河童伝説を持つ老舗酒造
社長兼杜氏の田尻さん
18代目ご当主
今回の取材は、モデルの満面の笑顔から始まった。なぜって?この二人、大酒豪である。よって、酒を飲ませてくれる田尻社長とやっと会えて、嬉しくてしょうがないのだ。まぁそんな話は置いといて、田尻家には代々“何か珍しいものがある”と語り継がれていたが、それが何なのか不明だった。ところが、約
65年前(昭和
28年)母屋の瓦の葺き替え作業をしたときに、屋根裏の梁になにか黒い箱がくくりつけてあると大工さんが持って降りてきた。埃だらけでボロボロのその箱には「河伯」と記されていた。河伯があのカッパを意味することを知り、これが祖先の言い伝えに間違いないと思った。酒には水が命である。カッパのミイラ(?)が発見されてからは、水神様として神棚を作りおまつりするようになった。
ところで、この“カッパ様”は水神様としてだけでなく、子宝のご利益もある。神棚の前には子宝に恵まれた方々からのたくさんの手紙も展示してあった。しかし、それ以上に多いのがカッパコレクション!!大きいものから小さいものまでさまざま。お客さんが作ってきたものもある。正確に数えたことはないそうだが、 500点以上はあるらしい。
18代目ご当主
ところで、この“カッパ様”は水神様としてだけでなく、子宝のご利益もある。神棚の前には子宝に恵まれた方々からのたくさんの手紙も展示してあった。しかし、それ以上に多いのがカッパコレクション!!大きいものから小さいものまでさまざま。お客さんが作ってきたものもある。正確に数えたことはないそうだが、 500点以上はあるらしい。
松浦一酒造の創業は正徳6年(1716年)。昨年300周年を迎えた歴史ある酒造。
左の方は奥様 佳代さん。ご結婚 24年になられる仲睦まじいご夫婦。奥様に、老舗に嫁ぐってどんなお気持ちでしたか?と尋ねると、「酒造りのことには無知で嫁いできたので大変でしたが、義父母が優しいので楽しく過ごせています。」と、これまたさすがに100点満点のお答えを頂いた。お二人には、20歳になる双子のお子さんがいる。次期後継者として、この味を未来にも受け渡して欲しいと、大変勝手ながら願ってしまった。
酒の作り方は江戸時代から変わらないが、技術が向上しているため味は今のほうがいい。(ご当主談)
酒蔵に踏み入れて、ずらりと展示してあったのは、昭和 30年代まで使っていたという酒造りの道具。そして酒造りにお米はなくてはならないという思いから昔の農機具も展示してあった。
左の方は奥様 佳代さん。ご結婚 24年になられる仲睦まじいご夫婦。奥様に、老舗に嫁ぐってどんなお気持ちでしたか?と尋ねると、「酒造りのことには無知で嫁いできたので大変でしたが、義父母が優しいので楽しく過ごせています。」と、これまたさすがに100点満点のお答えを頂いた。お二人には、20歳になる双子のお子さんがいる。次期後継者として、この味を未来にも受け渡して欲しいと、大変勝手ながら願ってしまった。
酒の作り方は江戸時代から変わらないが、技術が向上しているため味は今のほうがいい。(ご当主談)
酒蔵に踏み入れて、ずらりと展示してあったのは、昭和 30年代まで使っていたという酒造りの道具。そして酒造りにお米はなくてはならないという思いから昔の農機具も展示してあった。
米は契約農家から買っている。有明酒米研究会員の荒木純治さんと米農家の森智明さんに、偶然出会えた。
松浦一という清酒に使われているお米は森さんが作ったもの。米は粗食栽培という育て方をしてあり、栽培過程で病気にならないように気をつけている。白石のお米は評判がいいと言ってもらえるので嬉しいと笑顔だった。こちらの酒造では、試飲が豊富。RIEとNATSUKIも、ほぼ宴会気分で次々に試飲(?)を楽しんでいた。
田尻社長に詳しいお酒の説明を熱心に聞きながら試飲する二人の様子。
酒蔵は広いが、休日は観光客であふれている。
酒職人さんたちが聴いていたという蓄音機も当時のまま。
松浦一という清酒に使われているお米は森さんが作ったもの。米は粗食栽培という育て方をしてあり、栽培過程で病気にならないように気をつけている。白石のお米は評判がいいと言ってもらえるので嬉しいと笑顔だった。こちらの酒造では、試飲が豊富。RIEとNATSUKIも、ほぼ宴会気分で次々に試飲(?)を楽しんでいた。
田尻社長に詳しいお酒の説明を熱心に聞きながら試飲する二人の様子。
酒蔵は広いが、休日は観光客であふれている。
