熊の川温泉お宿 夢千鳥

歴史ある佐賀の名湯、熊の川温泉に佇む「夢千鳥」。本館に和室4室と、離れに2間続きの和室1室があるこぢんまりとした旅館だ。目にも心地よい緑の庭園は、熊本・黒川温泉を人気温泉地へと成長させ“黒川の父”と呼ばれた後藤哲也氏のプロデュース。旅館の周りに植栽された木は、もともとそこが雑木林だったかのように自然と景色に溶け込んでいる。この緑は露天風呂や喫茶スペースなど、館内の至る所から見ることができ、日常生活で疲れた心も癒してくれる。館内には大浴場のほか、石風呂と檜調の貸切風呂がある。泉質は単純弱放射能泉。温度は37度前後とこのあたりの温泉の特徴でもある“ぬる湯”で、ゆっくりと体の芯まで温まることができる。ラドンを多く含むやわらかい湯は健康や美肌にも良いと言われており、入浴はもちろん、飲用や料理にも用いられている。さらに、ラドンはお湯だけでなく空気中にも含まれているので、たくさん深呼吸をすることでも身体に取り入れられる。まさに、泊まるだけで心も身体も癒され、健康になれる宿だ。

館内の雰囲気

ご案内役　夢千鳥 ホールマネージャー
梅崎 令子さん

お部屋の紹介

熊の川温泉
日本有数のラドン含有量を誇る温泉

熊の川温泉の泉質は単純弱放射能泉で、美人の湯として名高い。温泉の起源は、平安時代の弘仁12（821）年、弘法大師が全国行脚の途中、水浴びする水鳥の姿から発見したと伝えられている。湯の温度は36～38度の“ぬる湯”。熱い湯に比べて体への負担が少ないとされている。肌にまとわりつくようなやわらかな湯は美肌やアトピー・リューマチ・痛風などにも効果的で、湯あがりはツルツルのお肌が期待できる。

【泉質】単純弱放射能温泉（低張性アルカリ性温泉）
【ラドン含有量】34.62マッヘ/kg
【効能】神経痛・筋肉痛・関節痛・痛風・動脈硬化症・高血圧症・慢性皮膚病など

※熊の川温泉は環境庁指定の国民保養温泉地

家族風呂「川せみの湯」
内湯風呂「べっぴんの湯」

 
立ち寄り湯
【時間】10:00～17:00（受付）
【料金】大人 750円、小人 380円
※貸切風呂は別途貸切料1,080円・60分
 
日帰り湯ったりパック
【時間】11:00～15:00、16:00～20:00
【料金】1人 5,400円～
※食事1食・内湯入浴・部屋休憩代込み

宿泊時の夕食の一例（内容は季節により変わります）。
人々の健康を考え、産地にこだわった季節の食材で作られた料理の数々。なかでも自慢は毎朝手作りされる豆腐。白・黒の2種類があるうち、白い方には佐賀県産「ふくゆたか」を、黒い方には北海道産「十勝黒」をそれぞれ使用。しっとりとキメ細かく、なめらかな口当たりを楽しめる。

御献立

豆乳
お豆腐
旬菜盛り
刺身
蓋物
お肉
焼き物
揚げ物
豆乳粥
漬物
味噌汁
デザート

※日帰り客には別途メニューあり

色浴衣の貸出し（有料）もあり★

ご朝食

朝食は味噌汁や魚など和食が中心。地元の棚田米を炊いたご飯はお替わり自由。温泉水で作る味噌汁は身体を温め一日の活力を与えてくれる。豆腐は日によって白・黒のどちらかが付き、食後には温泉水で淹れたコーヒーも付く。

御献立

ご飯
味噌汁
豆腐（白または黒）
ベーコンエッグ
焼き魚
納豆
香の物
コーヒー