築160年以上の建造物のカフェ
kasane
2018年4月にオープンし、1周年を迎えた「kasane」さん。レストラン・カフェとして有田町の人たちをはじめ、観光客の方々に愛されているお店だ! この辺りには気軽に入れるお店は居酒屋さんか大手チェーンのレストランくらいしかない…。でも「kasane」さんは中休みがなく、夜まで通しで営業しているから一息つけるカフェとして利用できるのも嬉しいね。
この場所で良い時間を重ねたい、人の出会いを重ねたい、素敵な器を重ねたい。そういう願いを込めて名付けられた「kasane(かさね)」。築160年以上というこの建物を街のために役立てたい、若い人を応援したいという想いを持つ大家さんとの出会いから、店内をリノベーションして営業することになったそう。オープンから1年が経ち、今では街の人たちとコラボしたイベントを開催したり、マルシェに出店したりと非常に活動的なオーナーさんなのだ。有田を訪れる際にはぜひ「kasane」に、素敵な時間を重ねに行って欲しいな。
美しい自然に囲まれた池が広がっていたよ!
忙しい日々からちょっと抜け出して、美味しい空気を吸いに行こう♪
おススメメニューの紹介
シェフは東京で板前さんをしていたんだって! この雰囲気で和食が味わえるのは日本人はもちろん、観光で有田にやってきた外国の方にもウケが良さそうだ!
有田鶏・有田豚・佐賀牛など、お肉は佐賀県産を使いたいとお店を出す時から思っていて、品質にこだわって使用している。ランチでも食べられる「佐賀牛すじのカレー」も人気メニューなのだそう。
佐賀牛の肉じゃがのセット 1,200円
- 美味しお肉の脂がジャガイモにしっかり染み込んでいる。この肉じゃがの味付けの具合がものすごく丁度いい。
有田鶏と根菜のトマト煮のセット 1,000円
- 地元の有田鶏を使った煮物。小鉢に入っている「人参の葛よせ」がたまらなく美味しい絶品だ。
東京時代、お店の看板メニューだったのが肉じゃが。お肉を佐賀牛に変えて提供している。お肉は玄海町・中山牧場さんから直接仕入れているそう。
お料理の器やグラスもさすが有田。とっても可愛らしいね!
もっちりプリン
- 季節のフルーツソースがかかったプリン。もちもちの食感が珍しい!
濃厚なチョコにドリップコーヒーがとっても合う!
ガトーショコラ
- コーヒーや紅茶にもお酒にも相性抜群のしっとり系ガトーショコラ。
奥様が一杯一杯丁寧に淹れてくれる美味しいコーヒーに癒される昼下がり。
お店の様子
こちらは有田で活動する作陶家さんの「some×collection」シリーズ作品。
白磁に藍色の絵付けで素敵な色合いが特徴。
オシャレ女子のHARUKAもメロメロ♪
このマグカップにコーヒーを入れて飲みたいな~!
店内は木の温かみを感じる雰囲気。
配置してあるテーブルやイスも使いやすく座り心地も抜群!
スタイリッシュで安心安全の赤ちゃん用のイスもあるよ!
美味しいお料理に合わせてお酒もどうぞ。
オブジェの暖炉が雰囲気を作っているよ♪
オーナー 鈴木さんご夫妻
東京から有田に移住してきたお二人。埼玉県出身の旦那様は板前さんとして修業を積み、東京・飯田橋にてお店を切り盛りしてきた料理人。一方奥様は上京後、ラジオやナレーター、MC、有線のお仕事をしていたそうだ。そんなお二人が東京で出会い、独立してお店を出したいと思い立ったのだ。いつか佐賀に帰って佐賀のために役に立つことがしたいという想いを持っていた奥様は旦那様を説得し、佐賀へ移住することを決めたのだ。
しかしなぜ有田だったのか。それは東京で移住の相談窓口となってくれた有田町地域おこし協力隊の方の存在が大きかったと奥様は語ってくれた。その方が繋いでくれたご縁、そこで繋がった人たちの温かさや優しさに触れ、有田の町が大好きになったという。
東京時代、旦那様は深夜2時に帰宅し、早朝7時には築地へ仕入れ。仕事もプライベートでもプラスアルファにかける時間も余裕もなかったという。有田に移住し、kasaneを営業していく中で街の人たちとイベントの企画をしたり、お客様に来てもらうためにメニューの考案に時間をかけたりと、お金では手に入らない創造的で、心が豊かになる暮らし方ができているのだと柔らかい表情で話してくれた。
名称 | kasane(カサネ) |
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住所 | 西松浦郡有田町中の原2-1-7 |
TEL | |
営業時間 | 11:30~20:00(L.O) |
定休日 | 水曜、第1・3・5木曜 |
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駐車場 | 5台 ※満車の場合でも近くの駐車場をご案内しますのでスタッフへお声掛け・お問い合わせください。 |
アクセス | 有田ICより車で約10分 JR有田駅より徒歩約15分 |