ダッチベイビー=ドイツ風パンケーキ
あなたは食べたことがありますか?
赤と白の外観が目を引く外観。中に入るとハイテンションのBGMとオシャレなインテリアたちがお出迎えしてくれた。以前からこの辺りにカフェが出来きてほしいと思っていたが待てど暮らせど出来ず、2016年4月にオーナー自らカフェをオープンした。当時ダッチベイビーを提供する店は県内にはまだなかったため、こちらの店が先駆けとなったのだ。
レシピはネットで調べ、材料や配合を変えたり、アレンジを加えるなど試行錯誤の末に完成した。「ダッチベイビーってなに?」と思う方も少なくないだろう。ダッチベイビーとはジャーマンパンケーキ、つまりドイツ風のパンケーキのことだ。スキレットで焼き上げる調理方法で、アツアツもちもちの卵生地が特徴。スキレット鍋など鋳鉄製の分厚いフライパンの縁にそって薄くクレープに近い生地が立ち上がる。今では老若男女に大人気の商品。常連の中には近所に住んでいるおばあちゃんもいるそうで、ダッチベイビーを食べるおばあちゃんの、なんとも可愛らしい姿が目に浮かんでくる。Cafe 220℃はもうすぐ2周年を迎える。オーナーの努力の結晶である目にも楽しいダッチベイビーで素敵な昼下がりを過ごしてほしい。
噂のダッチベイビー
オーナー渾身の逸品
Cafe220℃ではダッチベイビーの種類がとっても豊富で、なんと昨年の春は桜餅のダッチベイビーが提供されていたそう。不定期で新作も登場するらしいので今後も目が離せない! その他、サンドイッチや平日5食限定の薬剤師監修デトックススープカレーなど、ランチにピッタリのお食事も食べられるなんて嬉しすぎる♪
店では可愛らしいラテアートもいただける。豆はエスプレッソが主流の本場イタリアで焙煎・販売されているものを使用。ヘーゼルナッツラテやチョコレートラテなど、ドリンクの種類も豊富なのでその日の気分で味を変えてみるのも◎。桜のアートが春を感じさせるカフェラテ。桜の花びらはざくろのシロップでピンクに色付いている。カフェラテは本来混ぜて飲むものらしいが、こんな可愛いラテアート、混ぜるのがもったいなくて困っちゃう。
生チョコ&バナナのダッチベイビー 780円
- 人気No.1!ビターな甘さの自家製の生チョコは感動もの。中のアイスも相性ぴったりで甘いもの好きにはぴったりだ!
ベリーベリーダッチベイビー 780円
- 人気No.2! トッピングの5~6種類のベリーの酸味でさっぱり。甘いものが苦手な人でも甘ぺろりと食べられるほど甘さ控えめで食べやすい。
キャラメルマキアート(アイス)540円/カフェラテ(ホット)500円
- ラテアートでは季節感を感じる絵や可愛らしい絵を描いてくれる。
彼女の「原動力」
オーナー 河野京子さん
美容関係の会社とカフェの二足の草鞋を履く河野さん。福岡のとあるカフェに行った時、「本当に美味しい!」と感じたパンケーキ。これがダッチベイビーとの運命の出会いだった。なんと甘いものが苦手だというからびっくり!しかし話を伺うと、そんな河野さんだからこそ作り上げることができた”Cafe 220℃のダッチベイビー“なのだと思わず納得した。
甘すぎず、それでいて満足できるダッチベイビーをコンセプトとして掲げ、生地はもちろんトッピングの生チョコレートも手作りしている。周りからは「お客さんはあなたが美味しいと思うものを求めている訳ではない」と言われたこともあるそうだが、「自分が自信を持って美味しいと言えるものを提供していきたい」と熱い思いを語ってくれた。最近バリスタの資格も取得したという努力家だ。昼下がりには満席にもなる人気店。今は1人でお店を切り盛りしているため、料理や配膳に追われることも多いらしいが、「それを順序良くこなしている自分が好き!」と働くことへの楽しさを日々感じているそうだ。”フォトジェニック“が流行している昨今、「自分が作る料理やラテアートを来てくれたお客様がSNSにアップしてくれたりすると、自分がやっていることが評価されたと感じられ、それがやりがいに繋がるんです!」ととびっきりの笑顔を見せてくれた。プライベートではなんと2人の子供を持つママでもある河野さん。まさに子育てをしながら働くママの鏡といえよう。京子さんの原動力は自分の中で湧き出てくる行動力と模索力。やりたい!と思ったことを行動に移す力、こうしたら上手くいくんじゃないかと試行錯誤する力は群を抜いていると感じた。店の今後についてはまだまだ思案中だそうだが、今後はイタリアンバルのような夜に営業する飲食店を出してみたいとのことだ。1人の女性として、働くママとして、河野さんを尊敬し、心から応援したい。
お店の様子
赤と白を基調にした外観と内装。楽しさの中に落ち着きも感じられるバランスのいい配色。オーナーのセンスが光る!
店内にはオシャレなインテリアやソファーがたくさん!
アルコールの提供はビールのみ。カウンターに座ってオーナーとのおしゃべりを楽しむのもGood!
このイスとテーブルは一点物で、アンティークショップで一目惚れし即購入したそう。こんな素敵なテーブルセットがあると、座って優雅なティータイムを過ごしたくなるね♪
お替わり自由のホットコーヒー(420円)を注文すれば、こちらのコーヒーカップが使える。自分の好きなカップを選んで素敵な昼下がりを♪
ハンドメイドの花かんざしや花ゴムも販売している。
レジの横で珍しいコーヒー味の羊羹を発見!ダッチベイビーで小腹が満たされたはずのYUKIKOも思わず手が伸びちゃう♪
名称 | Cafe 220℃ |
---|---|
住所 | 佐賀市天神1-2-50 |
TEL | |
営業時間 | 11:00~17:30(L.O) |
席数 | カウンター4席、テーブル4卓(最大19名) |
定休日 | 不定休 |
---|---|
駐車場 | 4台 |
アクセス | 佐賀大和ICより車で約20分 JR佐賀駅より徒歩約6分 |