お菓子屋さんを目指した理由については、高校卒業されて大学へ進学し、サラリーマンとなったがバブルがはじけ、働いていた会社もあおりを受けて、一念発起。義父のお菓子屋を継いでみようかなと思ったのがきっかけだったそうだ。だから、修業し始めたのは26、27才の頃。一緒に働く見習いさんは18、19才くらいの若い人ばかり。そこではカステラなどを焼いていたそうだが、その当時は和菓子よりも洋菓子が人気で洋菓子のお店を手伝いに行っていたという。そして、そのまま洋菓子の世界へと傾倒していったのだそうだ。
店内のプチガトーは27～28種類・焼き菓子は50～60種類ほど。また、美味しそうなクロワッサンなどのデニッシュや、チョコのテリーヌなども一際目立っている。これらは開業時からの人気商品。田中さんの修業時代の思い出の品だそうだ。