平成2年に創業したのは、吉田さんが40才の時だった。いわゆる脱サラから蕎麦道へ。吉田さんは麺が好きで、以前からうどん屋さんやってみたいという気持ちがあったそうだ。今でこそ超が付く人気店だが、始めた頃はお客さんつかなかったそうで3年目から口コミで徐々に増え始めたという。4年目に入って業績が右肩上がりになって来た時は、正直怖くなったそうだ。今では、順風満帆に安定していると笑顔。 どうして成功したと思いますか？と尋ねると「板そばがなかったらここまで絶対に来れなかった。」とあっさり答えた。また「お客様にはお得感を感じてもらわんといかん。全メニュー、量が多いから食べきらんなら残してください。」とサービス精神も旺盛だ。今後については、「正直な話、動ける間は働きたい。これまで仕事は真面目にやってきました。あとは息子がやると思う。でも、死ぬまで現役です。週末は人が多いからきついときもあるが、踏ん張ってあと5，6年は頑張りたいな。」と語ってくれた。社長の笑顔がなんとも良かった。