2019.7月号

NHK大河ドラマ「いだてん」
スペシャルトークショー 緊急特別取材

@鹿島・祐徳稲荷神社

4年目に突入したSAGARICH。そんな時期に丁度タイミングよくトピックスが舞い込んだのです。NHKさん、佐賀新聞さん、サガテレビさんに肩を並べ、佐賀県様より取材の依頼を頂いたのです。なんかもう凄いことになってきました~! みなさん! ありがとう! 編集長KENTOはまだまだ走り続けます!


今、祐徳稲荷神社が熱い!



令和カウントダウンに続き日本が注目するイベントが行われた! 今なお、本殿に飾られている「令和」の書(山口芳水氏奉納)は、多くの参拝客から注目を集めている。

この書は芳水氏の想いが込められた書筆となっている。よくご覧いただくとお分かりになると思うが、文字の中には無数の「狐」の文字が書かれている。これは、祐徳稲荷神社の神様に対する芳水氏の敬意と祈りが込められているのだ。果たして令和の二文字の中に、いったいいくつの「狐」が書かれているかは定かではない。しかし、容易ならざる忍耐力と時間、労力を注ぎ込んであろうことは想像できる。芳水氏が、単なる書道家でないからこそ描くことができた大作であるといえる。


■スペシャルリポート
NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリンピック噺」トークツアーin佐賀県鹿島市



主演の中村勘九郎さんや、古館寛治さん、久保勝史さんらによって行われた「箱根駅伝 必勝の特別奉納」の様子。

劇中の衣装であるジャージ姿で奉納に臨む3人。ドラマもいよいよ佳境へ差し迫っていくこの日、ドラマの成功や東京オリンピック2020への想いなどを胸に抱いているのだろうか。神妙な面持ちで本殿に坐する3人だ。


披露された「祈願奉納の舞」
なかなか見ることのできない「祈願奉納の舞」を観覧した中村勘九郎さんは、「このような舞は初めての経験。」と感動しているようだった。

それぞれの想いで玉ぐしを捧げ「特別奉納の儀」は終了した。

佐賀県への想いを熱く語る
山口義則県知事



このイベントへの応募は予想をはるかに上回る数となった。来場客の皆さんがトークショーの始まりを今や遅しと待ち構えていたところに前段の挨拶として山口知事が登場。司会者が紹介すると、会場から大きな拍手が沸き起こり、山口知事も笑顔でそれに応えた。とりわけ、佐賀県がNHKとのタイアップに注力してきたことが山口知事より告げられ、結果としてこのような形でも実を結び県民の喜びにつながったことは素晴らしいと感じた。

トークショーのスタート

大歓声とともに迎えられた金栗四三役の中村勘九郎さん、可児徳役の古館寛治さん、茂木晋作役の久保勝史さん。3人の笑顔での登場に会場内の空気が一気になごみ、アットホームな雰囲気に包まれた。とりわけ、中村勘九郎さんのお名前が呼ばれた時の拍手はひときわ盛大で、待ってましたとばかりに盛り上がった。
さて、司会者によって様々な話題についてのトークが進行していったが、とりわけドラマの話になると3人とももどかしさを隠し切れない様子が印象的だった。というのも、この日は日曜日。この日の放送で展開されることを発表できない、話せないからだ。3人揃ってモゴモゴとするトークに会場内は笑いで溢れた。

古館さんのお母様は唐津市在住

とりわけ少しおとぼけな役回りで来場客を笑いに誘った古館寛治さん。シュールなコメントや表情などは、さすがにベテランの風格。また、場内の空気を常に温かくする話し方などにとても親近感を覚えた。現在、古館さんのお母様は唐津市にお住いということで会場にもお越しであった。紹介されると観客からも温かい拍手が送られたのだった。

この日の観客は約450人。神社の参集殿はもう満杯だった。来場者は事前の応募にて抽選で選ばれた人たち。当初の予想をはるかにしのぐ応募数で、ドラマの人気ぶりを示していた。ここ鹿島市は、箱根駅伝のコースに似ているということで毎年、多くの大学駅伝チームが合宿に訪れている。そのような事実を知らない県民も多くいたようだ。だからこそ今回このトークショーの開催地の一つとして鹿島市が選ばれたのである。

トークショー終了後



トークショー終了後の囲み取材では、少ない時間の中でそれぞれの想いをしっかりと丁寧に伝えてくれた出演者の皆さんであった。また是非、佐賀へ鹿島へお越しいただきたいと願いながら、インタビューは終了した。このイベントに向けて、合宿した大学駅伝チームからの寄せ書きも展示されていた。

 

■特別リポート


実はトークショーの前日、古館さんと久保さんは鹿島を視察してくださった。そこに、なんとSAGARICHモデルのYURINAとSAKIが同行! 道の駅鹿島で干潟鑑賞、肥前屋さんでお酒の試飲などを体験された。

この日の天気は快晴。美しい青空の下、眼前に広がる広大な干潟にお二人とも驚きの様子。


モデルの二人も古館さんと久保さんの温かさに助けられ、談笑しながらご案内を進めた。

道の駅鹿島に隣接する干潟体験課では、干潟に生息する生きたムツゴロウなども鑑賞することができ、お二人も楽しくご覧になっていた。

鹿島のお酒を体験


モデルに勧められて試飲を体験する古館さんと久保さん。使用したおちょこは氷でできたもの。冷で楽しむために肥前屋さんが特別に拵えたものだ。

社長が丁寧に酒蔵についてご説明してくださった。


こちらの酒蔵では、実に多くの試飲ができるから楽しい。

社長さん自らも、おすすめの銘酒を注いでくださった。満足げに味わう古館さんと久保さんであった。

肥前屋さんは鹿島市の酒蔵通りにある。この看板を目印に皆さんもどうぞ足をお運びくださいね。