今年でオープン40周年。もともとはフレンチレストランとして大宰府でオープンしたが、14年前に現在の場所へ移転し、フレンチとイタリアンの両方を提供する店となった。店の看板メニューはエスカルゴを使った料理。実は「でんでんむし」という店名も、オープン当時ゲテモノ扱いされていたエスカルゴをもっと多くの人に広めたいと、同じカタツムリでも親しみやすいこの名前にしたという。店では本場フランス産エスカルゴの殻と身を別々に仕入れ、身に味を付けたあと殻に詰めて焼いている。食欲をそそる良い香りとクセのない味わいで、今では多くの注文が入っている。他にも、パスタやピザ、パエリアなども人気だ。店の料理は全て一から手作り。手間を惜しまず、仕込みに時間をかけながら、一品一品丁寧に仕上げている。また、地元の新鮮な食材を中心に身体に優しい食材選びに力を入れており、食材そのものの味を最大限に引き出す調理法・カロリーをできるだけ抑えた味付けにもこだわっている。