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歴史と観光の町

唐津市

 

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佐賀日産株式会社

まるでNHKの朝ドラのセットのような建物。歴史と伝統を感じる。 ついに憧れの日本旅館を訪ねることができた 感じの良い掛け声に迎えられいよいよ旅館に入る 厳かな玄関口でご当主に出迎えられた 玄関口に設けられた小休憩スペースはタイムスリップしたかのよう 明治・大正時代は、この玄関口まで人力車が入ってきていた 何やら格式の高そうな屏風板と琵琶だろうか 雰囲気の良いラウンジでチェックインを待つ さぁチェックインを済ませたら、優雅で贅沢な一日の始まりだ

 
佐賀が誇る老舗旅館
洋々閣 ~ようようかく


5代目 大河内 正康さんが今年から社長に就任した。
明治26年創業 (創業123年)で大正元年の木造建築。当時としては凄く贅沢な造りであった。唐津が石炭産業で栄えていた時代に建てた旅館。総敷地面積は1800坪もあり、傍に虹の松原を臨む。バブル最盛期には、周りの旅館が鉄筋コンクリートのホテルに変わる中、欧米の方からここを残すべきだ!と切望されて今に至る。あえてBGMをかけず、昼は虫や鳥の声。夜は海から聞こえる波の音。昔ながらの空間で、自然の音を楽しんでほしいという思いを持つ。現実から1歩離れ、タイムスリップした気持ちになってほしいが、時代の流れでやむを得ない場合もある。高い木で周りの民家を隠したり、電化製品も極力隠したりと工夫をしている。本物の土壁は電波を遮断するため、無線LAN機器を隠して部屋に設置している。伝統的な日本旅館の良さを残したいというこだわり、熱い思いが伝わる。海外からのお客様も多いので、お客様にあった応対などを工夫している。部屋や、通路に飾られている花を生けているのは若女将さん。オモシロい特徴としては、古い日本旅館の習わしに従い、お迎えからお食事、お見送りまで1人の仲居さんがお世話してくれる。
庭の松は1年に1度剪定している。長い年月が経った松は枝が垂れてくるらしい。長い年月をかけて育ったことがわかるこの庭の松、あまり大きくならないように気にかけている。庭の木は潮風に強い黒松を中心に植えてあり、赤松は2本ある。
赤松と黒松の間を、手をつないで通った男女は結ばれるという伝説があるそうで、それをご宿泊されたカップルに伝えると喜んで行われるそうだ。
心穏やかに過ごせる古き良き日本旅館である。

 
Section1/客室


様々な種類の客室から
自分好みを選ぶ

窓から眺める庭園に雰囲気が素敵なお部屋

 

昔ながらの萩天井


京都・三浦照明もこだわりの逸品


近松仕様の風情あるお部屋

 
宿もお食事のみも
完全予約制

おひとり様あたり17000(税抜)45000円(税抜)12食付き)。
25000円くらいの部屋が人気で、遠方の方だと3万円からの部屋が人気。
中宴会場、大宴会場があり
部屋はA~Gタイプで価格設定をしてあるが、同じ価格の部屋でも全く違う間取りとなっている。
ビジネスホテルとは違い、19部屋すべてそれぞれの顔がある。

 

お部屋の種類と特徴

・部屋1「十坊(とんぼ)」Gタイプ

    • 2間続き、ヒノキの内風呂あり、庭に面している。
    • 三浦照明で和ませる。

・部屋2「姫島(ひめしま)」Dタイプ

    • 1間の部屋、内風呂あり、庭に面している

・部屋3「浮岳(うきだけ)」Fタイプ

    • ヒノキの内風呂、中庭に面している
    • 古いものをそのまま使い、必要最低限の修正のみ
    • さるすべりの木のよさをそのまま使った床の間
    • 天井に使った網代なども昔のままの趣のある部屋

・部屋4「虹の松(にじのまつ)」Cタイプ

    • 7畳+3畳の部屋

・部屋5「対州(たいしゅう)」Eタイプ

    • 唐津城が部屋から望め
    • 1間 2~4名
    • 内風呂あり

・部屋6「小富士(こふじ)」Fタイプ

    • 2間続きの部屋
    • 中庭に面している
    • ヒノキの内風呂
    • 内風呂から唐津城が望める

・部屋7「玄海(げんかい)」Dタイプ

    • 内風呂あり
    • 建物が立ち並ぶ前は海(玄界灘)が見えていた部屋
    • 庭に面している

・部屋8「近松(ちかまつ)」Aタイプ

    • 2間続きの部屋
    • 建築当時の大正元年からほとんど手を入れず、昔のままの部屋。
    • 近松門左衛門にちなんだ装飾品等が飾られている。

 


浴衣着付けサービス

浴衣は希望があったら仲居さんが着付けをしてくれる。たくさんの柄から選んでいただくのではなく、上等の浴衣を1着旅館がご用意。綿100%の生地で、布が柔らかく着心地がいい。サイズは小学生くらいのサイズから、特々大サイズまで揃えてある。

