肥前さが幕末維新博覧会
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ついに始まったよ!
佐賀の偉業を再確認し、誇りと勇気と共に未来へつなげていくビッグイベント
2018年3月17日 - 2019年1月14日開催中!

3月17日、美しい青空の下金色の紙吹雪がキラキラと輝き、このイベントが開幕した。県民の皆さんと一丸となり、ふるさと佐賀の偉大さ・ありがたさ・大切さを改めて実感できる10ヶ月間の始まりだ。SAGARICHでは、一人でも多くの皆様に足を運んでいただきたいと考え、今後、シリーズとして体験リポートを連載していく。今回は、オープニングセレモニーの様子と、イベントの全容を簡単にご紹介。
 
公式ホームページはこちら


イベントの全容

平成30年は明治維新から150年。
幕末維新期に国内最先端の科学技術を有し、鎖国から開国へと向かう大きな流れの中で、明治維新の“鍵”を握っていた佐賀。
その類まれなる技術力「技」、教育改革が生み出した多くの偉人「人」、そして、これらの根底に流れる「志」。
「肥前さが幕末維新博覧会」は、こうした幕末維新期の佐賀を映像で体感するとともに、佐賀の歴史、食、文化、アートを存分に楽しんでいただく博覧会です。
※公式ホームページより引用
 
佐賀「人」の「志」が「技」を磨き作り上げた歴史、文化、アート、食を体感しよう!
 
【各会場ご案内】
県内の施設に設置されたパビリオンを、公式ホームページより簡単にご案内。
SAGARICHでは、来月から各施設をSAGARICHモデルと共に詳しくご紹介します。どうぞお楽しみに!

博覧会のメインパビリオンとして、幕末維新期の佐賀の偉業や偉人などを最新の映像技術等によりダイナミックに紹介します。

大隈重信や江藤新平など、近代日本の礎を築いた偉人たちを輩出した藩校「弘道館」を紹介し、その学びを体感していただけます。

武士の心得を表した佐賀発祥の「葉隠」を、現代のビジネスや日常生活に役立つ「心構え」として分かりやすく紹介します。

明治期に建てられた洋館で、当時のデザインの器や人間国宝・三右衛門の器を使い、佐賀県産食材の特別メニューを楽しめます。

幕末維新期を中心に活躍した唐津の偉人たちを輩出した「耐恒寮」や、近代日本を代表する建築、当時日本最大だった石炭産業などを紹介します。            

対馬藩田代(たじろ)領だった頃の歴史や、田代売薬・櫨蝋(はぜろう)・鉄道など鳥栖を支えてきた産業の発展と広がりを映像や展示で紹介します。

 

この他にも、ご覧のようなイベントパビリオンが設置されています。なお、会場によって入場料金や開館時間などが異なります。詳しくは、公式ホームページよりご確認ください。

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オープニングセレモニー
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山口県知事の思い


オープニングセレモニーでの知事の話の中で特に印象に残ったのは、郷土への大きな愛だ。そして、このイベントの開催を心から喜び祝う、知事の熱い心にふれたような気がした。
佐賀県民はよく「佐賀はなんも無かけんね」と奥ゆかしげに口にするそうだが、それが近年では「本当に何も無い、と思っている人が多いかもしれない」とも、しばしば聞こえることがある。しかし、それは大きな間違いだとSAGARICHは声を大にして言いたい。
知事も挨拶の中で、「佐賀の豊かな人・モノ・文化、そして歴史の偉業をしっかりと認識して欲しい」と述べられていた。確かに、150年前近代日本の礎を築いた明治維新期に、佐賀の偉人たちは未来を見越し、この町にたくさんの遺産を残してくれている。そのことを誇りに思い、今を生きる私たちが次世代へ繋いでいかなくては、佐賀の発展は期待できないだろう。

