2017.8月号
ナビゲーター/SAORI
厳選食材をリーズナブルに味わえる店
「楽縁」ではその時季のものをメインに、純和風から創作料理など、バリエーションに富んだ料理をリーズナブルな価格で味わえる。味付けはあっさりと、なるべく素材の味を生かしつつ美味しく仕上げるよう心掛けており、その味は「ミシュランガイド 福岡・佐賀2014特別版」にも掲載されるなど、美食家のお墨付きだ。
魚は地元のものを中心に旬の鮮魚を毎日仕入れ、肉は地元玄海町の「中山牧場」から一頭買いした佐賀牛・お隣肥前町のブランド豚「肥前さくらポーク」・国産の鶏肉などを使っている。また、野菜の大半はその日の朝収穫した自家栽培のものを使用。こちらは「虫食いも味のうち」と、なるべく農薬を使わずに育てている。また、酒は佐賀の日本酒のほか、鹿児島の焼酎を豊富に用意。鹿児島の焼酎が多いのは、発電所が近く、鹿児島から出張で来る客が多いからだそうだ。メニューは単品料理のほかコース料理も人気で、女子会や宴会にもよく使われている。
おすすめメニューの紹介
豚の角煮と根菜の煮物 750円
肥前町のブランド豚「肥前さくらポーク」を2日間かけてじっくり仕上げた豚の角煮は、箸で切れるほどトロットロ♪
ホルモン炒め 650円
プリップリのホルモンは、地元玄海町の「中山牧場」から1頭買いしたものを使用。甘辛い味付けがクセになる。
刺し盛り 1,000円~
玄界灘で獲れた旬の鮮魚を使った自慢の刺し盛り。内容はその日の仕入れによって替わる。 ※写真は1,000円の品。
クリームチャンジャ 650円
ピリ辛のチャンジャとまろやかなクリームチーズの酸味が見事にマッチした一品。韓国海苔で巻いて食べよう。
和食処 楽縁
店主 山﨑 力さん
小さい頃から料理人が夢だったという山﨑さん。「トントン拍子に料理人への道が開けた」と本人が言うように、独立までは様々な物事がタイミング良く進んで行ったそうだ。学生時代は“料理の専門学校に落ちたら夢を諦めよう”と考えていたそうだが、無事合格。卒業後は福岡の料亭や唐津のホテルなどで約10年間和食の修業を積み、30歳を期に独立した。店の設計は兄・大工は親戚・野菜の生産は両親・魚の仕入れは叔父と、親戚一同の力を借りつつ夢を形にした。山﨑さんは客から「また来るね」と言われたときにやりがいを感じるそうで、定年を過ぎても料理人を続けていきたいそうだ。今後やってみたい事を尋ねると、「旅に出て色々な土地の美味しいものを食べ歩き、店での料理に活かしたい」と笑顔で語ってくれた。
お店の様子
お一人様でもOKのカウンター席。
佐賀の日本酒や鹿児島の焼酎が豊富!
足を伸ばせる掘りごたつ席。
宴会にも使える個室の座敷席。
名称 | 和食処 楽縁 |
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住所 | 玄海町大字今村4571-1 |
TEL | |
営業時間 | 17:00~23:00 (L.O.) 日曜日のみ22:00 (L.O.) |
定休日 | 月曜 |
席数 | カウンター 7席/テーブル席 18席/個室 32席 |
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駐車場 | 13台 |
HP | |
アクセス | 西唐津駅から車で約20分 |