Section2/回廊と庭園


庭から旅館を臨む

ほとんどが黒松。年に一度の剪定。

庭を眺めているだけなのに厭きない

風情溢れる回廊

共用のライブラリーラウンジ

なんとなく雰囲気に浸ってしまう

Section3/浴室


贅沢なお風呂、贅沢な時間。
どれだけ寛いでも構わない。
なぜなら、あなたは大事な
お客様だから。

優雅な雰囲気のお風呂は身心をほぐしてくれる


コンパクトでアメニティーも女性好み。

Section4/ご夕食、ご朝食


ご夕食は、季節を表す
日本料理でおもてなし

お部屋の予算によって素材や品数が違ってくる。
50年前九州の旅館、飲食店の中で初めて、関西からしゃぶしゃぶ料理を持ち帰り夕食に取り入れたところ評判となり直ぐに有名な旅館となった。有田焼と唐津焼の使い分けやお料理が映えるデザインなど、料理にも器にも強いこだわり有り。夕食は唐津焼、朝食は有田焼の器で提供している。
夕食は、魚介類を使った会席料理コースかしゃぶしゃぶコースを選べる。
稀にどちらも1人前ずつお願いされる方もいる。

日本料理は季節を表す。食事で季節を感じて頂けるような食材を取り寄せている。
連泊されるお客様がいるとメニューを変えたり飽きない工夫をしている。野菜や魚介類は地元唐津でとれたものを使っているが、いいものは遠方からでも取り寄せている。魚介類は、料理長がその日に仕入れている。その日の仕入れたお魚によってメニューが決まる。
  10月~ 2月いっぱいまではクエをふんだんに使った料理が食べられる。( 124万円~)
 本来、会席料理は日本酒を美味しく飲むための料理。なので翌朝は胃腸にやさしい麦粥と、それに合う食事メニューをご提供している。アレルギーなどお客様の要望も聞き、快適に食事を楽しんでいただけるように心掛けている。

代々受け継がれた秘伝のゴマダレは、もう本当にたまらない


 

今回ご紹介するのはしゃぶしゃぶ会席。

お肉はもちろん黒毛和牛で、洋々閣特製『秘伝のゴマダレ』につけていただく。生にんにくを入れると風味と味がガラッと変わり、 2度の味を楽しめる。しゃぶしゃぶを楽しんだ後は、締めの雑炊。雑炊に秘伝のゴマダレを入れても、またおいしい。

最高級和牛の美味しい所をしゃぶしゃぶで戴く贅沢感


前菜も季節感たっぷり


地元産のお刺身もあって嬉しい気遣い

ヘルシーなご朝食の献立例

呼子の干物

呼子はアジの干物が有名。連泊される方には味付けを塩やみりんに変えたり、イワシに変えたりしている。

ざる豆腐

川島豆腐店のざる豆腐を使っている。味が濃く、大豆の味がしっかりした豆腐。そのままで食べて、次にお塩で食べる(しょうゆはつけない方が美味しい)

その他

麦粥にお漬物、地元のお野菜、お味噌汁など

呼子アジの干物


ふわふわでほんのりと温かく、穏やかな味わい


 

Section5/ギャラリー


隆太窯ギャラリー1

主に中里隆(なかざとたかし)さんの作品

隆太窯ギャラリー2

主に中里隆(なかざとたかし)さんのご長男、中里太亀(たき)さんの作品。

ギャラリー内にある椅子は、デンマークの家具デザイナー、ポール・ケアホルム(Poul Kjærholm)の作品。北欧のイスが日本建築に違和感なくなじむことがわかる。

mono hanakoギャラリー

中里隆さんの次女、中里花子(はなこ)さんの作品。

ギャラリーの隅に置いてあるのは80年物の手回し式の蓄音機。叔父さまの趣味で集めたというたくさんのレコード。前もってお願いすると、その音色が聞けるかも?!

最後までお読み下さった貴方に宿泊券プレゼントのご案内


ご紹介いたしました素晴らしい日本旅館・洋々閣さんから、抽選でペア1組お二人様へ、しゃぶしゃぶ会席ご夕食とご朝食がセットになった1泊2食付きご宿泊ご招待券を頂きました。ぜひぜひご応募の上、この感動的な旅館のひと時をご堪能ください。
ご応募はフォームに必要事項をご記入の上、ご送信ください。締め切りは平成28年11月24日深夜0時までとさせていただきます。ご当選者の発表は、編集部より直接のご案内でもって代えさせて頂きます。皆様からのたくさんのご応募お待ちしております。
応募フォームへは、下記ボタンをクリックしフォームのサイトをお進みください。

 
 
 
住所

唐津市東唐津2-4-40

連絡先

TEL 0955-72-7181

FAX 0955-73-0604

Mail info@yoyokaku.com

HP

http://www.yoyokaku.com/

駐車場

30台

定休日

不定休

アクセス

【車】唐津駅から車で約8分

【電車】JR唐津線 唐津駅

    バスで唐津駅北口から約11分

   「東唐津2丁目」下車、徒歩約3分

備考

要予約(お食事のみの場合も含む)