'99年のオープン以来、幅広い世代に親しまれ続けている「HAPPi TREE」。カントリー風のお洒落な入り口を抜け、店内に入るとまず目に飛び込んでくるのは、大きなレモンのシンボルツリー。こちらは店長・吉開さんが祖父から譲り受けた本物の木にレモンなどの飾りつけをしたもので、イタリアにある葡萄畑の中のレストランを再現しているのだそう。このシンボルツリーには、「とまり木のように、みんなが安らげるような店になれば」との想いも込められている。
また、吉開さんが「好きなものを集めた」と話す店内は、“おもちゃ箱をひっくり返したような”という表現がピタリと当てはまるほど、ポスターやオブジェ・フィギュア・熱帯魚など様々なインテリアであふれている。オープン以来随時改装を続けており、季節によって内装も変わるため、いつ来ても異なる雰囲気が味わえるのもポイントだ。

この楽しげな空間で味わえるのは、本場仕込みの自家製ピッツア。ナポリピッツア5種類とアメリカンピザ14種類があり、それぞれハーフ＆ハーフも可能だ。出来立てのアツアツを店内で味わえるほか、テイクアウトや宅配も行っているので自宅でも楽しむことができる。
また、一日数量限定のハンバーグも自慢で、「クワイ」と呼ばれる芋を粗みじん切りにして加えることで生まれるシャキシャキの食感が人気だ。このハンバーグは「モンスターバーガー」や「三重津スペシャルドッグ」など他のメニューにも使われている。
真ん丸なオリーブの目とペロンと伸びたベーコンの舌が可愛い「モンスターバーガー」は、程良くボリュームがあり女性や子供のみならず男性にも人気のシリーズ。現在はソースやトッピングの違う3種類を販売している。「三重津スペシャルドッグ」は全長約60cmというボリュームたっぷりの一品で、2～3人でシェアして食べるのに丁度良い大きさだ。店ではその他、ドリンクはソフトドリンクやアルコール類に加えノンアルカクテルも準備。デザートにはケーキやパフェのほかバースデープレートもあり、サプライズとしても喜ばれている。