■インタビュー


代表取締役 古賀 義紹さん

・どうして料理人に? 

ドラマの「前略おふくろ様」に憧れて料理人を目指しました。

・苦労したことは?
そんなに思いつかないが、当時は金銭面でのやりくりに苦労した。
・和食料理人を目指す若者へ
料理が好きじゃないとやっていけない。修業するときは最初に入る店が重要。基礎をしっかり教えてくれるところに出会うかでも変わってくる。
・お客様に一言
どういう風に作っているかな、と興味を持ってほしい。そして、「どうやって作っているんですか?」と聞いてくれると、なお嬉しい。

女将 悦子さん
創業 25年。平成 4年から営業されている。修業は、ミシュランガイドで 3つ星を貰った博多の「料亭 嵯峨野」で 3年。兵庫県西宮市にあった「はり半」で 6年なさった。その後、山口リゾートなど転々とし、ふるさと・神埼に帰ってきてお店をオープンさせた。今では、この場所に移転をして 21年間、すっかり知らない人はいないくらい神崎の和食の顔となった。
古賀さんは、「こういう和食の料亭は価格が高いが、比較的リーズナブルに提供しているので、ぜひ気軽に利用してほしい。」と語る。女将さんである、奥様との出会いについて尋ねると、元々高校の同級生で、当時付き合っていた。修業で離れて疎遠になっていたが、同級生の結婚式で再開した。なんともロマンティックな話になってきたので、料理の話題に戻ることにする。さて、神埼の特産そうめんを懐石にできないか。との声を受け、神埼のいくつかの料理屋さんと共同で作ったメニューがある。

・神埼めん懐石 (平日限定・2名様より要予約) 2000(税別)

梅・茶・たまご の 3種のそうめんを 3種の刺身で巻いたり、創作的で楽しい懐石だ。

■ランチメニュー
≪黒毛和牛炭焼き膳≫
2500円(税別)


・九州産 黒毛和牛
・前菜 (数の子、真子のイクラのせ、ごま豆腐のあんかけ、ムール貝のトマトソースかけ、ダシ巻き、鰆の西京焼き )※季節や日によって変更有
・寿司二貫 (ヒラマサ、鯛 )
・サラダ
・茶碗蒸し
・ごはん
・赤だし味噌汁
・香の物
・デザート

≪鮮美膳≫1800円(税別)


・前菜 (数の子、真子のイクラのせ、ごま豆腐のあんかけ、ムール貝のトマトソースかけ、ダシ巻き、鰆の西京焼き)※季節や日によって変更有

・お刺身 (サザエ、鯛、イカ、サーモン、甘えび、ヒラマサ )
・野菜の天ぷら (レンコン、大葉、南瓜、ナス、獅子唐 )
・茶碗蒸し
・ごはん
・赤だし味噌汁
・香の物
・デザート
 

■料理のこだわり


お肉のタレ、刺身醤油、天つゆ、サラダの胡麻ドレッシングなど、すべて手作り。

〇赤みそ

赤みそは、調合をお願いして鹿児島から送ってもらっている。角が丸くなったような味わいで、飲みやすい。赤だしが苦手な人でも喜んで飲んでもらえるそうだ。
〇刺身醤油
醤油を地元の醤油屋さんから仕入れ、鰹節と昆布を入れ1か月寝かせてお刺身醤油にしている。甘みが口に広がる味わい。
〇和風胡麻ドレッシング
これも自家製!一般的などろりとしたごまドレッシングと違い、サラサラした胡麻の香ばしさを感じるドレッシング


大広間タイプの客席

個室タイプの客席

お店の特徴



今回は、梅の木を望める「うめ」という個室でお食事をしました!お部屋によってお庭の景色が違うとのことで、残念ながらこの日はまだ蕾でしたが、 2月には満開の梅の花が窓のすぐそばで咲く。

クラッシックなBGMを聴きながら料理を味わう、一品一品丁寧に作られた料理。

庭から見える風景は季節によって顔を変える。2月には梅、そのあとはしだれ梅、春にはツツジ、秋にはモミジ。料理も庭と同じで季節を感じる。何度来ても1度に2度楽しめる料亭だ。

店名

味膳 古雅味

住所

神埼市神埼町田道ヶ里1575-6

TEL

0952-52-7223

営業時間

11:3014:30 (O.S 13:30)

17:3021:00 (O.S 20:00)

定休日

不定休

駐車場

16(店の表に8台、裏手に8)

席数

50 (個室あり)

HP

https://r.gnavi.co.jp/f359000/ (ぐるなび)

アクセス

【車】東脊振ICより車で約13

【電車】「神埼駅」「吉野ケ里公園駅」から徒歩 約20