「大人のお楽しみ」がコンセプト。社長のモットーはお客様への「恩返し」。言うだけあって、至る所にそんな気持ちが詰め込まれている。


こんにちは~と敷居を跨いだのは、MAKI&MOMOKO。シックな色合いにタングステンの明かりが来訪客を温かく迎え入れてくれる。玄関口の靴入れは数えるほどしかない。それもそのはず、御当館 では1日最大10組のお客様しか予約を受け付けていない。つまり、最小限のお客様だけに極上のおもてなしを施すことに、全力を注いでいるからなのだ。
とっても優しい女将さん・小池華代子さん
柔らかな笑顔でお客様を送迎するのは、旅館の顔である女将さんの最大のお仕事。現社長のお母さまで、長い間、活躍しておられる。この女将さんに迎えられると、なんだか友達の家に遊びに来たような感覚になってしまい、肩ひじ張らずに笑顔になれるから不思議だ。

玄関脇には郷土土産などがあり、旅の思い出にひと花添える。

ロビーはアットホームにくつろげる感じ。
チェックインカウンター。わかりやすく何も不安を感じる心配はない。

くつろぎの時間、足湯から。
美しい庭園を見ながら、まずは心身をほぐそう。


歌人・斎藤茂吉ゆかりの由緒ある日本庭園は、この旅館の最大の見所でもある。池には錦鯉、そして整えられた季節折々の樹木や石碑など、歴史を感じる作りになっている。そんな中、足湯に浸りながら旅の疲れでこわばった体と神経を解きほぐし、ゆったりとくつろぎの時間を始めよう。


客室:貴賓室「亀」
スタイリッシュでモダンな和洋室


皇室・高円宮様もご宿泊になった、当館唯一、庭園・嘉瀬川・山景などの全てが望める最高グレードで、展望内風呂付き。欄間や床の間などの細工にも社長のこだわりが随所に施されている素晴らしい仕上げが際立つ。

最大4名まで宿泊可能。ベッドは2名様使用。3名様からお布団をご用意しております。


明るく広く贅沢を味わえる高貴な雰囲気。

社長自ら施した床の間の掛け軸張り丸ガラス。その感性が随所に光る。

檜を使った内湯はテラスにあるので外気を直接感じられる。川のせせらぎや鳥の鳴き声を楽しみながら極上のお風呂タイムはきっと、たまらないだろう。

くつろぎのリビングスペース。社長が立っている窪みのスペースはもともと布団押入れで、ここを改装し部屋を広く使えるようにしたのも彼のアイディアだ。建築家やデザイナーではない社長は、俺流のサービスで旅館全体のオシャレ感をますます高めようと、すでに次の一手すら構築し始めている。ますます目が離せない。

客室:七十 古希
庭側クレイン プレミアム黒
景観がよく、若いご夫婦やカップルにおすすめのモダンな和洋室。


プレミアム黒・白・赤という 3室あるうちの 1室。 3室とも間取りはほぼ同じだが、カラーが違うだけで雰囲気がガラッと変わる。「次は白に泊まってみよう」とリピーターも多い人気のお部屋。

庭を見下ろすような眺めで、解放感と爽快感を味わえる。ただ、窓に柵がないため中学生以上しか宿泊出来ない、安全を配慮している。
若者や外国人に凄く人気のある雰囲気を楽しめる空間で、とてもおしゃれな感じ。このソファーがなんとも気持ちいい。

※宿泊は中学生以上。最大5名様まで宿泊可能。ベッドは2名様使用。3名様からお布団をご用意しております。

お食事処

今回、モデルたちが食事をさせて頂いたのは庭に面した「うめ」という半個室。美しい景色と共に食事を楽しみ贅沢なひと時を堪能した。


優しいダシに、ちょっと重い料理。それが、きっと丁度いい。



献立には30種以上の食材を厳選し、「美・健康」を意識した料理構成となっている。小池社長の父である 2代目が料理長。そして、料理人みなが栄養士の資格を持つというから驚きだ。それだけお客様の栄養のバランスにも熟慮している。必然的に、つけダレ・酢味噌・ポン酢などタレ類はすべて手作りというこだわりぶりで、ポン酢は 6種の調味料を使い寝かせており、つけダレは 11種の調味料を使っている。メイン料理は大きく大皿に盛りつけられている。小池社長も料理人の経験があり、この料理の出し方にもこだわっている。それは、ここでの旅の思い出にしっかりと刻んでもらいたいという社長の気持ちからだ。部屋で食事をするとテレビなどの影響で世俗的な日常の一部のようになってしまうかもしれない。だから、できる限り非日常を味わってほしい。庭園を眺めながらゆっくり会話を弾ませて“思い出のよみがえり”のきっかけにしてほしい、小池社長はそう胸の内を語ってくれた。

