2018.1月号
ナビゲーター/MAKI & YUKIKO

魅惑のバラ風呂とエステの旅館



源泉かけ流しのお風呂で、バラは朝から摘んできたつぼみの状態を湯船に浮かべる。するとそのうちつぼみが開き、なんとも香しいバラの匂いが体中を包み込んでくれるのだ。これぞ最高の贅沢!また湯船に使われているのは、特別に譲り受けた銘酒・万齢の6尺の酒樽。この風情もなんとも心地好い。思いっきり足を伸ばし、自然を堪能できるのが嬉しい。毎月第1・2・3週の木・金曜日はバラの花、第4週の木・金曜日は胡蝶蘭をちりばめる「バラ風呂」「胡蝶蘭風呂」。

※完全予約制になりますので、お早めにご予約をお願いします。
※「バラ風呂」「胡蝶蘭風呂」のみの予約は、毎月1日から承ります。

【入浴料】

  • お一人様 ¥500 + 貸切料 ¥1,000(50分)
  • 花風呂の曜日は貸切料が¥2,000となります。
  • 冬季(11月~3月)の入浴料は、お一人様¥700となります。

【予約電話番号】

  • 0952-58-2101

日常のストレスで疲れた肌に潤いを取り戻す、大和屋のエステはいかがですか? 美人の湯を堪能した後は、オイルリンパマッサージ、もみほぐしで心も体もリフレッシュ。

  • 【営業時間】
    11:00~19:00
  • ※日曜日が祝前日の場合は祝前日の営業時間となります。
  • ※GW・年末年始の営業時間はお問い合せください。

History of 旅館 大和屋


<大和屋さん公式HPから引用>

佐賀 古湯温泉に佇む古民家調の宿。深い緑の中に佇むどこか懐かしい宿。酒樽を用いた貸切露天に懐かしい70年代フォークソングのレコードが流れる喫茶。大和屋は忘れかけていた時間を取り戻せる大人の隠れ家です。明治35年創業で115年の歴史を持つ古湯温泉旅館・大和屋。先々代であるご祖父が譲り受けられた。

現在は実質的な運営のご当主として3代目である山口専務が行っておられ、奥様が若女将としてご夫婦二人三脚で頑張っている。山口専務は、福岡の大学では商学部で経営の勉強をされていたが、その後旅館の後継ぎとなるべく板前修行で大阪へ。旅館を継ぐと決めていた為、板前になろうと本格的に料理の世界に足を踏み入れた。よって、当旅館のお料理は全て山口専務=料理長の創作料理となっている。さて山口専務は、まだまだ大和屋には変革が必要だと感じている。そのアイデアを教えてくれるのはお客様だという。深夜のバータイムや朝食時のコーヒータイムなどで接するお客様が教え与えてくれるご意見やご感想から、もっとこの旅館を良いものに変えていきたいと非常に意欲的だ。ところで、恋愛結婚された山口さんと奥様は、とても仲睦まじいご様子だ。誠実で真摯な趣きのご主人と奥様の朗で明るい性格は、きっと訪れるお客様たちに笑顔を与えているに違いないと感じた。


ご宿泊のお部屋紹介


お部屋その1/佐嘉の間

改装して間もないモダンでスタイリッシュなお部屋。しかもお風呂が楽しい!宿泊料金は季節などで異なりますので公式ホームページからご確認ください。


シモンズのベッドを備え付け、まさにスウィートルームの贅沢さ。

このお風呂は他ではちょっと見られない!四尺の酒樽を湯船にし24時間利用できるという楽しさ。

ベッドの前にはJBLのスピーカーを座したレコードオーディオがあり、喫茶室にある約3000枚のレコードからお好きな曲を聴くことができる。

テラスには酒樽であしらえたオシャレなベンチスペース。

お部屋ではティーサービスもあり、ほっこりできること間違いなし!

