2017.7月号
ナビゲーター/YUKIKO & RIE

店主 福田 俊介さん


小学生から料理人になるのが夢だった。


細かい所のこだわりを大切にしたい。でも、年を重ねるごとに厳しい世界だと知った。人気店になっても謙虚な姿勢は崩さず、料理への探求心を持ち続けている若き料理人だ。2016年11月1日11時1分にオープン。JAZZが流れる落ち着いた大人のお店。お客様との会話を大事にしたいという思いから対面式カウンターになっている。

【ご経歴】
2年間大阪の調理師学校で和洋中の基礎から応用を学び、卒業後は兵庫県で3年間旅館に勤める。その後千葉で接客や人材育成のノウハウを学ぶも、1年足らずで家庭の事情により嬉野に急遽帰省。そのうち、自分を育ててくれた嬉野の為になることをしたい、と思い一念発起。すると、オープンから4か月間予約でいっぱいになるほどの人気店に。今ではフェイスブックやインスタグラムなどのSNSや口コミで大絶賛のお店となった。


日本酒と天麩羅



様々な種類の日本酒を厳選して提供している。お酒の香りを楽しんでもらうために多くの日本酒をワイングラスで出している。口当たりがなめらかになるのもワイングラスの特徴だそうだ。The SAGA 認定酒も豊富に取り揃えている。常時約10本以上。酒はすべて25~30種。
天ぷらに合う日本酒は、2017年春の  TheSAGA 認定酒にも選ばれた「万齢 特別純米 超辛口」。油料理との相性が良く、口の中の油っぽさをスパッと切ってくれる。相性抜群、お薦めの取り合わせだそうだ。

目の前で調理してくれる天ぷらを揚げる油の音や、揚げたての衣の香りを存分に楽しもう。

ふく田の天ぷら(松・竹・梅)
1,980円/1,480円/980円
内容は季節によって変わる。ヒマラヤ岩塩・嬉野茶の抹茶塩・カレー塩・天つゆでいただく。一品一品に佐賀の食材はこんなにおいしかったのかと実感する。何種食べても全然腹が重くならない。天ぷらは、素材の鮮度はもちろん、油も大事。多いときは1日に油を3、4回変えるそう。

写真左から、オクラ・ミニトマト・わらび。次の写真は左から、アスパラガス・ナス・スプラウトニンニク。その他、車海老、帆立の貝柱などの海産物もある。


天ぷらを提供するときに気をつけていることは、素材の持つ水分を飛ばしすぎず、残しすぎずに揚げること。これにより、天ぷら料理の利点である素材の旨味を凝縮させることに繋がるそうだ。

牛すじ肉のほろほろ煮 730円
注文率90%以上の人気商品。ここでは贅沢にも赤身すじのみを使っており、余計な物は一切入っていない。仕込みの段階でその時のすじ肉の状態を見て煮込み時間の微調節をしながら2日かけて仕込んであるそう。時間と手間をとてもかけた店主自慢の1品。

牛たんしゃぶ 1,780円(1人前)
県産野菜に拘ったしゃぶしゃぶ。みずな、えのき、白ネギ、シイタケ、嬉野豆腐など。ここで使う酢醤油は女性に人気。佐賀県産のお酢と醤油を数種類使って作る、店主オリジナルブレンド。牛たんを昆布出汁にサッと通して食べれるしゃぶしゃぶスタイルは全国でもそう多くは無い。注文は2人前から。1人前は要相談。
佐賀和牛のグリルステーキ要予約(当日の15時まで)

ランボソ 2,500円(100g)
牛一頭の半身から1kg程しか取れない超希少部位。ヒレに次いで柔らかい。
イチボ 2,300円(100g) 
牛のお尻に近いもも肉の中でも特に旨味が強い希少部位。噛み応えあり。

(写真:手前イチボ・奥ランボソ)
仕入れによって内容が変わるので、公式のフェイスブックかインスタグラムで要チェック。

華咲牛たん(極)1,980円(1枚)

7月上旬より新たにメニュー入りする「華咲牛たん」シリーズのご紹介!こちらは、牛たんのシャトーブリアンと呼ばれる超希少な部位「タン元」のみを使用しており、焼肉などで食べる一般的な牛たんの3mm程度に対して、贅沢にも8倍超のおおよそ25mm!!シャクシャクッとした厚切りの「タン元」特有の食感は牛たん好きでなくとも興奮の逸品!
また、「タン元」より噛み応えのある「タン中」という部位を使った(極)よりリーズナブルな「華咲牛たん  1,680円(1枚)」や、どっちも食べたいグルメな方用に「華咲牛たん 食べ比べセット  3,500円」も用意してある。食べ比べセットは個々で頼むよりも安く食べれちゃう必見のメニューだ。いずれもジューシーに焼き上がった牛たんを、一緒に出てくるハサミで自分の好きに切り分けて、わさび醤油やレモン、岩塩をつけて食べる。これは、新たな看板メニューの誕生か!?

7月上旬より新たにメニュー入りする「華咲牛たん」シリーズのご紹介!こちらは、牛たんのシャトーブリアンと呼ばれる超希少な部位「タン元」のみを使用しており、焼肉などで食べる一般的な牛たんの3mm程度に対して、贅沢にも8倍超のおおよそ25mm!!シャクシャクッとした厚切りの「タン元」特有の食感は牛たん好きでなくとも興奮の逸品!
また、「タン元」より噛み応えのある「タン中」という部位を使った(極)よりリーズナブルな「華咲牛たん  1,680円(1枚)」や、どっちも食べたいグルメな方用に「華咲牛たん 食べ比べセット  3,500円」も用意してある。食べ比べセットは個々で頼むよりも安く食べれちゃう必見のメニューだ。いずれもジューシーに焼き上がった牛たんを、一緒に出てくるハサミで自分の好きに切り分けて、わさび醤油やレモン、岩塩をつけて食べる。これは、新たな看板メニューの誕生か!?


お店の様子



壁やドアに使われている木の表面は、波のようなデザインでおしゃれ。斧で殴って仕上げる、名栗仕上げという技法で作られたもの。

箸は使い捨ての割りばしではなく特注品。大分県日田市の天然の竹を使った箸で、箸先はわずか1.3㎜。しなりがよく食べやすい。爪楊枝の代わりは、見た目もお洒落で使い心地もいい「黒文字」。

小規模団体様用のテーブル席。2テーブルに分けることもでき、 2名様〜 10名様まで対応可。現時点では完全予約制 (コース料理のみ )。

お肉に合うおすすめワインも充実している。
名称

佐賀めし ふく田

住所

嬉野市大字下宿乙949-4

TEL

0954-42-2929

営業時間

18:00~23:00 (L.O.22:00)

定休日

木曜

席数

カウンター10席、テーブル席8席

※テーブル席は予約制

駐車場

4台(付近の月極駐車場内)

アクセス

嬉野バスセンターより徒歩約7分