御夕食のご紹介


『佐賀牛満喫プラン』
※季節によって一部献立は異なります。写真は一例としてご理解下さいませ。


前菜3種/鯉のあらい ( ※希望があればお刺身に変更可)

茶碗蒸し/鮎の塩焼き
小鉢・ブリ大根

佐賀牛の石焼

佐賀牛のしゃぶしゃぶ

鶴が見つけた秘湯
「若肌のよみがえり」
肌にじんわりしみ込んでくるようで、美肌と長寿の風呂とも呼ばれている。


古湯温泉の歴史は古く、その歴史はなんと 2千年以上。
2200年前に秦の始皇帝の命で、日本に不老長寿の薬を探しに来た徐福が発見したとされており、その伝説にある不老不死の泉は、ここ古湯温泉と言われている。
古湯温泉の 4つの源泉のうちの 1つが鶴霊泉。
名前の伝来としての逸話がある。怪我をした鶴が岩の間で足を浸しており、数日後に傷が癒えて飛び去っていった。不思議に思った村人があたりを掘ったところ、温泉が湧きだした。その源泉こそが鶴霊泉であり、旅館の名前の由来にもなっている。

天然砂湯


足元の岩盤から源泉が湧き出る『足元湧出泉』があるのは、九州ではここだけ。全国的にみても 1%以下と言われており、温泉遺産にも認定されている珍しい温泉。
水底である岩盤の上に砂が敷き詰められているのは、足を怪我しないため。足元から源泉が湧き出る、貴重で贅沢な温泉。

泉質>アルカリ性単純性イオン
水質>36℃~37℃のぬるめのお湯/柔らかく、ぬるぬるとした肌触り
効能>慢性リウマチ、神経痛、神経炎、骨及び関節等運動器障害、外傷性障害後の治療、疲労回復


鶴の恩返し よみがえりの宿 鶴霊泉
3代目社長 小池 典洋さん


「大変だからこそ、楽しくやらないと!」
創業54年の老舗旅館。3年前に小池さんに代表が変わり、旅館の名前を『鶴の恩返し よみがえりの宿 鶴霊泉』に変えただけでなく、旅館全体の雰囲気がスタイリッシュでオシャレさに満ち溢れている。大人の隠れ家的魅力が備わった旅館である。小池社長は、旅館の名前の通り、お客様に恩返しが出来る空間作りを目指し、日夜、様々なアイディアを模索している。当館で過ごした思い出がしっかりと印象付けられような宿にしたいと語ってくれた。かつ、若い人をどんどん取り込んでいきたい、男性が女性を誘いやすい宿にしたい、という理想もお持ちだ。当館、客室は全10ルームだけ。客室数を増やさないのは、徹底的に行き届いたサービスを提供したいからだという。しかし一方では、お客様とはホテル以上、旅館未満の距離感を大切にしているともいう。凄い割り切り方だと思うし、プロフェッショナルだ。社長の何事にも前向きなエナジーは、きっとお客様にも伝播していることだろう。是非あやかりに、泊まりに行くとする。


最後迄お読み下さった1名様に抽選で、この素晴らしい「鶴の恩返し よみがえりの宿 鶴霊泉」様より、1泊2食付ペア宿泊券をプレゼント!


 ご紹介いたしました素晴らしい温泉旅館をご案内下さった「鶴の恩返し よみがえりの宿 鶴霊泉」様から抽選でお1人様へ、1泊2食付ペア宿泊券を頂きました。ぜひぜひご応募いただき、大満足のくつろぎのひと時をお楽しみください。なお、ご利用にあたりましては各社様でそれぞれ設定された条件等がございますので全てご希望には添えかねる場合がございますことを、予めご了承いただいた上でご応募をお願いいたします。
ご応募はフォームに必要事項をご記入の上、ご送信ください。締め切りは平成29年3月24日深夜0時までとさせていただきます。ご当選者の発表は、編集部より直接のご案内をもって代えさせて頂きます。皆様からのたくさんのご応募お待ちしております。
応募フォームへは、下記ボタンをクリックしフォームのサイトへお進みください。

 
 
名称

鶴の恩返し よみがえりの宿 鶴霊泉

住所

佐賀市富士町大字古湯875番地

TEL

0952-58-2021

チェックIN/OUT

15:00/翌10:00

立ち寄り湯

11:00~14:00 (最終受付)

※上記以外の時間はお問い合わせください

HP

http://kakureisen.com

アクセス

佐賀大和ICから車で約20分。

国道323号線を唐津・富士町方面へ