子供たちに50年、100年後のより良い未来を引き継いでいくためにも、現代の私たちが佐賀の素晴らしさを再認識し、先人たちに恥じない生き方をする必要が大いにあることを、知事の言葉から実感した。
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佐賀八賢人おもてなし隊
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セレモニーに登場したのは「佐賀の八賢人」。明治維新期に様々なジャンルで活躍した偉人たちだ。そのメンバーは、鍋島直正・佐野常民・島義勇・副島種臣・大木喬任・江藤新平・大隈重信・枝吉神陽の8名。
改めてこの人々が何をしたのか調べてみると、近代日本国家の法律の基礎を構築したり、北海道の開拓に尽力したり、早稲田大学を作ったりとすごい方々なのだ。そんな皆さんが登場し、ステージは大いに盛り上がった。

たまたまこの5名をお見かけしたので写真を撮らせていただきました。おもてなし隊の皆さんは普段、市民に佐賀人としての誇りや、佐賀の魅力ある歴史、特に「幕末の躍動と維新の無念」を演劇で伝える活動に取り組んでいます。 
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ステージアトラクション
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佐賀大和源流太鼓の皆さんによるオープニングアクト。だんだんと激しくなるビートが、イベントの開幕を盛り上げてくれました。

鳥栖市で活動する「キッズミュージカルTOSU」によるフレッシュでリズミカルなステージ。爽やかな歌声が会場全体に響き渡りました。とっても可愛かったです。

佐賀よさこいチームによるダイナミックなダンスパフォーマンス。イキイキと踊る様子は、観客を見事に魅了しましたよ。
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全国で活躍する
唐津が生んだアーティスト
LIVE Interview
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女の子のキモチ素直に歌う

カノエラナ さん


しっかりと意志の強そうな目力が印象的で、とってもキュートな唐津出身のシンガーソングライター・カノエラナさん、ミニライヴ終了後にインタビューさせて頂きましたよ。
まず最初に言いたいのは、姿も声もとっても可愛い!そしてまた、それが歌にベストマッチ!聞き惚れちゃうし、見とれちゃう。でも演奏スタイルは凄くかっこいい。
この日はギター1本弾き語りスタイルでミニライヴを見せてくれたんだけど、曲の内容が同世代の女の子の気持ちを素直に伝えてくれる感じ。カフェなどで女の子達の会話などから楽曲づくりのヒントを得たりしているそうだ。オモシロいのは、その会話の文章をそのまま歌詞にしちゃったりしているところ。また、ステージトークが明るくて楽しくて会場のお客さんみんなが、カノエラナワールドに引き込まれちゃった感じでした。
好きな食べ物はエリンギのバター焼き。そんな彼女はアニメ大好き。休日の過ごし方について尋ねたら、お気に入りのお部屋でアニメ三昧なのだそう。ちなみに5年後の自分は?と聞いてみると、いきなり大きな会場でのライヴとかを考えるのではなく、日々の活動をしっかりこなしていけば自然とそんな風になれるんじゃないかな?と堅実目なご回答。お客さんのいない路上ライヴから音楽活動を続けてきた彼女は、1歩ずつ着実に成功を目指しているのです。お話をしてくれるカノエラナさんの素敵なオーラ、あなたも是非LIVEで感じてみませんか?彼女への応援、よろしくお願いします!

【読者へのPRコメント】
私のLIVEは、小さなお子様からとすごく幅が広いんです。アルバムを聴いて頂ければわかってもらいやすいんですが、1曲ごとにコンセプトが違っていて、なんだか統一感がない感じ、とよく言われたりします。でも、それが自分の強みだと思っています。だから、1曲でも自分の中に刺さる曲があれば、同世代の方には共感していただけるんじゃないかな。なので、とにかくLIVEに来て欲しいな!と思っています。

唐津市出身・シンガーソングライター
  • 2016年8月、1st mini album「カノエ参上。」でメジャーデビュー。
  • 2018年2月、1st full album「キョウカイセン」をリリース。
  • 公式ウェブサイト

