お洒落な雰囲気の広々とした店内では、“老若男女みんなで来て・食べて・飲める場所”を目指し、テーブル席と宴会用の座敷席を分けている。れぞれ違うスペースにすることで、デートや女子会から家族での食事、そして地元の集まりまで、互いの雰囲気を壊さず楽しむことができる。メニューは焼肉や海鮮のほか、チーズダッカルビやアヒージョ、ビーフシチューなど様々。また、元ラーメン屋の名残りから「鶏塩ラーメン」なども提供しており、飲みの場のシメとしても人気だ。

皇帝海老　1,580円

また、お酒も飲めるので居酒屋感覚で使う常連も多く、大人数での急な来店の際は席が空くまで待ってもらうこともしばしばあったという。さらにラーメン屋という特性上男性客が多く、若い女性が入り辛い雰囲気もあったため、「もっとみんなが使える店にしたい」と10周年の節目にリニューアルを決意した。店は酒屋の店舗の半分を改装。女性が入りやすいようお洒落な雰囲気にしつつ、個室や宴会ができる広い座敷を設けることで、様々なシーンに対応できるようにした。するとこれまでの常連客に加え、カップルや女性同士での来店が増加。より地域に愛される店へと生まれ変わった。店について福田さんは、「10年前に『豚骨一丁』をオープンし、右も左も分からなかった若造が、これまでのお客様と共に作り上げた10年分の思いをこの店に込めました。『いっちょう行こか』の言葉をそのままに、今までの店の感じがオープンスタイルになった店内で、『知らない人同士が仲良くなれる場所（町）・たくさんのものがひとつになる（壱）・ひとつの輪になるように』という願いを込めて。ロゴにある『Ariake』の太陽の日差しは、有明海から登る朝日をモチーフにしてます。日々勉強の毎日ですが、今後はライブなどのイベントも取り入れつつ、結婚式の二次会やパーティーにも対応するなど、少しづつやれることを増やしていきたいです。」と、その想いを熱く語ってくれた。