2018.5月号
ナビゲーター/CHISATO & SAKI
おススメ嬉野の観光スポット
豊玉姫神社
日本三大美肌の湯として知られる嬉野 温泉。豊玉姫神社は、その 温泉街の中心部にあります。 豊玉姫は古来より海の神、水の神、安産の神として崇拝されている神様で、携帯電話のCMでも親しい竜宮城の乙姫様。そして、神社の境内には豊玉姫の使いである「なまず様」が美肌の神様として祀られており、この町 のシンボル的存在です。場所は、嬉野温泉街を通る幹線道路・国道34号線沿いにあります。道路沿いから鳥居が見から、比較的すぐにわかりますよ。
豊玉姫は全国で祀られている神様ですが、嬉野地区では嬉野川に古くから住んでいる大なまずが豊玉姫のお遣いであるという言い伝えがあり、国に災難があるときに現れてご神託を告げるとも言われています。そして豊玉姫神社の境内には白磁のなまず様を祀ったなまずお社があります。なまず様の透き通るような白は、磁器の産地ならではの美しさ。美肌の神様と言われているのもうなずけますね。
なまず様は乙姫様の使い
なまずお社で美肌祈願!
なまずお社の横には、参拝の手順が丁寧に記されています。 「二礼、二拍手、一礼」は神社参拝の基本ですが、そのあと願い水と呼ばれる嬉野の聖水をなまず様にかけ、再度なまず様に一礼。「素肌健康、しわ退散、皮膚病退散などの願いを込めて」という具体的な例えが心に突き刺さる女性は多いことでしょう。
温泉の美肌効果をさらにアップ
日本三大美肌の湯である嬉野温泉は、飲泉もできますし、温泉水を使った湯豆腐「温泉豆腐」が名物。入浴だけでなく温泉三昧ができる温泉郷です。さらに豊玉姫神社でなまず様にお参りすれば、さらに美肌になれそうですね。温泉街のなかにあってアクセスも良いので、散策の途中でぜひお参りしてみてください。
豊玉姫神社では絵馬の奉納ができますが、お守りの授与は行っていません。ですが、なまず様の形をした「美肌の御守」はお土産物屋さんや宿泊施設などで取り扱いがあります。
嬉野特産の磁器・肥前吉田焼なので、良い旅の記念にもなりますね。
名称 | 豊玉姫神社 |
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住所 | 嬉野市嬉野町大字下宿乙2231-2 |
TEL |
駐車場 | なし |
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HP | |
アクセス | 嬉野ICより車で約5分 |