佐賀出身の人気ソムリエが
教えてくれるワイン講座


浦川哲矢のソムリンTV
簡単に楽しむワインあれこれ講座
あんがい知らないワインマナーと楽しみ方

Domaine Bouchon  ドメーヌ ブション 代表 浦川 哲矢
ワイン情報 : ソムリン  
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 第14話 
「タコ焼きにワイン?!ピザ風タコ焼きの誕生! 」

梅雨真っ只中!暑い・・・。
佐賀の皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
「鹿島はジメッとしてるんだろうな~」と、想像してまたには帰らないとなと考えています。
さて今回はたこ焼きです。
たこ焼きでも、「たこ焼き機」をご自宅に持っていらっしゃる方が対象になりますね^^;
私も正直、大学で大阪出身の友人から誘われるまで、たこ焼きを自宅でやったことはありませんでした。
最初は「機材も買わなければいけないし、やり方も知らないといけない。何よりめんどくさそう」と思っていましたw
しかし!!!!
自宅でたこ焼き作るのが、楽しいと思えるようになりますw
ぜひ、ご自宅にホットプレートに「たこ焼きの型」がついているものを購入するのをお勧めいたします。
最初は「無駄に付いている」と思う日があるかもしれませんが、いつの日か使うので持っておきましょう!

テーマはたこ焼きですが、攻め方は2つあります。
1.たこ焼きに合うワインを探す。
2.ワインに合う様にたこ焼きを変える。
 
たこ焼きソースに合うワインは何なのか?中のタコに合わせるためには?
ワインに合う具材はタコだけで良いのか?他に入れるべきものは?
つまり両者の歩み寄りが大切になってくるんです。
 

1.「たこ焼きに合うワインとは?」

たこ焼きソースはかなりしっかりしています。しかし中の生地や具はあっさり系。う~む。難しいw
外と中で味が全く違うんですよね。こういう時は両方に合わせやすいワインをチョイスしましょう!
ということで仮説ワインを2つ。

仮説ワイン1:ロゼのスパークリングワイン!
それもソースのちょっとした甘さに合わせて、ワインにもほんのりとした甘さをもたせたものをチョイスしました。
 
仮説ワイン2:イタリアのバルベーラを使った赤ワイン
しっかりとしたワインなのです。バラのような華やかさと塩味をほのかに感じることができます。
 
さてどんなマリアージュになるか。
 

2.ワインに合うたこ焼きとは?!そしてその製法とは?

ワインと合わせるために、必要になってくるのは「酸味」です。
それも味わいとして、タコの旨味を引き出すものが必要になってきます。
あ、今回はチーズは入れないことをお勧めします。
チーズ入れちゃうと飽きちゃうし、チーズの味しかしなくなるんです。
では今回浦川が提案するワインに合う最強のたこ焼きは?


<材料>

・いつもの具材
・市販のたこ焼きの生地
・刻みねぎ
・紅生姜
・タコ
・天かす
 
特別具材(たこ焼き1個あたり)
・ミニトマト (1/4カット)
・バジル (1枚)
・刻みオリーブ (1つまみ)

<作り方>


※ただ具材を入れるだけなので普通の作り方ですw

1.油をしき、天かすを満遍なく広げ、ホットプレートをにします。
2.生地を流し込み、タコを入れ、その他の具材を手際よく穴に入れて行きます。
3.焦らず待ちます。生地が固まり始めたら、まずはたこ焼き1個1個を分けるために縦横に線を入れるように串で線を引きます。ここで早くひっくり返そうとすると、ぐちゃぐちゃになるので気をつけてください!
4.確実に固まったらちょっとずつ回す。一気に回そうとすると形が崩れるので注意が必要です!
5.きちんと丸くなったら出来上がり!火傷しないように食べましょう。

3.実食&マリアージュ検証

たこ焼きがイタリアンみたいな味わいになりました!トマトとバジルが効いたなw
このイタリアン感にタコと和風だしの味わいが意外と合います!
ではワインはどうなのか・・・。
詳しくはソムリンTVをご覧ください!!
ちなみに今回のそむりんTVは50分というかなりの長時間w
一緒にたこ焼きでも作りながらご覧ください。