お部屋その2/離れの間


こちらはまるで一軒家の居室のような田舎風リビングで、とにかく広い。かつて古湯で音楽祭が行われていた時、ハウンドドッグの大友康平さんやスターダストレビューの根本要さんなどそうそうたる面々も利用した業界では有名なお宿なのだ。

備え付けのお風呂は、これまた思い切り風情がある24時間利用し放題のプライベートバス。

このお部屋には音楽を聴くための小部屋があり、お酒と共に自分だけの時間を満喫できるからたまらない。

充実のアメニティーは佐賀・唐津産

各お部屋に備え付けのシャンプーやスキンケアローションなどは、唐津で栽培されたハーブなどからできた自然派アメニティー。バスタイムでも佐賀の素晴らしさを一層実感できるなんて嬉しい心配りだ。

こちらはアメニティーを製造販売している農業法人ハーベストの澁谷さん。商品の説明にわざわざ駆けつけてくれた。

お楽しみの御食事を紹介


旅の楽しみと言えば美味しいお食事。大和屋ならではのメニュー例をご紹介。
※季節やコースで献立内容は変わります。
佐賀県の食材を使ってるからこそできる献立の数々。特にこだわりとしては、味噌やお醤油などは先代から変わらず使い続けているそうだ。モダンにし過ぎず、昔の旅館の雰囲気を残しつつ佐賀の食材の良さを堪能できるお食事のコースとなっている。

お部屋でいただく御夕食

「佐賀牛の石焼が付いた会席料理」


佐賀牛から立ち込める旨い香りに、思わず喉を鳴らさずにはいられない。

佐賀の銘酒飲み比べセットもあり、きっと飲みすぎちゃうから怖いよね~♪
※こちらは別料金となっております。

前菜盛合わせ 
  • 野菜白和え/カブ煮物/田舎こんにゃく

お造り盛合わせ
  • 新鮮な食感が嬉しい。

揚げ出し豆腐
  • 素朴ながら深い味わいのお出汁。

みつせ鶏鍋
  • やさしい味わいでお肉が堪らなく美味しい。

16時間炊いた鮎の甘露煮
  • 好きな人には感動的な味。

梅の茶碗蒸し
  •  大きな梅がまるごと入っている。

名物・たまごご飯を味わうご朝食

朝ごはんに、ナゼたまごご飯?


前夜、気持ちよく思い切りお酒を楽しんだお客様の健康を考えて、この献立を思い付いたそうだ。今ではもはや大和屋には欠かせない名物の朝ごはんとして定評が高い。この卵は、広告代理店を退職した小野寺さんが三瀬で養鶏をされており、自然素材のみをエサとして食べさせた鶏から産まれたもの。実はなかなか手に入れるのが難しい逸品なのだ。

若女将さん曰く、良い卵は黄身がレモンのように黄色いのだとか。

味わいとしてはアッサリ、しかし、濃厚な感じ。う~ん、食べてみなければ上手く伝えられないが、しかし、とにかく旨い!

MAKIはとにかくその旨さを伝えたくて、YUKIKOにあ~ん!しちゃいました♪

若女将さん手作り濃厚ドレッシング

ご宿泊客の健康のために野菜とフルーツでドレッシングを作りたかった若女将さん。酸っぱくないリンゴ酢で作る”食べるドレッシング”もこの旅館の名物だ。フランス人の料理人からその作り方を学んだ若女将さんが、独自の改良を重ね素晴らしい味に仕上がった。今ではこのドレッシングを食べたいがために来訪されるリピーターもいるのだそうだ。季節によってできるドレッシングは様々だそうで、年間ではブルーベリー・ドラゴンフルーツ・甘夏みかん・いちごなどを使用し、10種類以上も作っているとのことだった。


 

ご朝食はお部屋でもいただける。
※朝食の部屋食は別料金となります。

程よい味加減のお味噌汁に前夜に飲みすぎたYUKIKOは思わずほっこり。

地元産の食材にこだわったご朝食は、お客様の健康を意識していらっしゃる大和屋さんの愛で溢れている。

居心地の良い喫茶コーナー



月替わりコーヒーが楽しめる喫茶コーナー。

お客さんの年代に合わせて懐かしい曲をレコードで聴かせてくれる。

3,000枚近く常置しており客室でも流せる。

佐賀の焼酎が60種類、火木土飲み放題の焼酎バーは時間限定。

テラスからは四季折々の風情ある自然を楽しめる。

温かくなればハンモックもきっと気持ち良いことだろう。
名称

古湯温泉 旅館 大和屋

住所

佐賀市富士町古湯860

TEL

0952-58-2101

IN/OUT

チェックイン 午後3:00~

チェックアウト ~午前10:00

駐車場

15台

HP

☞ 大和屋ホームページ

アクセス

佐賀大和ICより車で15分