて知らなかった!」と2人とも大喜びでしたよ👏

レンタル自転車ご利用料金

通常車種
・1時間150円/1日500円
電動アシスト車
・1時間200円/1日1,000円

問い合わせ先>>鹿島市観光協会
・鹿島バスセンター TEL: 0954-60-5145
・肥前浜駅 TEL: 0954-69-8004
 
※こちらのレンタル自転車は傷害保険付きです。
※干潟コース以外のおすすめ鹿島散策コースもあります。詳しくは鹿島市観光協会までお問い合わせください。

ちょっとお腹が空いてきた…。



非日常の空間に心も体もすっかり癒された2人。「ほんっと来てよかったし、面白かったね~‼」と楽しそうに駅に向かっています☀

レンタルしていた自転車を返却すると、お腹が空いていることに気が付いたご様子。美味しいランチを求めて「スカイロード商店街」を散策中です。

ここは鹿島市の中心市街地で、お食事処やブティック、郵便局や銀行などが建ち並んでいます。

風情溢れる美しい町並み。 馴染みのない町なのに、どこか懐かしくホッとする雰囲気です。

鹿島市の伝統芸能・面浮立が彫られた壁も素敵ですよ✨

今日のランチは和食で決まり


 2人がやってきたのは大正2年創業の「割烹清川」。〝伝統とまごころ〟を大切にされており、結婚式や法事などの節目行事から、お友だちとの会食まで、幅広い用途でご利用可能です!

創作料理「樂亭(がくてい)」では、季節の食材を使った旬のお料理や、月替わりのオリジナルメニューなどが提供されていますよ🎵


「いらっしゃいませ。寒かったでしょう。さぁさぁ、中へどうぞ。」とお出迎えしてくださったのは女将さん✨ ご飯やさんで女将がお出迎えしてくれるのは珍しいですよね。とっても気分が上がります🥰

店内は通路も広く、開放的な印象です。新型コロナウイルス感染防止の対策として玄関での手指消毒、席数を減らした営業をされています。

大きな窓からは陽光が差し込むため、明るく温かみが感じられます。

会食や法事等にピッタリの個室や、少人数用の個室もあります。

こちらでは鹿島市にある6つの酒蔵をはじめ、厳選された美味しい日本酒が提供されています。

おすすめメニューの紹介


本日は、日替わりランチや御膳、一品料理、丼もの、カレー、お子様御膳などなど、様々なメニューの中からおすすめのお食事をご紹介します。

シンプルな焼きで和牛の美味しさを再認識


和牛ステーキ200g 2,500円
こちらは佐賀の名産品「佐賀牛」のステーキです! 200gでも十分に大満足できますが、280g(3,500円)、400g(4,500円)もあります。ごはん、野菜サラダ、果物付です✨

注文時に「焼き加減はいかがしましょうか?」と尋ねてくださいます。YURIEはミディアムレアでお願いしました🥰

「とっても柔らかくて、スッと噛み切れます‼  和風ソースとの相性も◎‼ レモンでさっぱりといただくのも好きでした❤  コストパフォーマンスが高すぎて正直驚きました🤣」

天ぷらとお刺身の贅沢御膳

天刺し御膳 1,800円
和食が食べたい!という方におススメの御膳です。ごはん、小鉢、茶碗蒸し、味噌汁、サラダが付きます✨


こちらは新鮮なお造り3種盛り合わせ。脂がのっていて、なおかつ厚みのある贅沢なお刺身です。

季節のお野菜や海老など、ボリュームたっぷりの天ぷら盛り合わせ。音が鳴るほどサクサクの薄衣が、ヘルシー志向の女子には嬉しいですね🎵

「たくあんの和え物(小鉢)も茶碗蒸しも絶品でした✨ この価格でこの美味しさは驚きです👀 満腹感と満足感を味わえる和食が食べたくなったらぜひ樂亭さんへ‼」

成松 悦子さん
割烹清川・和風料理樂亭 女将



「嫁いでからこれまで、毎日欠かさず行っていること。それは仏間の神棚に『今日もみんなが気持ちよく働けて、お客様に気持ちよく帰っていただけますように』と手を合わせることです。」と話すのは、女将の成松悦子さん。大正2年創業の老舗割烹料理屋・清川へ平成13年に嫁いだ。女将というのはどんな仕事をするのだろうか、常連さんのお顔もまだ知らない私に務まるのだろうかと、当時は大きな不安を抱えていたそうだ。

それに加えて苦労したのが〝方言〟。成松さんのご出身は長崎県だが、隣県であっても鹿島の方言は難しく、引きつった笑顔でお酌していたのが懐かしいと話してくれた。そして、子育てをしながらの女将業。〝仲居や板さんに迷惑をかけないようにしなきゃ〟という成松さんの想いとは裏腹に、「大変でしょう。帰ってご飯作っておいで。」「子どもをこっちに連れて来なさい。」「子どもに駒の回し方教えようか?」と幾度も従業員の方々にバックアップしてもらったそうだ。「子育てしながら働くことを経験しているからこそ皆が私の気持ちを分かってくれて、一緒に育ててくれたんだと思います。おかげさまで〝人を頼る〟ということを覚えました。それは子育てに限らずお店もしかり。私がしっかりしてないから、皆に引っ張ってもらっていて… 私は後からついていってるような感じです(笑)」と腰の低い成松さんだ。


