じろうのどら焼きご紹介
開発コンセプトは、「すべての受験生を応援する」というどら焼き。「最強脳みそ」という商品名から「西京のおみそ」をアレンジしたゼリーに、小豆と生クリームを合わせたあんこでコーティングした。これがどら焼き?!と思わず言いたくなるような、これまでのどら焼きとは全然違うハイブリッドタイプと言えよう。
和菓子と洋菓子のコラボで生まれたのが、じろうのどら焼き。開発のコンセプトが、子供達にも喜んで食べて欲しいからとフンワリとしたロールケーキのような食感に仕上がっている。黒砂糖のコクのある甘さと、小豆は北海道の十勝産を使用。地産地消も大切だけど美味しいものは場所を選ばず使いたいという社長の熱い思いがある。
栗どらは去年出したばっかりだが評判が良くて通年商品になった。
他にも、和菓子の種類は常時15種類、洋菓子は20~25種類を目標に作っていてどれも本当においしそうだった。
インタビュー/大久保社長
お店を継いで45年。現在71歳、すこぶるご健康です!
明るい楽しい前向きなご性格で、落ち込んでもすぐ起き上がれる、落ち込んでてもどうしようもないとご自分を評された大久保社長。本当に物腰柔らかく人当たりの良い紳士である。しかし元々、お店を継ぐつもりはなかったという。先代はお父様で和菓子職人。子供の頃、家族みんなの日曜でさえも忙しかったから、それがなんとなくトラウマで一度は普通に就職しサラリーマンを経験した。だがその内、せっかく苦労するなら自分でなにかやりたいと思い始め、お父さんの味を受け継いでそれをベースに独学でお菓子作りの道へと進んだ。専門学校などに行ってないので本当に苦労した、と語ってくれた。
その後、二代目としてお店を経営していくことになった大久保社長は、お店が有名になってたくさんのお客様が来られるようになった今でも、「お店をちゃんと継続させていくため必死だった。いいものを作れば売れるというものでもない。もの、店、信用などいろんな要素が合わさっての「繁盛」なんだと思う。50年の信用は1日で崩れるものだから毎日が戦場。何かひとたび事故でも起これば零細企業には大打撃ですぐに潰れてしまう。自分の理想は、買ったお客さんが持っていく先に、自分の町にはこんな美味しいお菓子屋さんがあるよって、自慢されるお菓子屋さんになりたい。」と目を細めた。「しかし、まだまだです。信頼を裏切らないようにもっともっと頑張らんといかん。そういうことを考えると一生懸命に、いろんなことに前向きにならんといかんと思う。」と言葉を続けた。周囲からは繁盛店として見られるようになっても謙虚に真摯に頑張っておられるところに感動した。体が動く間はこの仕事からは離れないと思うが、社長の理想の現役期間はあと5年、77歳の喜寿でめでたくリタイヤしたいのだそうだ。その後は補助の立場になり、メインでお店を引っ張っていくのは娘さん娘婿さんに任せたい、とも。そして、立派な後継ぎさんがいて本当に幸せだと思うと微笑まれた。
その他のおすすめメニュー
ろんロール 1,400円
星野抹茶ロール 360円
ひとりじめぜいたくタルト 1,000円
ひまわりプリン 230円
ホールケーキ各種
その他のお菓子
お子様が喜びそうなグッズコラボ商品もあるよ
イートインスペースでお茶のサービスもあります。
とにかく一度食べてみてね!オススメですよ!
名称 | お菓子のじろう |
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住所 | 三養基郡みやき町原古賀538-1 |
TEL | |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 第1火曜 |
駐車場 | 8台 |
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席数 | 30席(店内18席、テラス12席) |
HP | |
アクセス | 国道34号線沿い 東脊振ICより車で約15分 |