2019.4月号
ナビゲーター/MAYUKO
路地の先の隠れ家
Bar Yawd
JR肥前鹿島駅から徒歩5分。「ランチやってます」の看板を見つけて恐る恐る細い路地を進んでいくMAYUKO。「ヤード」とはジャマイカの言葉で「家」という意味。
路地を進んだところにあるのはジャメイカンを感じてもらえる秘密基地のような、ちょっと怪しげな雰囲気をあえて醸し出しているのだという。もちろん店内で流れているのはレゲエ。ここはレゲエファンが集うお店なのである。
2018年10月にオープンした「Bar Yawd」は当初は夜だけ営業するお店だったが、オーナーが本場ジャマイカで学んできたフードメニューが評判となり、ランチ営業を開始した。ぜひ食べて欲しいのが昼でも夜でも提供しているヤードライス! ジャークチキンと佐賀名物・シシリアンライスをミックスさせたメニューだ。その他カレーやアメリカのB級グルメ・チキンオーバーライスなどここでしか味わえないメニューが目白押し。それに合わせるビールはジャマイカビールのレッドストライプ。佐賀ではここでしか飲めないらしいぞ! あぁ、まだまだ伝えたいことがありすぎる。まずはオーナーさんのお人柄を紹介しよう。
オーナー 中尾 太さん
元々音楽全般が好きだった中尾さんがレゲエに魅了されたのは18歳の頃。 ジャマイカは大アンティル諸島で3番目に大きいカリブ海に浮かぶ島。秋田県とほぼ同じ大きさで、空港でも街中でもレゲエが流れているという音楽の国なのだ。小さな国なのにそんなに有名な国ってどんな場所なんだろうという興味に突き動かされた中尾さんはジャマイカへ渡った。
ボルトを生んだ国、ジャマイカは陸上競技場だけは立派だが道路はボコボコ、日本に比べるとやはり貧相な国だった。しかし、一家に1台必ず大きなスピーカーがあり、どこを歩いていても音楽が聞こえてくる。そう、彼らの娯楽は音楽。貧しいけど、住んでいる人はみんな笑顔だったんですよと中尾さんは教えてくれた。
2年前に地元・鹿島へ戻り、レゲエやジャマイカの魅力を伝える店を作りたいと2018年10月に「Bar Yawd」をオープンさせた。このお店を開いてまだ半年だが、レゲエファンの中で話題になり遠くからはるばる来てくれるお客さんもいるそうで、着実にレゲエの聖地に近づいている。
「レゲエの魅力は嫌なことも忘れられること。知れば知るほどレゲエが好きになっていくんです。これからいろんな人にレゲエっていいなって思ってほしいですね。この店がレゲエやジャマイカへの興味を持つきっかけになってくれればいいなと思います。」 と熱いレゲエ愛を語ってくれた。
2年前に地元・鹿島へ戻り、レゲエやジャマイカの魅力を伝える店を作りたいと2018年10月に「Bar Yawd」をオープンさせた。このお店を開いてまだ半年だが、レゲエファンの中で話題になり遠くからはるばる来てくれるお客さんもいるそうで、着実にレゲエの聖地に近づいている。
「レゲエの魅力は嫌なことも忘れられること。知れば知るほどレゲエが好きになっていくんです。これからいろんな人にレゲエっていいなって思ってほしいですね。この店がレゲエやジャマイカへの興味を持つきっかけになってくれればいいなと思います。」 と熱いレゲエ愛を語ってくれた。
絶品メニューの紹介
本日のランチメニューを3品紹介するよ! ヤードライスはランチメニューの定番だそうだが、残りの2品は日替わりなんだって♪ また、夜のメニューにはマサラ、バターチキン、ベジタブル、ココナッツ、牛すじ煮込みなどカレーの種類もたっくさん! その他パスタや炒飯など小腹が空いたときに嬉しいメニューもあるよ。
※ランチはサラダ・ドリンク付き。※表記は全て税込み価格です。
ヤードライス 950円
こちらは断トツ人気のオリジナルメニュー! 上に乗ったジャークチキンがエクセレント!
オムハヤシ 950円
シシリアンライス 950円
- 言わずと知れた佐賀名物・シシリアンライスも。
お店の様子
コースターもラスタカラー。
ピクルスやオリーブ、ナッツなどのおつまみも充実!
野音用のスピーカーもあったよ!
アルコールも豊富に揃っている。
レッドストライプ 900円
- 直接輸入しており関税もかかるためギリギリの価格で提供しているのだという。ライトビールなので軽い口当たり。個性や主張が強い料理が多いので相性抜群!
ココでレゲエの魅力を体感してほしい。
まずは一度足を運んでみて。
名称 | Bar Yawd(バー ヤード) |
---|---|
住所 | 鹿島市高津原4304-4 |
TEL | |
営業時間 | ランチ 11:00~15:00 バータイム 20:00~翌4:00 |
席数 | 14席 |
---|---|
定休日 | 木曜 |
アクセス | JR肥前鹿島駅より徒歩約3分 |