お料理の美味しさもさることながら、女将の成松さんをはじめ、清川・樂亭の従業員さんの接客・サービスは「ここに来てよかった。美味しかった。また来よう。」と思わせてくれる。和食が食べたいと思ったら、佐賀牛のステーキが食べたくなったら、ぜひとも利用していただきたい素敵なお店だ。

ラムサールプロジェクト
「美味しいは美しいになる」


鹿島市役所 ラムサール条約推進室
鹿島市ラムサール条約推進協議会

宝の海、有明海。現在赤潮・青潮などにより環境が悪化し、干潟に生息する生き物が減少し続けている。また、大雨による被災も重なり、立ち上がったのが「肥前鹿島干潟基金増額プロジェクト」。人々の関心を有明海に向け、豊かな生態系と人々が集う干潟を未来へ残したいという想いから発足し、今年5周年を迎えた。
そのプロジェクトの一環として〝鹿島市の豊かな自然の恩恵を受けた産品〟が認証される「肥前鹿島干潟ラムサールブランド」という制度を創設。中でも本誌が注目したのは「黒毛和牛」。鹿島市七浦のみかん荒廃園で放牧飼育されている黒毛和牛を、鹿島市の協力飲食店でメニュー化し、その売り上げの一部を有明海保全活動の基金として寄与される仕組みとなっている。この黒毛和牛を使った新メニューを考案中なのが「割烹清川」さん。その取り組みについてもお話を伺った。

「この牛たちは経産牛(子どもを産んだ牛)。七浦の荒廃したみかん園の草を食べて綺麗にしてくれたり、イノシシを追い払ったりととっても役に立ってくれています。子どもを産んで私たちの生活の役に立っている彼女たちに〝最後に一花咲かせてあげたい〟と、このプロジェクトに賛同し、新メニューの開発をスタートしました。この牛を使った美味しいお料理をお客様に提供することで、基金が生まれ、有明海が美しくなる。キャッチコピーである「美味しいは美しいになる」のお手伝いができればと思っております。」と話してくれた。どんなお料理に仕上がるのか、完成が楽しみだ。

そもそもラムサール条約って?



「ラムサール条約」って昔、学校で習った覚えはあるけど具体的にどんなものだったか…という方も少なくないのではないでしょうか? この条約は1971年にイランのラムサールという都市で行われた国際会議で採択された「湿地」に関する条約。

特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約です。この条約の登録湿地は2018年時点で世界に1832ヶ所、日本に52ヶ所あり、そのうちの2ヶ所がここ、佐賀県にあるのです!

1つは佐賀市東与賀町の「東よか干潟」、もう1つは鹿島市の「肥前鹿島干潟」。肥前鹿島干潟・新籠海岸では、手が届きそうなほど近くでムツゴロウやシオマネキを見ることができます! 大空を悠々と飛び回る野鳥も多く、見晴らし台でカメラを構える人もよく見受けられます。

ここは風の音、野鳥の声だけしか聞こえない素敵なスポットです。お友だちや恋人、お子さまと一緒にぜひ遊びに来てください🥰

Ramsar Wing Project
—— 残したい光景が、またひとつ。


2020年11月1日、肥前鹿島干潟・新籠海岸見晴らし台に写真映え間違いなしの〝翼〟が描かれた横断幕が設置されました!  肥前鹿島干潟に冬に飛来する「ツクシガモ」の羽をモチーフにした翼で、今にも大空に飛び立ちそうなインパクトがあります✨ ぜひアナタも開放感溢れる絶景スポットで、思い出に残したい瞬間をフレームに収めてみませんか?🥳

「今回私たちが散策したスカイロード商店街にも遊びに来てね~!🥰」

☟以前本誌に掲載したスカイロード商店街周辺の特集記事はこちら


日用雑貨から生活用品まで~貴方を虜にするフレンチポップ雑貨
アルファデザイン
 

カウンターから引き出されるのは 旨い酒か夜咄(よばなし)か
割烹中央
 

本物のラスタマンがいる店~ジャマイカの美味しい魅力満載の店
Bar Yawd  (ヤード)
 

40年変わらない安心の味わい~女子高生の時食べたパフェの思い出
ぐりるるーむBEGIN  (ビギン)

鹿島の夜に満足をくれる店~本格絶品イタリアンで語り合おう
RABB&GAGA  (ラビガガ)

町中の小洒落たダイニング~気さくで可愛いオーナーさんのお店
Lunch&Dinner MIYATSU  (ミヤツ)
名称

新籠海岸

住所

鹿島市常広

アクセス

肥前鹿島駅より車で約11分

肥前鹿島駅より自転車で約20~30分

問い合わせ先

鹿島市役所 建設環境部 ラムサール条約推進室

0954-63-3416

Facebook

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Instagram

☞ ラムサール条約推進室 Instagramページ

お食事処

割烹「清川」・創作料理「樂亭」

住所

鹿島市高津原3590

TEL

0954-63-2231

定休日

不定休

営業時間

10:00~22:00

駐車場

60台

席数

20~30席

※新型コロナウイルス感染拡大防止の対策として席数を通常より減らして営業されております。

HP

☞ 清川・樂亭 公式ホームページ

Facebook

☞ 清川・樂亭 Facebookページ

アクセス

肥前鹿島駅より徒歩約10分

備考

ランチ・ディナーともに予約が可能です。不定休ですので営業日の確認と合わせて事前予約をおすすめします。