唐津の風景、いつも心に

佐藤和哉 さん


和楽器・篠笛(しのぶえ)奏者として各方面でご活躍中の佐藤さんは、そのイケメンぶりから女性ファンの支持を多く持つ。この日も佐藤さんをお目当てのお客様が、その音色ににうっとりと聞き惚れていた。その楽曲の特徴は、心地よいダイナミズムに溢れた包まれるような世界観。演奏のスタイルも、和を意識した衣装と美しいアクションが魅力的だ。創作活動の根底には、生まれ育った唐津がその原風景となっているそうで、そこで育んだ感性が佐藤さんの音楽活動をさらに高みへと導いている。なので、この博覧会のステージに立てて本当に嬉しいと、爽やかすぎる笑顔だ。
佐藤さんは、NHK連続ドラマ小説「ごちそうさん」の主題歌にもなった 人気ポップデュオ・ゆずの曲『雨のち晴レルヤ』のモチーフに自身作曲「さくら色のワルツ」が採用され楽曲制作にも参加した。また先ごろ公開された綾瀬はるか主演映画「本能寺ホテル」のオープニングテーマ曲にて篠笛演奏を担当したほど、篠笛奏者として日本の和楽器音楽界でかなりの実力者。その音楽観は、旅先で見る美しい風景などから刺激を受けて作られているそうだ。情景を音楽でポートレートする、まさに心で奏でる素敵な演奏家だ。時折見せる遠くを見つめるサウダーデな表情が、音楽を追求するアーティストの持つストイックな感じを醸し出していたのが印象的だ。
来る5月3日には、ふるさとである唐津にてコンサートが行われる。「二十一世紀ノスタルジア」と賞される佐藤さんの音楽、是非、足をお運びいただきたい。

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維新博でその時代の人の志に触れて、自分ももっと何かできるんじゃないか、という勇気が湧きました。笛の音には、想いを伝え、情景を描き、景色を美しく彩る、そんな魅力があるように思います。この音で、これからもっと色んな情景を歌い、皆さんと幸せを分かち合っていきたいと思いますので、是非コンサートで生の音を体感しにいらして下さい!

唐津市出身・和楽器 篠笛奏者
  • 2017年12月 自身初のカバーアルバムとなるメジャー2ndアルバム『唄の音』を発表
  • 2017年01月 映画「本能寺ホテル」オープニングテーマ曲にて篠笛演奏を担当
  • 2016年09月 日本コロムビアよりメジャー1stアルバム『フエウタイ』を発表
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会場の様子
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澄み切ったうららかな佐賀空の下
皆さんの笑顔が嬉しい

当日はご覧の通り、多くのお客様でにぎわいました。

会場内には、大道芸パフォーマンスやミニSLなど子供たちが遊べるアトラクションもいっぱい。

小さなお子様連れのご家族も、桜の美しい会場を各々楽しんでくれたようですよ♪

着物姿のうららかな乙女姿も、会場に咲いた花のように艶やかですね。

多くのスタッフの皆さん、本当にがんばってくれてました。
 
来年の1月まで続く肥前さが幕末維新博覧会、読者の皆さんも是非、佐賀を知り誇りを感じるこの素晴らしいイベントに参加してくださいね。来月からいよいよSAGARICHモデルと各会場を詳しくリポートいたします。1回目は「幕末維新館」。最新映像技術で見る佐賀の歴史、さらに、エンタテクノロジーを体感できるんです。どうぞお楽しみに!
2018年3月17日 - 2019年1月14日
開催中!
名称

肥前さが幕末維新博覧会

平日お問合せ

肥前さが幕末維新博推進協議会

0952-25-7504

8時30分~17時15分

E-mail: sagaishinhaku@pref.saga.lg.jp

土日祝は運営本部

tel:0952370181

E-mail: ishin-unei@sagaad.jp

入場券に関するお問い合わせ

入場券販売管理本部チケット管理センター

0952-29-3671

9時30分~17時 

3/17~は18時まで

E-mail:saga-ishinhaku-tkt@kys.jtb.jp

関連各会場

http://www.pref.saga.lg.jp/kiji00360841/