まちさな

街のサナーレ・メンタルヘルス・ソリューションセンター

センター長　臨床心理士
木下 博正さん

木下さんは、佐賀で約150人ほどいる臨床心理士の一人。カウンセリングの際に心がけていることは、その人が気づいていない魅力を見つけること。これまでおよそ１８年間、人間関係や職場、家庭などで悩む人たちのカウンセリングを行ってきた実績を持つ。ここでは、この施設のセンター長として建設から運営まで幅広く対応する責任者である。

クール・ド・ナチュールって何ですか？

ここはメンタルヘルスケアの予防、治療などにも、誰もが利用できるカフェとして、リラックスできる時間を提供している。自然の営みの中に身を置くと精神にもいい影響を与える。「治す」のではなく「自然の回復」を促していく。ここ出会う人との穏やかな会話などもまた回復につながる。誰しもが自分自身の良さに気づいて、生きる活力にしてほしいと願う場所。ゆっくりリラックスしてコーヒーを飲んで、自分を見つめなおす時間を提供したいと願う場所。ここで過ごす時間の中で、そういえば自分ってこんないい所があったんだ、と見つかることがきっとある。そんな自分を発見するための街中のオアシス、癒しのカフェとでも呼んでみよう。