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第9話 「あま〜い！コラボ♡ チョコとワインのマリアージュ ブルガリア ベッサバレー エニーラ リゼルヴァ 2007」
バレンタインデー。なんと甘美な響きなんでしょ。世の中の男性が一年で一番ソワついてしまう日。それがバレンタインデー。
早くは幼稚園生から、学生、そして世の中のお父さん方。みんながみんなソワソワしてるバレンタインデー。
さて、そんなバレンタインデーと言えばチョコです。
ソムリンの面々も大好きなチョコレートです。
我々ソムリンに来る質問は沢山あるんですが、その中でも多いのは食事との食べ合わせです。
そしてこの時期はチョコとワインのマリアージュについてもよく質問をいただきます、
さて、チョコとワインをマリアージュすることは可能なんでしょうか？
・まずチョコレートって何か考えてみましょう！
ワインのサイトに来る大人な皆さんなら、カカオから作り出されるのはご存知ですね。
では、カカオの何がチョコになるのか？
なんと果肉では無く種の部分。カカオ豆からチョコレートは作り出されます。
カカオの豆を発行させ乾燥しペースト状になるまで磨砕し、固まったのがチョコレート。
つまりチョコはそもそもナッツみたいな物なのです。
そこにミルクや砂糖や色んなフレーバーを与えていき、いつもみんなが食べているチョコレートになるわけですね。
つまりチョコレトートは元々ナッツなんです！
・チョコレートとワインはマリアージュできるのか？
ワインとナッツは最高に合いますよね！
なのでチョコもワインには合わせることができるんです！
しかし、合わせる時に考えないといけない一番大切なことがあります。
チョコとワインの甘さです。
このバランスが非常に難しい。
チョコが甘すぎ、ワインが甘くないと、ワインがただ酸っぱく感じてしまいます。
・ではどうやって合わせるのか？
基本的にチョコが甘いので、チョコの甘さにワインの甘さを合わせていきましょう
今回の動画ではエニーラリゼルヴァをカカオ80%のものと合わせています。
これより甘いチョコレートならもっと葡萄の甘みを感じやすいものにしましょう！
本当に甘いチョコなら、貴腐ワインやアイスワイン、陰干しワインなどあります。
このワインたちは本当に激甘のワインたち。
どんなチョコにも甘さでは負けません！
・ではどうやってワインを探すのか？
産地でワインを探してみるのもいいでしょう。
南フランスのモーリーでは甘口の赤ワインも作っています！
ソーテルヌ、ドイツ、トカイは貴腐ワインの３大銘醸地！
カナダでは最近「逃げ恥」でも出てきたアイスワインがよく作られていますね。
産地によってワインの得意分野が違ってきます。
でもどうやって探したらいいかわからない人！
たくさんいると思いますw
そういう時は近場のワインに詳しい酒屋に行くか、ソムリンに聞いてください！
チョコに合わせて美味しいワインを飲みましょう！！