素材にこだわった食べごろのケーキ


オープンして13年目を迎えた「ホリ」。中学校横という立地もあり、子供から大人まで幅広い世代のファンがいる洋菓子店だ。店のケーキは“より新鮮な素材でより作りたてを”をモットーに、厳選された素材はできるだけ地元の良いものを使い、添加物や保存料を極力使わずに作っている。賞味期限は焼き菓子などでも短いが、長期保存を可能にする事よりも、より安心・安全な食べごろのものを提供することを優先している。
店の看板商品は太巻・細巻と展開している「ホリロール」。しっとり柔らかな生地に純生クリームと練乳を巻いたシンプルなロールケーキだ。卵黄を多く使って卵の風味を生かした生地と、練乳で柔らかな甘みを出したクリームの相性は抜群で、早い時には日中に売り切れる人気商品である。店長曰く、冷蔵庫に入れる前の状態の方がクリームの状態が良く美味しいそうなので、出来立てが並ぶ開店直後に買うのがおすすめ。

商品は他にもカエルの見た目がキュートな「かえるさん」や中にあんこが入った「和くれあ」、米粉を使ったクッキー生地を最中で包んだ「唐津っ子モナカサブレ」、和菓子など、和洋折衷のラインナップ。これからの時期には芋・栗・カボチャを使った季節商品も登場する。

おすすめメニュー



ホリロール(ミルク)太巻  972円
 

チーズタルト 270円

かえるさん 216円
 

木いちごのムース 432円

和くれあ 270円  ※土日限定
 

和菓子 378円

パティスリー ホリ
代表 堀 星治さん


堀さんは現在48歳。実家は和菓子店、父は83歳の現役和菓子職人だ。子供の頃は菓子作りに全く興味がなく、学生時代は別の道を歩もうとしたが、20歳頃から興味を持ち始め、福岡の「16区」という店で基礎を学んだ。店での修業はとても厳しかったが、この時の経験が現在の菓子作りに大きく影響しているという。しかし働き始めて3年半経った頃、菓子職人としての自信を失った堀さんは店を辞めてしまう。

その後は一旦菓子業界を離れ、イタリアンレストランなどでアルバイトをしていたが、「16区」時代の先輩の紹介により、神戸の洋菓子店で再び菓子作りを学んだ。それから半年後、父の呼びかけにより実家に戻った堀さん。父が和菓子、堀さんが洋菓子を専門に作り、母が店頭で売るという形で店を営んでいた。店は地域に密着しており、客とも知り合いのように関係が深かった。親子2、3世代にわたり店に通う客もおり、そのなかには現在も「ホリ」に買いに来てくれている人もいる。堀さんは実家について、「ああいう商売をできたらいいな」と今も参考にしているそうだ。
実家で働いてから7年後、堀さんは独立して現在の店をオープンさせた。自分の店を持って一番大変なのは、経営だそう。人を扱うことも大変で、菓子作りよりも難しいという。一方で、たくさんの客が来て、閉店時にショーケースの中身がなくなった時に達成感を感じるという。「客からの『美味しかった』という声や、リピーターを見ると嬉しい」とにこやかに話してくれた。母が亡くなってからは父も自分の店をたたみ、「ホリ」で和菓子を売っている。「ホリ」の洋菓子に和菓子の要素を取り入れているのは、実家が和菓子店だということを意識してのことだそうで、「和くれあ」などのお菓子に使っているあんこなどは父が作ったものだそうだ。父について「83歳でもまだ現役で、いまだに新商品やヒット商品を出していてすごいと思う」と話す堀さん。親子の絆でこれからも美味しいお菓子を作り続けてほしい。

▲「ホリ」の看板息子、次男の悠太くん。


お店の様子



唐津第五中学校の横、お洒落な外観とオレンジの看板が目印のお店。

和洋折衷で見た目も可愛い「和くれあ」は、NAMIKIのお気に入り♪

MIKIおすすめの「ホリロール」は、ぜひ出来立てを味わってほしい!

唐津くんちの山車をイメージした「唐津っ子モナカサブレ」(170円)。

七山の卵をたっぷりと使った「七山玉子のマドレーヌ」(180円)。

フルーツをまるごと使ったケーキもアリ!  ※夏場以外は要予約
店名

パティスリー ホリ

住所

唐津市和多田用尺1-2

TEL

0955-75-0604

営業時間

10:00~19:00 (日曜のみ18:00閉店)

定休日

水曜、第二・第四火曜日

駐車場

5台

HP

http://www.kyushu-cake.com/hori

アクセス

和多田駅から徒歩約5分

備考

イートインスペース無し