酒職人さんたちが聴いていたという蓄音機も当時のまま。
酒造で購入できる品々
田尻社長の日本酒論評
各地方の食生活によって酒の味も違う。東北は端麗辛口、九州は芳醇甘口。昔は東北よりも端麗辛口になった時もあったが、もともとある佐賀の芳醇甘口のお酒を見直されている。佐賀には酒蔵が26軒あるが、どこも美味しいのではずれがないです。
人気の梅酒
日本酒をベースに作られている。1つは青梅で作られてあり、甘くてさっぱりした味わい。もうひとつは完熟した南高梅を使用してあり、トロトロしたお酒で深い甘みのある梅酒。
各地方の食生活によって酒の味も違う。東北は端麗辛口、九州は芳醇甘口。昔は東北よりも端麗辛口になった時もあったが、もともとある佐賀の芳醇甘口のお酒を見直されている。佐賀には酒蔵が26軒あるが、どこも美味しいのではずれがないです。
人気の梅酒
日本酒をベースに作られている。1つは青梅で作られてあり、甘くてさっぱりした味わい。もうひとつは完熟した南高梅を使用してあり、トロトロしたお酒で深い甘みのある梅酒。
純米酒 松浦一(右)
通称「青ラベル」とも呼ばれるやや辛口のお酒。さらに辛口の「赤ラベル」もあり。
特別純米 松浦一(左)
東京をイメージした辛口で癖がなくまろやかなお酒。田尻さんオススメの一つ。
購入方法
酒造にて直売
電話、FAX、はがき、メールでの注文も可能です。
詳しくはこちらをご覧ください。
☞松浦一酒造ホームページご注文サイト
華々しい受賞歴
第103回全国新酒鑑評会
金賞「大吟醸 松浦一」 |
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第94回全国新酒鑑評会
金賞「大吟醸 松浦一」 |
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International Wine Challenge 2015
銅賞「純米大吟醸 松浦一」 |
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入賞「大吟醸 松浦一」 |
International Wine Challenge 2016
銀賞「大吟醸 松浦一」 |
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賞「純米大吟醸 松浦一」 |
福岡国税局酒類鑑評会
純米酒の部 金賞「純米酒 松浦一」 |
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吟醸酒の部 優等賞「大吟醸 松浦一」 |
純米酒の部 優等賞「純米酒 松浦一」 |
清酒の部 優等賞「大吟醸 松浦一」他多数 |
全米日本酒鑑評会
銀賞「大吟醸 松浦一」 |
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最後迄お読み下さった3名様に抽選で、この素晴らしい松浦一酒造様より、清酒・松浦一2本セットをプレゼント!
素晴らしい酒蔵とお酒をご案内下さった松浦一酒造様から、抽選で3名様へ、清酒・松浦一2本セットのプレゼントを頂きました。ぜひぜひご応募いただき、至高の日本酒をお楽しみください。なお、ご利用にあたりましては各社様でそれぞれ設定された条件等がございますので全てご希望には添えかねる場合がございますことを、予めご了承いただいた上でご応募をお願いいたします。またこの商品につきましては、未成年様のご応募は自動的に当選対象外とさせていただきます。
ご応募はフォームに必要事項をご記入の上、ご送信ください。締め切りは平成29年5月24日深夜0時までとさせていただきます。ご当選者の発表は、編集部より直接のご案内をもって代えさせて頂きます。皆様からのたくさんのご応募お待ちしております。
応募フォームへは、下記ボタンをクリックしフォームのサイトへお進みください。
名称 | 松浦一酒造 株式会社 |
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住所 | 伊万里市山代町楠久312番地 |
TEL | 0955-28-0123 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | 約15台 |
HP | |
アクセス | 【電車】松浦西九州線楠久より徒歩で約8分 |